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AF-S 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VRはほぼ文句ナシのクオリティ【海外の評価】

PhotographyBlogがニコンの交換レンズ「AF-S NIKKOR 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VR」のレビューを掲載しています。

  • なんと3.5Kgもあり、このクラスのレンズとしては最も重いレンズの一つである。間違いなく頑丈な三脚や一脚が必要となってくるだろう。D850と組み合わせても大きなレンズだ。
  • 他のプログレードな望遠レンズと同等の非常に優れたビルドクオリティだ。防塵防滴仕様のマグネシウム合金外装である。
  • オートフォーカスは非常に高速で正確だ。さらにフォーカスリミッターで合焦までの時間を短縮することが可能だ。
  • フォーカスリングは幅広く至近距離から無限遠までの回転角が大きいため正確なMF操作ができる。
  • インナーズーム機構のためズーミングによる鏡筒の長さに変化は無い。従来のレンズと異なりズームリングとフォーカスリングの位置が逆となっている点には注意が必要だ。慣れるまで少し時間が必要だろう。
  • 三脚座は取り外し可能だ。
  • 手前にはドロップインフィルターと×1.4テレコン切替スイッチがある。テレコンは内蔵されているため完璧な防塵防滴を維持できる。
  • 色収差は極めて良好に補正されている。
  • 180mm F4では周辺減光が僅かに目に付き、望遠側ではより顕著となる。
  • ボケの評価は個人差があると思うが、我々の見解としては非常に良好だ。
  • シャープネス
    180mm:中央はF4で非常に良好、F8で際立った水準となる。端はF4で僅かに甘いが、F5.6まで絞るとシャープになる。F8まで絞ればピークのパフォーマンスだ。
    300mm:中央はF4で非常に良好、F8で際立った水準となる。端はF4で僅かに甘いが、F5.6まで絞るとシャープになる。F8まで絞ればピークのパフォーマンスだ。
    400mm:中央はF4で非常に良好、F8で際立った水準となる。端はF4で僅かに甘いが、F5.6まで絞るとシャープになる。F8まで絞ればピークのパフォーマンスだ。
    560mm:中央はF5.6で良好、F11でピークのパフォーマンスとなる。端は中央ほどシャープでは無く、F11でピークのパフォーマンスとなる。

単焦点レンズに匹敵するビルドクオリティと内蔵テレコンを備え、軽度の周辺減光とレンズサイズ・重量を除けば文句ナシだ。画質はズームレンジ全域・絞り値全域で非常に優れた中央シャープネスとなる。

また、×1.4テレコン使用時でも大部分の焦点距離で角までシャープだ。色収差はこれまで見てきたレンズの中でも最も良好に補正されている。そしてボケは滑らかで魅力的だ。そして手ぶれ補正とオートフォーカスは機能的である。

非常に高価なレンズだが、プロフェッショナルならこのレンズの長所のほうが優っているはずだ。

とのこと。

PhotographyBlog恒例の実写テストはこのような超望遠レンズのチェックに最適とは言い難い(ほぼ最短撮影距離のような状態で撮影している)ので、別途用意している実写作例で確認するのがおススメ。作例を確認すると、Lentipが指摘していたようにテレコン使用時の画質低下が目に付くような気もしますが、PhotographyBlogは全体的に高く評価しているようです。

非常に重く大きなレンズですが、ニコンFマウントとして唯一のテレコン内蔵超望遠ズームなので必要な人にとってはベストバイとなりそうですね。

参考

AF-S NIKKOR 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VRのレビュー・作例を集めるページはこちら

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