「LUMIX GH5 II」はα7S IIIに匹敵するラティチュードを得ることができる

2021年7月27日

CineDがパナソニック「LUMIX GH5 II」の動画撮影時のセンサー性能に関するレビューを公開。従来機と比べて後処理に強い画質となっており、α7S IIIと同等の水準であると評価しています。

CineD：Panasonic LUMIX GH5 II Lab Test ? Rolling Shutter, Dynamic Range and Latitude Test

LUMIX GH5のダイナミックレンジはSNR=1で9.7stop、SNR=2は10.8stopであり少し残念だった。最近テストしたLUMIX BGH1はSNR=2で11.6stopだ。

GH5 IIのローリングシャッターは4K UHDで13.9msと良好だ。LUMIX BGH1の11.9msやZ CAM E2の11.1msよりも少し悪いが、本当に良好な性能である。

GH5 IIのダイナミックレンジはSNR=2で10.5stop、SNR=1で11.5stopだ。結果はGH5よりも0.8stop良好だ。

内部記録のH.264 4:2:2 10bitで高度な後処理によりダイナミックレンジを伸ばすことができる。

7stop（2オーバー・5アンダー）のラティテュードが得られ、4倍のセンサーサイズを持つフルサイズのソニー「α7S III」と同等のレベルに達している。

LUMIX BGH1は、露出アンダーの画像に強い横線が入ってしまうため、6stopのラチチュードしか得られなかった。

パナソニック「LUMIX GH5 II」は、先代の「LUMIX GH5」から大きく進化している。ローリングシャッター、ダイナミックレンジ、ラチチュードなど、すべての面で非常に良好だ。

最新のMFTカメラの能力と、しっかりとした内部記録との組み合わせにより、非常に堅実で有機的な画質を実現しており、後処理で強めの編集をしても破綻することはない。

とのこと。
ローリングシャッターは従来機と同程度の性能のようですが、後処理時の柔軟性はα7S IIIに匹敵する性能を備えている模様。LUMIX BGH1と比べて1stop改善しているのは魅力的と言えるかもしれませんね。Photons to Photosなどのテスト結果を見るに、静止画ではLUMIX G9 PROなどと同等のダイナミックレンジを実現しており、ここでも確かにGH5と比べて1段近いパフォーマンス差に見えます。
GH5と同じセンサーだと思いましたが、画質は大きく改善している模様。GH5 IIがマイナーチェンジと侮るべからず。さらに価格はGH5の売り出し価格と比べて安くなってり、GH6が控えているとしても、面白い選択肢に違いはない模様。

パナソニック「LUMIX GH5 II」最新情報まとめページ

LUMIX DC-GH5M2 ボディ
楽天市場	Amazon	キタムラ	Yahoo
ソフマップ	e-BEST	ノジマ	PayPay
ビックカメラ	ヤマダ	PREMOA
LUMIX DC-GH5M2 レンズキット
楽天市場	Amazon	キタムラ	Yahoo
ソフマップ	e-BEST	ノジマ	PayPay
ビックカメラ	ヤマダ	PREMOA