スポンサーリンク
2020年4月2日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-52118(P2020-52118A)
- 【公開日】令和2年4月2日(2020.4.2)
- 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】平成30年9月25日(2018.9.25)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】全系が小型で、かつ最大撮像倍率が大きく、物体距離全般にわたり高い光学性能を有する光学系を得る。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 84.05 84.05 84.05 F値 1.86 1.86 1.86 半画角 14.44 14.43 14.43 像高 21.64 21.64 21.64 全長 100.02 109.56 106.58 BF 14.64 11.00 7.08 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 101.03 96.24 84.05 F値 2.88 2.06 1.86 半画角 12.09 8.08 14.43 像高 21.64 13.66 21.64 全長 130.45 115.28 109.05 BF 18.70 14.96 8.00 実施例7 実施例8 実施例9 焦点距離 84.05 F値 1.86 半画角 14.43 像高 21.64 全長 109.68 BF 10.44
キヤノンRFマウント用と思われるインナーフォーカスの中望遠マクロレンズを想定した特許出願ですね。F1.8と明るく像倍率が高いレンズは面白そうですね。EOS Rと共にリリースした「RF35mm F1.8 Macro IS STM」と似たようなコンセプトとなるのでしょうか?キヤノンは大口径・ショートバックフォーカスを活かした個性的なRFレンズを投入し続けているので今後も期待したいところ。
「実施例5」ではAPS-C用のイメージサークルを備えた「85mm F1.8 Macro」が存在します。APS-C RFとなるのか、EOS M用なのか不明。バックフォーカスが短いのでRFっぽい気もしますが…。どちらにせよ実用化するのか不明。
どのレンズにしてもインナーフォーカスながらコンパクトなマクロレンズとなりそうですね。
参考:現行のRFレンズラインアップ
RF ズームレンズ
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
RF 単焦点レンズ
サイト案内情報
特許関連記事
- ニコン「85mm F1.4」「85mm F1.2」「70mm F1.8」光学系の特許出願
- ニコン ”伸びるタイプ”の70-200mm F4 光学系 特許出願
- NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR用と思われるニコン・タムロン連名の特許出願
- キヤノン「12-24mm F2.8」「14-20mm F2」フルサイズセンサー対応光学系の特許出願
- キヤノン 複合型素子を使った「24-70mm F4」「28-200mm F2.8-5.6」「20-60mm F2.8-4」「50mm F1.4」光学系の特許出願
- シグマ APS-C用「20mm F1.4」「23mm F1.4」光学系の特許出願
- タムロン「70-100mm F4」「90mm F2.8」「90mm F3.5 ×1.4」マクロレンズの特許出願
- キヤノン「RF24-105mm F2.8 Z」「RF15-60mm F2.8 Z」を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン フルサイズミラーレス用「10-20mm F4」「10-20mm F2.8-4」「9-18mm F4」光学系の特許出願
- ソニー「12mm F2.8」「14mm F2」「20mm F1.8」など光学系特許
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。