ePHOTOzineがカールツアイス「Batis 2/40 CF」のレビューを掲載しています。
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- ビルドクオリティは高い水準で防塵防滴仕様となっている。
- 361gとそれほど重くは無いが40mmの焦点距離としては比較的大きい。多くの40mmはAF対応パンケーキレンズだ。
- イメージサークルは直径43.3mmと大きなエリアをカバーしているため、レンズサイズが大きくなってしまったのかもしれない。これは間違いなく四隅の画質や周辺減光にいい影響を及ぼすはずだ。
- フォーカスリミッターは「FULL」「∞-0.4m」「0.5-0.24m」を選択可能だ。0.24m、1:3:3の撮影倍率は賞賛すべきパフォーマンスである。
- オートフォーカスは実質無音に正確な精度で完璧に動作する。フォーカスリミッター必要性は感じなかった。
- イメージサークルの直径から推測できるように、中央と隅のパフォーマンスは非常に似ている。どちらもF2-F11までシャープネスはexcellentとなり、F16-F22までvery goodだ。F22でさえ完璧に実用できるものであり、画質を損なうことなく被写界深度を広げることが可能だ。(α7 III)
- 色収差は中央でも端でもゼロに近い。たとえコントラストが厳しい状況でも確認できない。
- 歪曲はー0.13%の樽型だ。実質ゼロ歪曲である。
- ボケはとても心地よい滑らかなものだ。
- レンズコーティングは効果的にフレアは発生しない。
- 部分的に周辺減光が発生し、F2ではー1.5EVの減光がある。これはF2.8で-1.3EVまで減少し、その後は絞り値全域で-1EVだ。
エレガントなデザインでクオリティが高く欠点が無い。シャープだがそれだけが取りえのレンズでは無く、カリカリでクリアだがそれでいて叙情的な輝きを持っている。時に中毒性のある描写を持つ描写だ。
よってZeiss Batis 40mm F2 CFの価格設定は妥当であり、「エディターズチョイス」に相応しい極上のレンズである。
長所:優れたシャープネス・僅かな色収差・フレアが無い・歪曲が見当たらない・穏やかな周辺減光・心地よいボケ・高速で静かなAF・個性的・多目的な焦点距離
短所:サイズ
とのこと。
イメージサークルが大きく均一的な画質と言うだけでなくとても魅力的な描写に仕上がっているようですね。ePHOTOzineの高評価は珍しくありませんが、ここまでべた褒めするレンズはそうない様に感じます。
作例を確認すると絞り開放でも玉ボケが少し角ばっているのが気になりますが、その他要素はとても滑らかな描写。
Batis 2/40 CFのレビュー作例を集めているページはコチラ
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