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キヤノン RF 28-70mm F2L USM 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「RF 28-70mm F2L USM」の情報を収集しています。

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RF28-70mm F2L USM
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レンズデータ

レンズ仕様

画角(水平・垂直・対角線) 65°?29°・ 46°?19°30' ・75°?34°
レンズ構成 13群19枚
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り 22
最短撮影距離 0.39m
最大撮影倍率 0.18倍
フィルター径 95mm
最大径×長さ φ103.8×139.8mm
質量 1430g

MTFチャート

レンズ構成図

 

関連レンズ

海外の評価

PhotographyBlog

  • 28-70mmと控えめなズームレンジを考慮すると、重量1430gと全長14cmと驚異的なレンズだ。さらにズーミングで16cmまで伸びる。しかし、4本分のハイクオリティな単焦点レンズを一まとめに出来ると考えると、サイズは理に適っている。
  • ビルドクオリティは素晴らしく、外装はプラスチックだがしっかりとした質感だ。
  • フォーカスリングは幅広く、目で確認しなくても見つけやすい。
  • オートフォーカスは約0.10秒と非常に高速だ。良い光条件でも悪い光条件でもAFに迷いは無かった。動作音はとても静かである。
  • 色収差補正はとても良好だ。
  • 周辺減光はズームレンジ全域の絞り開放で僅かに目に付くがF4以降で解消する。
  • 28mmで僅かな樽型歪曲を確認できるが、35mm以降は歪曲収差が見えなくなる。
  • ボケの評価には個人差があると思うが、我々の見解としては大成功のように見える。
  • シャープネス:
    ・28mm:中央と四隅はちらもF2でexcellent、F2.8-F11ではoutstanding、F16-F22は回折の影響で低下するが依然として立派な結果だ。
    ・35mm:中央と四隅はちらもF2でexcellent、F2.8-F11ではoutstanding、F16-F22は回折の影響で低下するが依然として立派な結果だ。
    ・50mm:中央と四隅はちらもF2でexcellent、F2.8-F11ではoutstanding、F16-F22は回折の影響で低下するが依然として立派な結果だ。
    ・70mm:中央と四隅はちらもF2でexcellent、F2.8-F11ではoutstanding、F16-F22は回折の影響で低下するが依然として立派な結果だ。

RF28-70mm F2L USMは間違いなく非常に大きく重く、そして高価なレンズだ。しかし同時に高いビルドクオリティと大口径、そして最高の画質を併せ持っているレンズだ。キヤノンは4つの単焦点レンズを一つにできると主張しているが、使えばそれが正しい意見であることが分かるはずだ。

ズームレンジ全域で絞る必要が無い程シャープなレンズだが、ボケはバターのように滑らかで信じられないような光学性能だ。僅かな周辺減光と樽型歪曲はあるものの、それは些細な問題だろう。

サイズと価格を許容できるのであればこれ以上の選択肢は存在しない。もし携帯性やコストを重視するのであればRF24-105mm F4L IS USMのほうが良いだろう。

Mobile01

  • 手振れ補正が内蔵されているタムロンSP24-70mm F2.8 VC USD G2と比べても遥かに大きいレンズだ。
  • 重量は驚異の1430gに達し、レンズサイズは103.8×139.8mmだ。重量はEF70-200mm F2.8L IS III USMに肉薄するほどである。これほど重いと感じたレンズはOtusシリーズ以来だ。
  • EOS Rとの組み合わせでは2Kg近い。これは高画質+大口径ズームの代償と言えるだろう。
  • オートフォーカスはAF-S・AF-Cに関わらず程よい。我々の期待以上のパフォーマンスだ。
  • クローズアップ性能は際立っていないが、ボケは本当に良好だ。
  • 玉ボケはF2.8まで絞ると口径食の影響がなくなる。
  • 70mmの解像性能は28mmとよく似ている。中央は開放でややソフトだが1段絞るとシャープになる。周辺は中央の開放と同程度で絞ってもあまり変化が無い。
  • 光条はF5.6から徐々に発生し始める。
  • 色収差の補正は開放から良好で色づきは僅かだ。そして1段絞るとゼロになる。
  • 逆光環境で開放におけるゴーストの発生は僅か、絞ると悪化する。新コーティングの恩恵は僅かなようだ。

RF28-70mm F2.8L USMは価格設定とパフォーマンスの両面で話題性があるレンズだ。極めて個性的なレンズだが、価格設定でブレーキがかかるかもしれない。しかし、F2.8ズームとボケ量の差は明らかで魅力的な描写であることは間違いない。

AF-S フォーカススピード参考動画

AF-C フォーカススピード参考動画

Lesnumerique

  • RF50mm F1.2Lも950gと非常に重いレンズだったが、このレンズは1.43Kgと別次元の巨大なレンズだ。光学手振れ補正を搭載する一眼レフ用レンズ「タムロンSP24-70mm F2.8 Di VC USD G2」ですら900gちょっと、「シグマ24-70mm F2.8 DH OS HSM」でも1.025Kgだ。
  • EOS Rとの組み合わせはアンバランスのように見える。
  • 大きなレンズだがビルドクオリティは良好だ。ズームリングは良好な抵抗感で滑らかに動作する。フォーカスリングは比較的抵抗感が小さく、滑らかだ。
  • レンズフードには植毛が施されていないが、逆光について問題が発生したことは無い。
  • F8から光条が発生する。
  • 玉ボケの口径食は目に付き、非球面レンズによう玉ねぎボケ効果も発生している。
  • 歪曲は28mmで樽型、70mmで糸巻き型だがとても穏やかだ。
  • 解像性能はどの焦点距離でも良好だ。中央は全ての絞り値で高く、F2で僅かに低下するがそれでも非常に良好だ。何より、中央から隅までとても一貫したパフォーマンスである。

長所:F2・ビルドクオリティ・コントロールリング・高速で静かなAF・高解像・優れた均質性

短所:サイズ・重量・手振れ補正無し

ビルドクオリティと光学性能に注目すると満点だ。F2ズームであることを考慮すると大成功である。とは言え、実際に使ってみると非常に重くて大きなレンズだ。これは特にミラーレスに求めるコンセプトとは反している。

しかし、巨大で光学手振れ補正が欠けていたとしても、F2ズームとして価値のあるレンズだ。

更新履歴

  • 2019-07-01:デジカメwatchがレビューを掲載しています。
  • 2019-06-29:DxOMarkがレビューを掲載しています。
  • 2019-02-05:PhotographyBlogがレビューを公開しました。
  • 2019-01-30:PhotographyBlogがサンプルギャラリーを公開しました。
  • 2019-01-19:フジヤカメラブログがレビューを掲載しています。
  • 2018-12-23:作例リンクを多数追加しました。
  • 2018-11-30:12月20日発売決定と正式アナウンスされました。購入早見表に対応アクセサリーを追加。
  • 2018-09-05:正式発表されました。
  • 2018-09-02:スペックリークを受けてページを更新。1,430gと重量級レンズとなるようです。
  • 2018-09-02:EOS Rと共に発表されると噂が出回り始めたので専用ページを作成しました。

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