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ニコン「Z 6II・Z 7II」は革新的なカメラでは無いが幾つかの不満点を克服している

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Xitekがニコン「Z 6II」「Z 7II」のレビューを公開。ソニーやキヤノンと比べてパンチが弱いものの、第一世代の不満点を解消しており、値上がりは妥当と言及しています。

不満解消の第2世代

Xitek:进一步完善 尼康Z7II Z6II相机评测

  • Z 7・Z 6が2018年にリリースされ、ニコンが正式にフルサイズミラーレス以上へ参入した。それから2年の間にZ 50・Z 5を投入し、ローエンドユーザーの市場を拡大していった。
  • フルサイズ市場は激しい競争下にあり、製品の更新サイクルが早くなっている。今では2年更新が業界で一般的だ。そしてニコンは10月14日にZ 7IIとZ 6IIを正式発表した。
  • ハード面の主なアップグレードはデュアルEXPEED 6プロセッサとCFexpress+SDデュアルカードスロットだ。これにより連写速度・連続撮影枚数・AF検出機能が改善している。さらに4K 60pにも対応した。
  • さらに新型EN-EL15cバッテリーを採用して撮影枚数の向上を図っている。
  • Z 7IIとZ 6IIのボディデザインはZ 7・Z 6と非常によく似ている。類似性は95%以上と言えるだろう。フルマグネシウム合金製のボディは防塵防滴仕様で堅牢だ。ペンタ部の意匠がいくらか異なり、そしてモデルネームのロゴに「II」が追加されている。
  • 電子ファインダーの仕様は従来通りだ。369万ドットのOLEDパネルに約0.8倍のファインダー光学系を備えている。解像度を上げないのは消費電力や連続撮影時のファインダー体験を維持するためだと思われる。ニコンは連写時の視認性を高め、より自然で光学ファインダーの体験に近づけているようだ。
  • 背面ボタンレイアウトは従来機と全く同じだ。チルトモニタのデザインも一貫している。ただし、チルトモニタ使用時にアイセンサーを自動的にオフに切り替える機能を実装した。
  • デュアルカードスロット化は「II」の大きな変更点の一つだ。キヤノンはXQDと互換性のないカードスロットを使用しているが、ニコンは引き続きXQDカードにも対応している。
  • バッテリーはZ 5と同じ新型EN-EL15cを使用する。古い型番のバッテリーと同じ形状だが、容量は20%増加している。容量は増えたがデュアルプロセッサによる消費電力増でZ 5ほど撮影枚数の増加は感じられない。
  • USB-Cポート経由でバッテリーを充電出来る他、給電にも対応している。
  • バッテリーコンパートメントには電子接点があり、新しい縦位置グリップ「MB-N11」を装着することで縦位置グリップでのカメラ操作に対応する。
  • メニューシステムは従来通りだが、いくつか機能が追加されている
    ーMモードで最大900秒のシャッタースピード設定
    ー動画撮影時の瞳検出
    ーフォーカスリングの回転方向設定
    ーUSB給電
    ー省エネモード
    ーMB-N11のカスタマイズ
    ーピント位置を記憶
    ーデュアルスロットの書き込み設定
    ーSnapBridgeを介したファームウェアアップデート
  • 瞳検出機能が改善し、特に近距離での追従性能が向上している。ワイドエリアAFにも検出が可能となっている。
  • Z 7II画質
    ー同じ露出設定もZ 7IIのほうが少し明るくなった。
    ーノイズリダクションのアルゴリズムは従来通りに見える。
    ーISO12800を超えるとどちらもノイズが酷く見える。
  • Z 6II画質
    ー同じ露出設定でイメージはほぼ同じ明るさとなる。
    ーノイズリダクションのアルゴリズムは従来通りに見える。
    ーどちらもISO25600を超えるとノイズが酷くなる。
  • 動体追従の14コマ秒連写では被写体の動きに対応できていた。

デュアルカードスロットや大容量バッテリー、検出AF機能など、従来機におけるいくつかの欠点を克服している。とは言えセンサーは据え置きのため、キヤノンR5・R6ほど画期的なカメラでは無い。キヤノンのEOS R第一世代はいくらか不足が感じられる機種だったが、第2世代のEOS R5やR6はとても革新的なカメラとなった。それに対し、ニコンは少し保守的だ。ファンの期待とのギャップは感じられる。
この場合、価格設定が重要となり、大幅に値上げすると競争力が大きく低下してしまう。その意味でZ 7IIは少し高いと思うが、Z 6IIの価格設定は許容範囲内だ。XQDシングルカードスロットでZカメラの購入に躊躇していた人はZ 6II・Z 7IIで食指が動くかもしれない。
今後、ミラーレスの主戦場は動画機能へとシフトし、ニコンはさらなる強化が必要となってくるだろう。

長所:動画での瞳検出・ワイドエリアの瞳検出・デュアルスロット・EN-EN15c・高速連写・USB給電・バッファ・無線通信でのファームウェアアップデート・4K 60p/50p

短所:センサー据え置き・内部記録でのN-LigとHLGは非対応・シングルAFでの追従性は改善の必要あり・撮影距離が離れている場合の瞳検出精度・手ぶれ補正の性能は据え置き・ファインダー仕様が据え置き

とのこと。
他のレビューサイトと同じく、連写性能・バッファ・動画機能の向上を評価する一方、画質と基本的なAF性能に大きな改善は見られない模様。第一世代から乗り換えるほど魅力的なアップグレードではありませんが、これからZシステムを導入するのであれば断然「II」が良さそうですね。第一世代と比べて驚くような価格差では無いため、差額を考慮しても「II」を買うのが良さそう。
ソニー最新世代「α7S III」やキヤノン「EOS R5・R6」と比べるとパンチが弱いものの、ニコンはバランスの良い価格設定とスペックでうまくまとまっているように見えます。同じセンサーを搭載する競合他社と比べ、「像面位相差」「4K RAW・60p」「高速連写」「大容量バッファ」は高水準と呼べるはず。
あとはZシステムの強みをどのようにコミットしていくのか、新レンズロードマップに注目。

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