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LUMIX S 18mm F1.8はVLOGから風景・建築まで適した魅力的なレンズ

PCmagがパナソニック「LUMIX S 18mm F1.8」のレビューを公開。VLOGから風景・建築物まで利用できる魅力的な広角レンズと評価しています。

2022年10月20日発売のLUMIX S F1.8シリーズとしては最も画角の広いレンズ。(2023年3月時点で)20mmより広い画角をカバーしているのはこのレンズと「LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO」「LUMIX S PRO 16-35mm F4」のみ。特に大口径で携帯性を重視する場合の広角レンズとして、面白い選択肢となるでしょう。F1.8レンズとしては安くないものの、防塵防滴仕様で耐候性が高く、MTF曲線の特性も悪くなさそう。気になる使い勝手や光学性能はPCmagが以下のようにレビューしています。

PCmag:Panasonic Lumix S 18mm F1.8 Review

  • 外観・構造:PROラインほどではないが、F1.8シリーズらしいデザイン。
  • 携帯性:記載なし。
  • 操作性:フォーカスリング(応答性は切替可能)とAF/MFスイッチのみ。
  • フォーカス:リニアモーター駆動により静かで高速。接写性能が高い。フォーカスブリージングの補正が良好。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:中央はF1.8から、フレーム端はF4から良好。
    (Imatest使用)
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:少し騒がしい場合あり。(縁取りと色づき)
  • 色収差:ピント面前後で色づきが発生する。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:RAWは補正必須。(陣笠状)
  • 周辺減光:強めで補正必須。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:満足のいく光条。
  • 総評:性能と画質は満足。さらに耐候性とAFを評価。風景や建築物からVLOGまで対応できる広角レンズ。
  • 備考:競合製品はいくつかあるものの、それぞれに長所と短所がある。

やや高価ですが、全体的にバランスの良い広角レンズに仕上がっているようです。程よい携帯性で、様々なシーンで18mmを使ってみたいのであれば最適な一本と言えそう。ただし、周辺部のピークはF4まで絞る必要があり、周辺減光などを考慮すると夜景な低照度では気になる欠点と感じるかもしれません。コマ収差や非点収差が分かりやすい作例やテスト結果はないようです。

競合モデルとしてシグマ「20mm F1.4 DG DN」「20mm F2 DG DN」を挙げています。ベストな選択肢は20mm F1.4ですが、画角が狭く、大きく重いレンズと言及。価格を抑えたいのであれば20mm F2 DG DNとのこと。

パナソニック LUMIX S 18mm F1.8 最新情報まとめ

LUMIX S 18mm F1.8
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2022-10-20 初値 109,397円
マウント L 最短撮影距離 0.18m
フォーマット 35mm 最大撮影倍率 0.20倍
焦点距離 18mm フィルター径 67mm
レンズ構成 12群13枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F1.8 テレコン -
最小絞り F16 コーティング 不明
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ73.6×82.0mm 防塵防滴 対応
重量 340g AF リニア
その他 AF/MFスイッチ
付属品
レンズフード

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