LAOWAレンズ レンズ 海外の評価

LAOWA 15mm f / 2 Zero-Dは素晴らしい光学性能と明るさを兼ね備えた超広角レンズ【海外の評価】

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Digital Camera WorldがVenusOptics製交換レンズ「Laowa 15mm f / 2 Zero-D」キヤノンRFマウント版のレビューを掲載しています。

  • コンパクトで頑丈な金属鏡筒のレンズだ。EOS Rとの組み合わせでバランスが取れている。
  • 前玉にはフロッグアイコーティングが施されているものの、防塵防滴には対応していない。
  • 電子接点は存在しないフルマニュアルレンズだ。オートフォーカスや自動露出に頼らず自ら操作する必要がある。ただし、ミラーレスボディのピーキングを利用することでマニュアルフォーカスのアシストが可能だ。
  • フォーカスリングは十分な抵抗量を持つので誤操作せず、正確なピント操作が可能である。
  • 絞りリングは適切なクリック感を持ち、必要であればクリックを解除することが出来る。
  • 周辺減光があるものの、このような画角のレンズでは不可避のカテゴリだ。必要に応じて現像ソフトで簡単に補正できる。
  • 中央シャープネスは絞り開放からF11まで優れている。
  • 四隅シャープネスは中央と比較してソフトだが、超広角レンズとテストチャートの相性が悪いので仕方がない。実写ではテストチャートより遥かにシャープな画質となる。
  • 色収差は超広角レンズで影響が大きくなる傾向がある収差だ。このレンズの倍率色収差は気が散るレベルでは無く、拡大してじっくり確認すると目に付く程度である。
  • 「Zero-D」とされているが、歪曲収差は僅かな樽型歪曲だ。とは言え、このような広角レンズとしては非常に見事な補正結果だ。

素晴らしい光学性能とF2の明るさを兼ね備え、手頃な価格のおススメしやすい超広角レンズだ。電子接点の無いフルマニュアルレンズだが、画質と歪曲収差補正は見事である。

長所:F2・デクリック機構を備えた絞りリング・歪曲収差

短所:電子接点無し・防塵防滴非対応

Digital Camera World:Laowa 15mm f/2 Zero-D review

とのこと。

現状でRFマウント用単焦点レンズとしては最も画角の広いレンズですね。

海外では同コンセプトの「Laowa 7.5mm f/2 MFT C-Dreamer」「Laowa 9mm F2.8 Zero-D」と比べて評価の低い本レンズですが、Digital Camera Worldは比較して肯定的なテスト結果となったようです。作例を見る限りではなかなか良さそうですね。ソニーやニコンと異なりボディ内手ぶれ補正を搭載していないので、スローシャッター時の使い勝手は少し悪そうです。

10万円前後と安いレンズではありませんが、今のところ競合するレンズが存在しないので悩む必要がありません。ただしシグマの一眼レフ用レンズ「14mm F1.8 DG HSM」をアダプター経由で利用可能(比較して少し高価ですが)。

Laowa 15mm f / 2 FE Zero-Dのレビュー・作例を集めるページはこちら

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