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サムヤンAF 18mm F2.8 FEは高解像センサー向けでは無いが小型軽量で使いやすい広角レンズ【海外の評価】

Mobile01がサムヤンのフルサイズ対応ミラーレス用交換レンズ「AF 18mm F2.8 FE」のレビューを掲載しています。高画素センサーでは開放の解像性能が苦しそうですが、特に目立った欠点は無さそうな広角レンズですね。

  • 同梱品は以下の通りだ。
    ・フロントキャップ
    ・リアキャップ
    ・レンズフード
  • レンズ本体の主な素材はプラスチック製である。わずか145gと軽く、AF14mm F2.8 FE/RFの約1/3である。全長もわずか60.5mmと短く、ミラーレスらしいレンズである。
  • オートフォーカスはリニアなステッピングモーター駆動を採用しており、フォーカスは高速かつ静かである。
  • マニュアルフォーカスリングはDMFに対応している。
  • 製造国は韓国だ。
  • 絞り羽根は7枚で構成され、F2.8~F22として動作する。
  • α7R IIIと組み合わせた際の重量は802gだ。軽量で片手でも持ちやすい。
  • 低価格・小さなレンズと言うこともあり、シャープネスは妥協点が存在する。
    ・中央はF2.8だとソフトだが、F5.6まで絞るとシャープになる。風景撮影の場合はF8まで絞ると良いだろう。F8-F11で最適となり、F16から徐々にパフォーマンスが低下する。
    ・F2.8の画質よりF22まで絞った時の画質が良好だ。
  • レンズ補正をオフにすると歪曲収差が目立つ。
  • 色収差補正は期待以上のパフォーマンスを発揮した。中央は絞り開放から無視できる程度まで抑えられ、四隅もわずかでF5.6まで絞れば解消する。
  • コーティングの効果は完璧ではなく、絞るにつれゴーストとフレアの問題が顕著となる。
  • 周辺減光は絞り開放で目に付くが、F4まで絞ると改善する。
  • F8以上に絞ることで14本の素敵な光条が発生する。

超広角レンズながら小型軽量で携帯性に優れている。価格を考慮すると描写性能について大きく非難すべき点は無い。解像性能は4200万画素のα7R IIIだと厳しいので、2400万画素のα7 IIIがより適していると思う。

FE対応の広角レンズはそのほとんどがズームレンズであり価格も高い。このように小型軽量で手ごろな価格の広角単焦点レンズは存在価値を持つはずだ。今から超広角レンズを探すならおススメの一本だ。

Mobile01:Samyang AF 18mm F2.8 FE 超廣角評測|輕巧鏡身 親民價格!

とのこと。

作例を確認してみると、絞り開放は確かに少しソフトな描写となっているように見えます。とは言え、極端に粗い描写では無いので解像感に差し障りが無いのであれば十分使えそうな画質にも見えます。

歪曲収差はサムヤンらしい陣笠状の樽型歪曲ですが、14mm F2.8と比べるとだいぶマシに見えます。直線的な被写体を撮影しない限りはレンズ補正も必要なさそうです。

光学的な注意点があるとすれば逆光耐性でしょうか?風景で多用すると思われるF8~F16付近でゴーストやフレアの影響を受けやすくなっているので逆光時は特に気を付ける必要がありそうです。

価格は国内で45,000前後。広角レンズとしてはかなり安い部類のレンズですが、タムロンがさらに安い「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F050」を投入してきたので悩ましいところ(画角は2mm分狭いですが)。

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