Sony Alpha Blogが「PERGEAR 25mm F1.8」のレビューを公開。低価格の中国製MFレンズの中では評価の高い一本となった模様。四隅の解像性能は甘いものの、ボケ描写はなかなか良さそうですね。
Sony Alpha Blog:Pergear 25mm F1.8
- フルマニュアルのレンズだ。絞り操作やフォーカスは手動であり、レンズ情報は記録されない。
- ビルドクオリティは良好だ。
- フォーカスリングと絞りリングも問題無いが、とても小さい。
- レンズは総金属製である。
- シャープネス:α6000
・中央は驚くほど優れているが、四隅かなり悪い。
・ポートレート撮影において絞り開放の描写は完璧だ。
・風景撮影の場合はF8まで絞る必要がある。- 絞り開放の周辺減光は目立つ。F2.8まで絞ると大きく改善する。
- 色収差は少ない。
- 歪曲収差は中程度だ。
- 逆光耐性は平凡?良好な水準だ。
- F16まで絞ると素敵な光条が発生する。
- 絞り開放のボケはとても良好だ。F4まで絞っても玉ボケは丸みを帯びて柔らかい。
- 後ボケは柔らかく素敵な描写だ。
- 発色はとても自然だ。「7Artisans 25mm F1.8」よりも優れている。
- 安価な中国製レMFンズの中では明らかに優れている。
- 実写でも非常に良好な中央シャープネスと素敵な後ボケ、そして良好な発色だ。F2.8まで絞るとコントラストが向上する。風景撮影の場合はF8まで絞るのがおススメだ。
競合レンズと比べて驚くほど良好なレンズである。絞り開放から中央は優れている。弱点は四隅のパフォーマンスで、風景撮影に使うならF8まで絞る必要がある。(四隅のパフォーマンスはMeikeのほうが優れている。)ストリート撮影や半身ポートレートに最適なレンズだ。
長所:切れ味抜群・安価・小型軽量・良好なビルドクオリティ・中程度の歪曲収差・優れた発色・滑らかな後ボケ・良好な玉ボケ
平凡:周辺減光・色収差・逆光耐性・フォーカスリングと絞りリングのサイズ・フルマニュアル
短所:四隅のシャープネス
とのこと。
四隅のパフォーマンスはMeikeに劣るものの、中央解像性能はこのクラスで最も優れているみたいですね。良好なボケ描写と併せて積極的に絞り開放を使いたくなるレンズに仕上がっている模様。実写作例を確認すると、コントラストが少し低く見えるので、絞り値でコントラストを調整すると良さそう。
購入早見表
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