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キヤノンEOS Rは画質とレンズは良いのだが新機構の操作性には満足していない【海外の評価】

PhotographyBlogがキヤノンのフルサイズミラーレス「EOS R」についてレビューを掲載しています。

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MODEボタンとM-Fnバーの使い勝手が…

  • 24-105mmや35mmのRFレンズは一眼レフ用とほぼ同じサイズだが、50mmや28-70mmは遥かに大きい。従来のミラーレスは小型軽量に焦点が置かれていたが、キヤノンはサイズを犠牲として究極の画質を実現しようとしている。
  • EFレンズアダプターは4種類ラインアップされており、選択肢が用意されているのは良いことだ。(多くの人は最も安いレンズを選ぶと考えているが)
  • カメラのサイズはEOS 6D Mark IIのようなミドルレンジの一眼レフカメラと同程度だ。しかし、RF50mm F1.2やRF28-70mmと組み合わせると一眼レフよりも大きなシステムとなる。
  • α7 IIIよりも遥かに大きくつかみやすいグリップを備えている。
  • 電源オフ時にシャッター幕が閉まりセンサーへの埃付着を低減するアイディアはうまい考えだ。
  • 残念なことにボディ内手振れ補正は搭載されていない。
  • バリアングルとマイク端子の組み合わせはVloggerにとって夢のような組み合わせだが、残念なことに4K動画は1.7倍のクロップが発生する。このため広角での撮影は難しく、RFレンズ以外で対応することとなるだろう。
  • ありがたいことに4K動画撮影時もデュアルピクセルCMOS AFが動作する。そして4:2:0 8bitの内部記録と4:2:2 10bit C-logの外部出力に対応している。
  • 120fpsを利用する場合は720pまでクオリティを落とさなければならない。
  • バッテリーの充電時間は充電器を使う場合と同じくらい短い。
  • モードダイヤルは満足いくものではなかった。改良を続けた従来式のダイヤルではなく、MODEボタンを押してからダイヤル操作で変更する。動画撮影をする場合にはMODEボタンを押してからINFOボタンを押して移行する。撮影モードの切り替えを多用する場合は特にカメラ操作が煩雑に感じるかもしれない。
  • 同じようにM-Fnバーは謎に満ちた操作部材だ。様々な機能をカスタマイズ登録することが可能だが、代償としてAFジョイスティックやAFLボタンが存在しない。このためライバルモデルよりもAFポイントの設定がずっと困難なものとなっている。タッチパッドかタッチAFで操作可能だが、どちらもAFジョイスティックの代わりとなるほどの操作性ではない。
  • タッチパッドAFは操作領域を切り替えることができ、鼻が接触することによる誤作動を防ぐことが出来る。
  • 5655ポジションと-6EV(RF50mm F1.2使用時)の低照度性能は素晴らしいパフォーマンスだ。しかし、瞳検出機能は低照度での検出精度が低く、ワンショットAF時のみ動作する。ソニーの瞳AFを使用したことがあるのであればキヤノンの実装形態にはがっかりするだろう。ファームウェアアップデートで改善することを期待している。
  • ワンショットAFで8コマ秒連写、サーボAFで5コマ秒連写まで低下する。そして追従優先モードを使用すると3コマ秒まで低下する不思議な仕様だ。バッファは十分だがスポーツ撮影には向いていない。
  • 通信機能はWiFiとBluetoothを備えている。
  • ISO50-6400でノイズフリーのJPEG画質だ。ISO 12800でノイズが出始め、25600や51200でかなりの量のノイズが発生するが小規模プリントならまだ実用的だ。ISO102400はおススメできない。

EFレンズを多く保有している場合、EOS Rは大きな一歩となるミラーレスカメラであり、同社一眼レフと同様に高画質だ。しかし、それ以外の場合はより安価なα7 IIIやNikon Z 6はより良い選択肢となる。

特にAFジョイスティック、シングルメディアスロット、M-Fnバー、4Kクロップ、MODEダイヤルが無いことが欠点となる。

一方でRFレンズは本当に輝いている。特にRF50mm F1.2とRF28-70mm F2だ。これらは大きいかもしれないが、ライバル、そして一眼レフよりも明るいレンズである。

Nikon Z 7やSony α7 IIIほどでは無いが、現キヤノンユーザーや新規購入者を満足させ、セミプロのソニー流出を防ぐには十分良好だ。

とのこと。

評価点は総合4・デザイン4・機能性4・操作性3.5・画質4.5・価格4となっており、操作性が足をひぱっているようです。

現段階でプリプロダクションモデルを使ったレビューだと思われるので製品版でどれだけ改善しているのか気になるところ。画質とレンズの評価は高いので、製品版ではEOS Rの操作性が良くなっていることを期待したいですね。

私の手元にも10月25日にEOS Rが到着する予定ですがさてはて。

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