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ePHOTOzineがニコンのフルサイズミラーレス用交換レンズ「NIKKOR Z 85mm f/1.8 S」のレビューを掲載しています。
- 控えめなデザインだが良好な作りのレンズだ。
- 重量は470gと控えめだが、防塵防滴仕様である。
- フォーカスリングは非常に幅広く、優れたグリップと感じる。
- シャープネスは注目に値する。
・中央・フレーム端どちらもF1.8からF8まで際立った(outstanding)シャープネスを達成。
・F11~F16も隅から隅まで優れた結果だ。
・絞り値全域で全体がシャープなレンズである。- 色収差はソフトウェア補正をオフにしてもゼロに近い。
- 歪曲収差は0.27%と非常に小さな糸巻き型だ。
- シャープなレンズはボケが騒がしくなる傾向があるものだが、このレンズはボケが非常に滑らかで美しいグラデーションを実現している。
- 逆光耐性は優れている。光源を直接撮影しても僅かなコントラスト低下しか発生しない。
- 周辺減光はF1.8で-1.7EVと優れた結果だ。
NIKKOR Z 85mm F1.8 Sはなんと素晴らしいレンズだろう。傑出したパフォーマンス、傑出した操作性、そして小ぶりなレンズサイズと好ましいポイントが多い。85mm F1.8としては非常に高価だが、小型軽量と高画質を両立するためには避けて通れなかったのかもしれない。このレンズは価格に見合う価値を持っている。
長所:傑出したシャープネス・実質ゼロの色収差・優れた逆光耐性・防塵防滴・優れた操作性・ビルドクオリティ・カスタマイズ可能なフォーカスリング・小型軽量
短所:85mm F1.8としては非常に高価
とのこと。
各所で評判の良いZシステム用ポートレートレンズはePHOTOzineでも高い評価となったようです。比較的甘口のレビューサイトですが、総合評価で「エディターズチョイス」まで達成するレンズは少ないように感じます。個人的に85mm F1.8のスペックを考慮すると小型軽量とは感じませんが、この焦点距離で優れた色収差補正を実現しているのは気になるポイント。4500万画素と高解像なZ 7で四隅まで良好な解像性能を発揮している点も凄いですね。
10万円に近い価格設定であり、純正85mm F1.8としては最も高価なレンズとなっています。社外製85mm F1.4が買えてしまう値付けですが、その分良好なパフォーマンスを期待したいところ。
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