Mobile01が富士フイルム「X-E4」と「XF27mmF2.8 R WR」のレビューを公開。
Mobile01:Fujifilm X-E4 超輕巧登場 + XF27mmF2.8 R WR 新鏡動手玩!
X-E3登場から3年が経過しており、X-Eシリーズは3代目で終了と思われたが…。まさかX-E4が1月末に発表されるとは思ってもいなかった。このカメラはレトロな外観をセールスポイントとしつつ、X-Trans CMOS 4センサーとX-Processor 4を搭載し、180度上方へ可動するセルフィモニタが追加されている。
XF27mmF2.8 R WRは旧型に防塵防滴仕様を追加したものだ。このレンズは僅かな追加投資でX-E4のキットレンズとして入手可能である。(訳注:なぜか国内では15-45mmと置き換わっています)
X-E4
- センサーとプロセッサはX-T3で初導入された「X-Trans CMOS 4」「X-Processor 4」を使用している。ここ最近のカメラ「X-Pro3」「X-T4」「X-S10」などと全て同じである。
- X-S10はボディ内手ぶれ補正を搭載しているが、X-E4は非搭載だ。
- XF27mm装着時はX100Vよりもさらにコンパクトなカメラとなる。
- X-E3と比較して、外観における最大の違いはグリップの有無だ。X-E4はフロントグリップが無くなっている。グリップ性は犠牲となったが、見た目は良好だ。持ちにくい場合は純正ハンドグリップを追加することができる。
- X-E3の世代から内蔵フラッシュが無くなっている。
- X-E3にあったフルマニュアルモードが無くなっている。ただし、Pモードは利用可能だ。
- Qボタンは背面から上面へ移動している。
- ボタン類はとても小さく、誤操作は少ないが、実際に操作する時も押し辛い。カメラデザインチームはもう少し設計を煮詰めるべきだった。
- 露出補正ダイヤルは「C」に設定することで±5まで利用可能だ。
- ファインダーは従来通りだ。
- このクラスの競合他社では珍しいジョイスティックを搭載している。
- モニターは3.0型162万ドットでセルフィーに対応している。
- 外部接続は3.5mmマイク・Micro HDMI・USB-Cに対応している。ヘッドホンはUSB-Cからアダプター経由で利用可能だ。
- バッテリーはNP-W126Sを使用して約460枚の撮影が可能だ。優れたバッテリー性能である。
- メモリーカードはSD UHS-Iに対応しているシングルスロットだ。
XF27mmF2.8 R WR
- スーパーEBCコーティングを採用した5群7枚構成のレンズだ。
- 重量はわずか84g、サイズは62×23mmだ。
- 小型軽量ながら絞りリングと防塵防滴に対応している。
- 特殊レンズは1枚の非球面レンズだけだが、光学性能は侮れない。F2.8の絞り開放で中央から隅まで一貫した性能だ。
- EDレンズを使用していないので色収差補正に期待はしていなかったが、軸上色収差はF2.8で目立たず、F5.6で解消する。倍率色収差はほとんど無い。
- 逆光でゴーストが発生するのはF8以降だ。フレアはほとんど発生しない。
- 絞り羽根は7枚構成だ。光条はF11から徐々に発生する。
X-E4の仕様はX-S10とかなり似ている。最大の違いは手ぶれ補正の有無だろう。画質はX-Trans CMOS 4世代と同じため省略する。主なセールスポイントは見た目もサイズだ。ポケッタブルで手ごろなカメラだが、防塵防滴仕様ではないのでプロフェッショナルには適さない場合がある。セルフィモニタもX-E4における好みのポイントだ。従来通り豊富なフイルムシミュレーションも富士フイルムの強みとなるだろう。
XF27mmF2.8 R WRと組み合わせた際のサイズ感はとても魅力的だ。レンズは良好な解像度に加え、絞りリングまで搭載している。焦点距離は換算40mmと適度な画角で、歪曲は少なく、クローズアップ性能は良好だ。バランスの取れたレンズである。X-E4と組み合わせるのにおススメだ。
とのこと。
従来のX-Eシリーズと比べるとコンセプトが少し変わったような印象を受けますが、他のシリーズと差別化するのであれば思い切った変更が必要だったのかもしれませんね。グリップが無くなったほか、フロントダイヤルやフルオートスイッチが無くなった点については注意が必要だと思われます。特にX-E3から乗り換える際は気を付けたいポイント。
デザインや操作性に変化があるものの、外観はより見栄えが良くなり、特にXF27mmを装着した際のコンパクトさは魅力的。国内で何故XF27mmレンズキットが無いのか不思議。XF27mmは単焦点レンズとしてはF値が大きいものの、絞り開放から安定したパフォーマンスを発揮する優れたレンズと評価しています。光学設計に変化は無く、初代が登場した2013年から同じ設計を使用していますが、2600万画素CMOS搭載の最新モデルでも良好に機能しているように見えます。
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