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Meike「MK 85mm F1.8 AF」は悪くない光学性能だがAFに問題あり

RadojuvaがMeike「MK 85mm F1.8 AF」のレビューを公開。光学性能は悪くないと評価しつつ、AFの駆動音や精度、速度に問題がああり、ファームウェアアップデートも無いと言及しています。

Radojuva:Обзор Meike 85mm 1:1.8 AF (под байонет Canon EF)

レンズの紹介:

  • AF対応のMeike製中望遠レンズだ。「EF85mm F1.8 USM」に相当する大口径レンズである。1992年に登場したEF85mm F1.8に劣らない許容範囲内のシャープネスを備えて190ドルと非常に安価だ。
  • このレンズは2018年にEFマウントが登場し、ソニーEマウントがMFレンズとして登場。2020年にはニコンFマウント版が登場している。

ビルドクオリティ:

  • 実際の光量はT2くらいだ。
  • 布のレンズケースと前後キャップ、レンズフードと説明書が同梱している。
  • USBポートに接続するUSBケーブルは含まれていない。
  • レンズマウントやフォーカスリングは金属製だ。レンズ外装はプラスチック製である。作りは高品質だ。
  • レンズフードは逆さ付けに対応している。
  • 9枚の絞り羽根はF4まで円形を維持しているが、F8~F22で不規則な9角形に変化する。
  • インナーフォーカスレンズのため
  • USBポートを搭載しているが、今のところファームウェアアップデートは無く、アップデート方法も不明だ。

携帯性:

  • 重量は370gだ。

操作性:

  • フォーカスリングには遊びがあるものの、実際には不快と感じない程度だ。
  • フィート単位の距離指標が読みづらい。

オートフォーカス:

  • DCモーターを使用したAFに対応している。フォーカシング中のモーター駆動音はうるさく、迷惑で不快だ。
  • フォーカス速度は低速よりの平凡だ。大部分の撮影で快適に撮影するには十分である。キヤノンのEF85mm F1.8 USMと比べると遥かに遅い。
  • EFレンズと比べると合焦率が著しく悪い。
  • フォーカスブリージングが非常に目立つ。最短撮影距離では画角が狭くなる。
  • フォーカスシフトは見られない。

マニュアルフォーカス:

  • フォーカスリングはピント全域を135度で回転する。回転動作にハードストップは見られない。回転方向はEFレンズと同じだ。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 中央のシャープネスは悪くない。EF85mm F1.8 USMに近い性能だ。
  • フレーム端におけるF1.8の性能は僅かに低下するだけだ。F4以降で良好なシャープネスを得ることが出来る。
  • F2.5で優れた中央シャープネスとなる。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • F1.8~F4までの絞りは円形を維持しているが、F8~F22で不規則な9角形となる。
  • 大部分のシーンでニュートラルな素晴らしいボケが得られる。

色収差:

  • 絞り開放では色収差が目立つ。F4まで絞ると改善する。
  • 倍率色収差はフレーム端で顕著だ。

球面収差:

  • フォーカスシフトは見られない。

歪曲収差:

  • 僅かな糸巻き型である。このクラスでは典型的な収差量だ。

周辺減光:

  • このクラスとしては一般的な光量落ちだ。
  • F1.8~F2.5で目立ち、F2.8~F4で目立たなくなる。

コマ収差:

  • コマ収差は僅かだ。

逆光耐性:

  • 逆光耐性は良好だ。

EF85mm F1.8 USMと比べて:

  • DCモーターのAFがうるさく、遅く、精度が悪い。
  • フィルター径が大きい。
  • 赤外線指標が無い。
  • 被写界深度表示が無い。
  • コーティングが不明。
  • 外装の直径が小さい。
  • レンズプロファイルによる簡単な補正が出来ない。
  • 逆光耐性が悪い。
  • 安い。
  • 絞り羽根が1枚多い。
  • 55g軽量。
  • 全体的に見て、EF85mm F1.8 USMは優れたレンズだ。

総評

AF対応の最初のMeikeレンズだがAFに問題がある。光学系はかなりまともだが、可能であればキヤノン純正のEF85mm F1.8 USMの購入を強くおススメする。

  • 長所
    ・低価格
    ・大口径
    ・ピント距離表示
    ・インナーフォーカス
    ・フルタイムマニュアル
    ・優れたビルドクオリティ
    ・USBポート
    ・9枚円形絞り
    ・素敵な描写
    ・良好な中央シャープネス
  • 短所
    ・AFが不快なノイズと精度の問題を抱えている
    ・赤外線スペクトルの指標がない
    ・防塵防滴非対応
    ・フォーカスブリージング
    ・F8~F22の絞り形状
    ・レンズプロファイルが無い
    ・ファームウェアのアップデートが無い
    ・強い色収差

とのこと。
光学性能はコストパフォーマンスが良好とのこと。実写作例を確認する限りではボケもコストパフォーマンスが良さそうに見えます。Flickrにも100点ほどのユーザー投稿が公開されているので、併せて確認しておくと良いでしょう。
作例を見る限りは良さそうなレンズですが、AFには注意が必要である模様。EOS Rなど、アダプター経由でミラーレスに装着したい場合の精度が気になるところですが、状態の良いEF85mm F1.8 USMの中古を検討するのも一つの手かもしれません。

Meike「MK 85mm F1.8 AF」交換レンズデータベース

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