Richard WongがパナソニックのLUMIX Sシリーズ用テレコンバージョンレンズ「×1.4・×2.0」のレビューを掲載しています。
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画質低下が極僅かなテレコンバージョンレンズ
- 2つのテレコンバージョンレンズは金属製で非常にしっかりとした作りだ。全ての電子制御・オートフォーカス・手ぶれ補正・EXIF情報はマスターレンズと同様に機能する。
- レンズは大きく突出しているため、大部分の既存Lマウントレンズとは互換性が無い。現状で動作するのはLUMIX S PRO 70-200mm F4 OISのみだ。しかし、今後のロードマップではLUMIX S 70-200mm F2.8が登場予定である。さらに2020年には超望遠レンズを発売するはずだ。
- テレコンバージョンレンズ装着時は僅かにアソビがあるものの、全体的にバランスは取れている。
- LUMIX S PRO 70-200mm F4は4700万画素のS1Rに装着しても絞り開放から非常にシャープな画質だ。×1.4テレコンを装着しても画質に目立った違いは見られない。
- ×2.0テレコンではいくらか画質低下が見られる。絞り開放F8の四隅はマスターレンズや×1.4装着時と比べてややソフトである。違いは顕著でないものの、S1Rで撮影したイメージを等倍で確認すると目立つ。
- ハイレゾモードで撮影してもマスターレンズと×1.4の画質はとても似ている。しかし、×2.0テレコン使用時はハイレゾモードの恩恵が少なく、通常時と同程度の画質だ。
- ×1.4・×2.0どちらのテレコンを装着しても、レンズフレアが僅かに増加する傾向がある。違いは少なく顕著ではないので実写でどうなるかは分からない。
- 明るい晴れた環境ではテレコン装着時でもオートフォーカス性能に違いはほとんど見られない。非常に高速で正確だ。しかし、暗所では×1.4が少し遅くなり、×2.0では大きな違いが出てくる。
どちらのテレコンバージョンレンズも非常にハイクオリティで一級品の画質と作りだ。多くの人にとって画質やオートフォーカスに影響は無いが、×1.4が良い選択肢となるはずだ。
とのこと。
「LUMIX S PRO 70-200mm/F4.0」がハイパフォーマンスと言うこともあるのでしょうが、テレコンバージョンレンズもなかなか良好なようですね。作例を確認する限りではかなり期待できそうです。プリプロダクションモデルと言うこともあってか、オートフォーカスに関する参考動画は無い模様。ただし、かなり良好に動作する模様。
プレスリリースでは今年7月に登場予定。499・599ドルと安くないテレコンですが悪く無い選択肢のようです。
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