LAOWAレンズ レンズ 海外の評価

LAOWA 4mm F2.8 FisheyeはソニーEマウントでベストな円周魚眼レンズ【海外の評価】

Sony Alpha BlogがVenus Optics製の円周魚眼レンズ「Laowa 4mm F2.8 Fisheye」ソニーEマウント版のレビューを掲載しています。

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Laowa 4mm F2.8 Circular Fisheye

  • これまでテストしてきたレンズの中では最も画角の広いレンズだ。
  • 絞りリングとフォーカスリングを備えたフルマニュアルレンズだ。電子接点は無いのでレンズのEXIF情報は記録されない。
  • 被写界深度が深いので、1m未満の被写体を撮影しない限りフォーカス操作はあまり重要とならない。無限遠でF4まで絞るとパンフォーカスで撮影可能だ。
  • 総金属製の鏡筒はとても良好なビルドクオリティだ。
  • 画角が広いのでカメラグリップを握ると手が写りこんでしまう。撮影する際は自身の脚や頭が写らないように気を付ける必要がある。
  • シャープネス:2400万画素
    ・隅から隅までF2.8?F8までとても良好だ。F11から回折の影響を受ける。
    ・近距離の被写体でも遠景でも良好なシャープネスを維持している。
  • 色収差はとても目に付く。イメージサークルの端には常時色ずれが見られる。
  • 逆光耐性はとても優れている。
  • 周辺減光は無い。
  • F16で素敵な光条が発生する。
  • ボケを得るのは非常に難しいが、柔らかく素敵な描写だ。
  • 発色はとても良好である。

円周魚眼レンズとしては高価なレンズ(279ユーロ)だが、確かに価格なりの価値を持つレンズだ。円周魚眼としてはベストであり、対角魚眼ならサムヤン「8mm F2.8 UMC FISH-EYE II」が最適だ。
210度の画角を持ち、とてもシャープで発色は非常に良好だ。非常に楽しく、個性的な結果を得ることが出来る。

長所:絞り開放からとても優れたシャープネス・210度の個性的な画角・とても良好な発色・とても良好なボケ・小型軽量・とても良好なビルドクオリティ・魚眼レンズとしては非常に良好な逆光耐性・品質を考慮するとリーズナブルな価格設定・10cmの最短撮影距離・360度パノラマ撮影に最適

:近距離でのMF操作・画角が広すぎて指が写りこむ

短所:色収差

Sony Alpha Blog:Laowa 4mm F2.8 Circular Fisheye

とのこと。
非常に癖の強い画角のレンズですが、光学性能はとても良好みたいですね。もともと定評のある広角レンズを数多く開発してきたVenus Opticsらしい魚眼レンズに仕上がっている模様。SABの作例を確認しても、確かにイメージサークルギリギリまで良好な画質を維持していますね。

レンズが小さく、全長が短いのでグリップの大きなカメラだと写りこみやすいのが欠点と言ったところでしょうか。既に生産終了していますが、「ILCE-QX1
」と相性が良さそうですねえ。α6xxx系はグリップがソコソコ大きいのでカメラの掴み方を工夫する必要がありそうです。

価格はマイクロフォーサーズ用が2万円台。国内でソニーEマウントの取り扱いはまだ始まっていませんが、同様の価格設定となるはず。このクラスとしては安くも高くもありませんが、光学性能を考えるとパフォーマンスは高いと言うことが出来そうです。あとは円周魚眼に2万円を出せるかどうか…。

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