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キヤノン RF50mm F1.2L USM 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「RF50mm F1.2L USM」の情報を収集しています。

更新履歴

レンズデータ

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

画角(水平・垂直・対角線) 40° ・ 27° ・ 46°
レンズ構成 9群15枚
絞り羽根枚数 10枚(円形絞り)
最小絞り 16
最短撮影距離 0.39m
最大撮影倍率 0.18倍
フィルター径 77mm
最大径×長さ φ89.8×108mm
質量 950g

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

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    海外の評価

    Admiring Light

    Admiring Light:Review: Canon RF 50mm f/1.2L USM

    • レンズの紹介
      ・2018年にEOS Rシステムを発表したときに登場した最初のRFレンズ4本のうちの一つだ。
      ・手ごろな価格の50mm F1.8や汎用性の高い50mm F1.4ではなく、ハイエンドの50mm F1.2を真っ先に投入している。
    • ビルドクオリティ
      ・他のRFレンズと同じく、金属製のレンズマウントにポリカーボネイト製の外装だで頑丈な作りと感じる。
      ・全長はズームレンジ全域で一定だが、真のインナーズーム機構ではない。内筒が外装の内側で前後する仕組みとなっている。無限遠側で内筒はカメラ側へ移動しているのが分かる。
      ・プラスチック製の花形レンズフードが付属する。
    • 携帯性
      ・キヤノンが過去30年間作ってきた50mmレンズよりもかなり大きく、重い。
      ・過去の50mm F1.0と比べると僅かに軽い。
      ・非常に密度が高く、重くて分厚いレンズである。
      ・シグマ50mm F1.4 DG HSMよりも少し長く、ソニー50mm F1.4 ZAと同じくらいの長さだ。しかし、どちらよりも少し重い。
      ・ニコンZの50mm F1.2はさらに巨大だ。
      ・大きなレンズだが、EOS R6やエクステンショングリップ装着時のEOS RPでもバランスは取れる。
    • 操作性
      ・記載なし。
    • オートフォーカス
      ・EFレンズでお馴染みのリングタイプUSMを使用する。
      ・レンズが大きいので移動速度は中程度だ。
      ・駆動音はとても静かである。
      ・フォーカス駆動時は軽度の反動があり、レンズの大きさを感じる。
      ・瞳AFは正常に機能する。
    • マニュアルフォーカス
      ・記載なし。
    • 手ぶれ補正
      ・光学手ぶれ補正は無いが、EOS R6のボディ内手ぶれ補正で最大8段分の補正効果を得ることが可能だ。実写では5段分くらいの補正効果が得られる。
    • 解像性能
      ・以前のF1.2Lは絞り開放で解像性能とコントラストが低下していた。しかし、このレンズは絞り開放からとてもシャープな描写である。
      ・F1.2からフレームの90%で際立ったシャープネスだ。端や四隅で少しソフトとなるが、それでも非常に良好である。
      ・F2.8F4まで絞ると、フレーム全体で優れたシャープネスを得ることが可能だ。
      ・最短撮影距離付近でもシャープネスの低下がほとんど無いことには驚いた。大口径の50mmでピント距離全域で高い光学性能を維持しているレンズはこれまで見たことが無い。
    • 像面湾曲
      ・記載なし。
    • ボケ・色
      ・大部分の状況でクリーミーで美しく柔らかいボケである。
      ・玉ボケには非球面レンズの影響が見られるので注意が必要だ。
      ・大口径レンズらしく、四隅に向かって口径食の影響がある。
      ・10枚羽根を絞ると、わずかに角ばるが、口径食はF2.8付近で改善する。
      ・玉ボケが完璧ではないが、全体的に見るとゴージャスなボケ味である。
      ・絞り開放から優れたコントラストである。
      ・色は豊かで鮮やかだ。
    • 色収差
      ・色収差補正は本当に優れている。
      ・倍率色収差は存在せず、軸上色収差の補正状態も非常に良好だ。
      ・残存する軸上色収差も少し絞れば解消する。
      ・F1.2レンズとしては素晴らしいパフォーマンスだ。
    • 球面収差
      ・記載なし。
    • 歪曲収差
      ・光学的に歪曲収差は補正されている。これ以上を求めるのは難しい。
    • 周辺減光
      ・大口径レンズらしく周辺減光は目立つ。デジタル補正で改善するが、ノイズ増加には気を付けたい。
      ・F2.8まで絞ると改善する。
    • コマ収差
      ・記載なし。
    • 逆光耐性
      ・テスト時は曇天のため逆光をテストすることが出来なかった。
      ・人工灯でチェックする限りでは目立つ逆光耐性の問題は見られない。
    • 作例集

    総評

    並外れた光学性能のレンズだ。F1.2から非常にシャープで美しいボケ描写であり、ポートレートやイベントでの撮影に最適だ。一貫して心地よく、パンチのあるイメージを写すことができ、使って楽しくなるレンズである。高価な価格設定が魅力を低下させてしまうかもしれないが、フォトグラファーには定番のレンズとなるだろう。

    大きく重く、そして2,299ドルと非常に高価だが、これまで出会った中で最高の標準単焦点でもある。本当に素晴らしいレンズだ。

    長所:頑丈なビルドクオリティ・優れた操作性・非常に正確なAF・並外れたシャープネス・美しいボケ・優れた色収差補正・歪曲が無い・優れた色とコントラスト

    短所:非常に高価・大きく重い・目立つ周辺減光

    Dustin Abbott

    高価だが納得の光学性能

    • EF50mm F1.2Lと比べて重量が64%増加している。全長も65%長い。そして非常に高価である。
    • ソニー「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」やシグマ「50mm F1.4 DG HSM」よりも大きい。
    • これ以上に高価な50mmレンズはツアイス「Otus 1.4/55」くらいだろう。RF50Lが防塵防滴・より明るい「F1.2」を備えつつ、ツアイスより1300ドル安いと考えると面白い選択肢だ。
    • レンズマウントには分厚いガスケットが施されている。キヤノンによれば、防塵防滴仕様のみならず、振動衝撃耐性も備えているとのことだ。確かにプロ仕様のレンズである。
    • 前群繰り出し式フォーカス機構だが、内筒は外装内部でフォーカス移動が完結する。実質的にレンズ全長は変化しない。
    • コントロールリングは有償サービスでデクリック仕様にすることも可能だ。
    • 幅広のフォーカスリングは抵抗量が非常に小さい。個人的にはもう少し抵抗量が大きいと良かった。操作に遅延は見られない。
    • 50mm単焦点レンズとしては珍しくフォーカスリミッターを備えている。
    • 外装は艶消しされたポリカーボネートだ。
    • 10枚羽根の絞りは小絞りでも良好な形状を維持している。
    • このレンズはRFレンズに多い「ナノUSM」では無くリングタイプのUSMを使用している。F1.2のように大きく重いレンズを動かすにはリングUSMが必要なのかもしれない。
    • オートフォーカスは電光石火と言えないものの、高速である。フォーカスリミッターを使用すると合焦速度を大きく改善する可能性がある。EOS Rとの組み合わせで瞳AFは完璧に動作する。
    • 低照度でも驚くほどのスピードで合焦する。
    • 歪曲収差は存在しないが、かなりの量の周辺減光が発生している。しかし、このような大口径レンズとしては驚くことでは無い。
    • 絞り開放から中央領域は非常に高水準の解像性能とコントラストだ。フレーム隅に向かって緩やかに低下する。さまざまなピント距離で非常にシャープな描写だ。
    • 軸上色収差は極端なシチュエーションでのみ目に付く。しかし、ツアイスのように完璧に補正してしまうともう少しコントラストが強いボケとなる可能性がある。
    • ソニーFE50mm F1.4と比べると、比較して僅かに高い解像性能とコントラストを発揮した。F2まで絞るとソニーが中央領域で追い上げてくるものの、キヤノンは四隅がさらにシャープとなる。
    • F2.8まで絞ればフレーム全域で完璧な解像性能だ。本当に見事である。このレンズと組み合わせることができる超高画素機を使いたいものだ。
    • 逆光耐性はとても良好だ。開放では僅かな光のヴェールが写りこむものの、絞るとゴーストが明らかとなる。
    • ボケの評価には個人差があると思うが、このレンズのボケについて非難する人はいないだろう。美しい描写のみならず、適度なピント距離でも本当に見事な描写となる。前ボケ・後ボケどちらも素晴らしい。

    一部の人にとって、ミラーレス用の標準単焦点としては非常に大きく、高価なレンズと感じることだろう。しかし、このレンズのパフォーマンスは否定できない。解像性能・コントラスト・ボケはただただ素晴らしい。F1.2でも非常にディテールが豊富な描写である。

    予算に問題が無いのであれば、検討する価値があるレンズだ。

    長所:際立ったビルドクオリティ・進化している防塵防滴・素晴らしい光学性能・フレーム全域で優れた解像性能・良好なコントラスト・素敵なボケ・どのピント位置でも正確なフォーカス性能・良好な逆光耐性と収差補正

    短所:極めて高価・大きい・重い

    Dustin Abbott:Canon RF 50mm F1.2L Review

    DxOMark

    EF版から色収差補正が大きく改善

    ボディ 総合 解像 歪曲 減光 透過 色収差
    RF50mm F1.2L EOS R 38 22 0.2 -2.2 1.5 3
    50mm F1.4 DG Z7 44 40 0.1 -1.6 1.8 6
    Z 50mm F1.8 S Z 7 44 37 0.2 -1.6 1.9 2
    FE50mm F2.8 a7R II 41 37 0.2 -1.9 2.8 9
    Milvus 1.4/50 5Ds R 39 29 0.3 -2.0 1.7 7
    50mm F1.4 EX DG 5Ds R 35 19 0.4 -1.6 1.6 13
    EF50mm F1.8 STM 5Ds R 35 29 0.5 -3.0 1.9 4
    EF50mm F1.2L 5Ds R 35 21 0.4 -2.4 1.5 20
    • サブスコアが示しているように、色収差補正はとても良好で、透過率や歪曲補正もかなり良い。ただし、異常に大きい最大口径により、F1.4やF1.8と比べてシャープネスが低下し、さらに周辺減光も見られる。
    • キヤノンRFマウントは新しいレンズシステムであり、現在互換性のある競合レンズは限られてくる。これらと比較した時、RF50mm F1.2Lはツアイス・ニコン・シグマ・ソニーの古い50mm F1.8/F1.4を凌駕しているものの、新しい、例えばシグマ50mm F1.4 DG HSM Artには及ばない。ボディをEOS 5D Mark IV(EOS Rと同等のセンサーを使用)にしてシグマ50Artを測定してもシャープネスはシグマのほうが良好だ。
    • EF50mm F1.2Lと比べて大きな改善点は色収差補正だ。そして周辺減光・歪曲・シャープネスは少し改善している。
    • 面白いことに、RF50mm F1.2LのベストパフォーマンスはF2まで絞った時だ。開放がピークとなるEF50mm F1.2Lとは異なる。
    • SIGMA 50mm F1.4 ArtとEF50mm F1.2Lを比較対象にして…
      シャープネスはシグマがベストだが、RF50mm F1.2Lも絞り開放からフレーム全域で均質なシャープネスを発揮する素晴らしい性能だ。EF50mm F1.2Lは5Ds R・5D Mark IVどちらのカメラにマウントしてもRF50mm F1.2Lほどではない。
      ・どのレンズも非点収差は良好に補正しているが、なかでもRF50mm F1.2Lが優れている。
      ・色収差補正はRF50mm F1.2LがEF50mm F1.2Lより遥かに良好だ。シグマは良好な補正だがRF50mmに匹敵するものでは無い。
      ・歪曲収差は0.2%で直線的な被写体を撮影しても目立たないはずだ。EF50mm F1.2Lは0.4%なのでフレーム隅のほうで目立つかもしれない。
      ・周辺減光はEF50mm F1.2Lと比べて優れているがシグマと比べると2/3段暗い。また、EF50mm F1.2Lのように急速な減光では無く、シグマのように安定した減光効果だ。

    「画質」で言うと最適なレンズはシグマ50mm F1.4 DG HSM Artとなるが1/3段明るく、EF50mm F1.2LのステップアップとしてRF50mm F1.2L USMは堅実な選択肢となる。今年後半に登場予定のNIKKOR Z 58mm F0.95 S Noctとの比較が楽しみだ。

    Optical Limits

    • ビルドクオリティはとても優れている。鏡筒は金属マウントとハイクオリティなプラスチックパーツで構成されている。
    • 防塵防滴だがフォーカシング中に鏡筒内で前玉が前後する。
    • オートフォーカスはとても静かで正確だ。ミラーレスシステムでこれまで見てきた中では最高だ。
    • 歪曲収差には何のデジタル補正もされていない。歪曲はとても小さく(0.2%)何の心配もない。
    • フルサイズ用大口径レンズは周辺減光が大きいものだ。このレンズも例外ではない。F1.2で3EVを超え、当然ながら目に見える。問題と感じる人もいるだとうが、このような効果を好む人もいるだろう。F1.6、F2まで絞ると減光は軽度となる。周辺減光は自動補正で大幅に低下する。
    • 解像度 3000万画素:中央はF1.2から既にセンサーの限界に近いパフォーマンスで絞ったとしてもほぼ同じだ。フレーム端や四隅はやや落ち込むが、それでも古いEF50mm F1.2Lよりは遥かに優れている。周辺部はF1.2の段階で既にとても良好だ。端はF2で優れた水準まで改善し、F4-F5.6では四隅も同水準まで向上する。回折はF11まで見られない。
    • 色収差の平均は0.5ピクセルだ。このクラスの解像性能を持つセンサーとしてはとても良好で邪魔にはならないだろう。
    • ボケは大部分がとても素晴らしい結果だ。玉ボケは滑らかで良好な描写だ。F1.6までは円形を保つが、F2で僅かに角ばる。絞り羽根が10枚であることを考えると角ばるのが早く驚いた。
    • 玉ボケは四隅に向かって猫目状に変形する。
    • 前後のボケは滑らかだ。
    • パープルフリンジは開放で目に見えるがF1.6まで絞ればほとんど解消する。これはとても見事な結果だ。
    • 絞ることによるフォーカスシフトは見られない。

    (免責事項)これはEOS Rを使った最初のレビューだ。そして3000万画素はここ最近では平凡な解像性能である。

    RF50mm F1.2L USMは素晴らしく驚異的なレンズだ。同じく値札にも畏敬の念を寄せている。

    性能はF1.2Lが既に優れており、フレーム周辺部も見事なものだ。中程度の絞り値では全体的に画質が際立っている。倍率色収差は小さく、周辺減光も想定内だ。ボケは際立っていないが、とても良好で滑らかだ。

    レンズの作りに関して実質的な弱点は無い。そしてデュアルピクセルCMOSとリングタイプのUSMで驚くほど高速で高精度である。

    光学性能・鏡筒のクオリティから強くおススメできるレンズである。

    Lensrentals

    • キヤノンらしく、レンズマウントを固定するネジは大きく、長く、数が多いのでしっかりとした印象を受ける。
    • レンズ内部のPCBはとても密集してフレックスコネクタが多数配置されている。そして驚いたことに電線がPCBと繋がっている。
    • 鏡筒の継ぎ目やマウントには良い耐候シールが施されている。
    • リングUSMはEF400mm F2.8L IS IIIにも搭載されている大型モデルだ。このように大きなレンズを素早く動かすためにはこれが必要なのだろう。後群4枚以外は全てフォーカシングでレンズが動く構成だ。
    • フォーカシングでの移動量が多いので、とても正確にピント合わせが出来るはずだ。
    • しっかりとした偏心調整用のネジが配置されているが、動かないようにシリコン接着剤で固定されている。

    RFレンズは新しい光学系と言うだけでなく、新しい電子システム・メカシステムを採用している。これまで使われていなかった新技術を使っているのは明らかであり、開発に多大な投資をしたことが予想できる。

    Lesnumerique

    • RF24-105mmのように小型軽量なレンズでは無い。遥かに大きく重く、EF50mm F1.2L USM以上だ。
    • コントロールリングをデクリック状態にできるのは歓迎されるだろう。
    • マニュアルフォーカス時にファインダーにピント距離が表示される。残念ながら、あまり正確では無い。
    • フォーカスリングが幅広く、使って楽しいものだがRF24-105mmと比べて少し緩い。
    • 80cm?無限遠のAFリミッターを搭載している。
    • 絞り開放では周辺減光と玉ボケの変形が目立つ。
    • 歪曲補正はとても良好で実質ゼロに近い。
    • オートフォーカスはナノUSMの24-105mmと違い、従来式の超音波モーターを使用している。作動音は大きく、動画撮影では音を拾ってしまうだろう。
    • 解像性能は中央と周辺部が素晴らしい均一性を発揮している。既にRF24-105mmで光学性能の良さを実感していたが、特にこのような大口径レンズで実現しているのは貴重な存在だ。もしも5000万画素モデルが登場するとしたら、パフォーマンスは少し制限されるかもしれないが、それでも高い水準を維持しているはずだ。

    強み:コントロールリング・超大口径・高解像・優れた均質性・歪曲が無い

    弱み:手振れ補正無し・目立つ口径食・オートフォーカスが少し騒がしい

    操作性が良く、F1.2のボケと優れた均質性を持つ非常に良好なレンズだ。しかし、完璧なレンズでは無い。重く、煩いオートフォーカス、特に強い周辺減光には注意が必要だ。

    PhotographyBlog

    • 重さ950g、長さ11cmのがっしりとした単焦点レンズだ。これはEF50mm F1.2L USMと同等である。
    • EOS Rとの組み合わせでバランスは取れているが左手で支える必要はあるだろう。
    • ビルドクオリティは抜群だ。大部分はプラスチック製のしっかりとした作りである。
    • フォーカスリングは幅広い。
    • オートフォーカスはとても高速でEOS Rとの組み合わせで0.05秒で被写体へロックする。「-5EV対応」と言われている通り、良光でも低照度でもAFが迷う経験は少なかった。駆動音はほとんど無音だ。
    • 色収差はとてもよく補正されている。テストではほんの僅かしか色収差を見つけることが出来なかった。
    • F16-F22でとても良好な光条が発生するが、ゴーストには注意したい。
    • F1.2で目立つ周辺減光が発生する。これを解消するにはF4まで絞る必要がある。
    • 歪曲はとても良好に補正されている。
    • ボケの評価には個人差があるが、我々には大成功を収めているように見える。
    • シャープネスは中央・隅ともにF1.2でexcellent、F1.4-F11でoutstanding、F16-F22で回折の影響を受ける。

    RF50mm F1.2L USMは信じられないような値札の付いたびっくりするレンズだ。我々がテストした中で過去最高の50mmであり、それと同時に最も巨大で最も高価なレンズである。もし50mm F1.2が本当に好きな人であればこのレンズとなるが、よりカジュアルなユーザーにとってはEF用50mmを使うことをおススメする。

    レンズ口径から期待できるように驚異的な画質だ。隅から隅までシャープ、色収差はほとんど無い。唯一の欠点はF1.2における顕著な周辺減光くらいだろう。ビルドクオリティは優れており、オートフォーカスは静かで高速、そして正確だ。

    このレンズの価格やサイズを正当化するのは難しいが、このレンズでしか撮れないものがあると感じることが出来れば買いだろう。

    過去履歴

    • 2018-11-07:The Digital Pictureがレビューを掲載しています。
    • 2018-10-17:Lesnumeriqueがレビューを掲載しています。
    • 2018-09-20:DPREVIEWがサンプルギャラリーを公開しました。
    • 2018-09-13:The Digital Pictureが比較ツールに本レンズを追加しました。EF50mm F1.2Lと比べると遥かに安定した描写のようです。
    • 2018-09-07:PhotographyBogがサンプルショットを公開しています。
    • 2018-09-06:ePHOTOzineがサンプルギャラリーを公開しました。
    • 2018-09-05:正式発表されました。
    • 2018-09-02:スペックリークを受けてページを更新。
    • 2018-09-02:EOS Rと共に発表されると噂が出回り始めたので専用ページを作成しました。

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