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Lensrentalsがニコンの交換レンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」の分解レビューを掲載しています。
Finally, the Nikon Z 24-70mm f/2.8 S Lens Teardown
- このレンズに欠点があるとすれば、レンズフードのフェルト生地くらいだ。
- レンズのバヨネットはネジ4本で固定されている。裏側は少し飛び出しており、これが防塵防滴や偏心を防ぐのに役立っているように見える。
- 鏡筒の継ぎ目にはもちろん耐候性用のシールが施されている。
- 過去のニコンレンズには理に適っていない配置の回路があったりしたものだが、このレンズの回路はきちんと整理されている。綺麗で適切な設計のレイアウトとなっていいる。
- 分解を進めても論理的なレイアウトでデザインされた回路となっている。
- ズーム内筒はとても丈夫で良好な耐候性シールが施されている。
- レンズのネジは固定のためにロックタイトを使っている。このロックタイトの余分な部分が乾燥してレンズのゴミとして表れる。ニコンはこのゴミが光学内に移動しないよう、テープを張り付け予防している。とても良くできている。
- フィルターソケットを破損した場合、交換のためにレンズをかなり分解する必要がある。おそらく安い修理費とはならないだろう。
- 電磁絞りユニットはとても洗練されている。
ニコンZレンズは従来のレンズと大きくことなっている。他のメーカーとも異なる驚きの設計だ。内部はきちんとレイアウトされ、論理的かつクリーンだ。キヤノンのようにニコンも完全に自社設計の新しいレンズであることを示唆している。分解には手こずったが、次からはうまく行くだろう。
フィルターソケット・フードソケットを交換する際は光学な修理となるかもしれないが、信頼性を損なうような弱点は無い。
Lensrental:Finally, the Nikon Z 24-70mm f/2.8 S Lens Teardown
とのこと。
高い光学性能と評価されているレンズ(DxOMarkでは24-70mm F2.8 GM以上)ですが、レンズの作りも立派なものとなっているみたいですね。修理費が高くなると予想されているレンズ前部はフードを装着して直接の打撃から保護したいところ。
余分なロックタイトが光学系内部の塵として移動しないように気を遣っているのは良いですね。安いレンズでは無いので、光学性能に影響が無いと分っていても気になる人が多いと思います。
初値は27万円近い高価な設定でしたが、今は25万円前後であり、買い方次第で23万ちょいとなるはず。高い光学性能と信頼性のあるレンズの作りを考えると適切な値付けの純正F2.8ズームと言えるかもしれませんね。
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