Admiring Lightがフジフイルム「XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」のレビューを掲載しています。
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Admiring Light
- このレンズはフジフイルム初の等倍マクロだ。この倍率を得るために60mm F2.4と比べて大きなサイズとなっている。この焦点距離のマクロレンズとしては一般的だが、他のフジフイルム単焦点と比べて少し大きい。
- 外装は主にハイクオリティなプラスチック製パーツでしっかりと組み立てられている。プラスチックパーツはレンズ重量を抑えるのに一役買っているが、それでも750gとまだ重い。
- レンズはインナーフォーカスでレンズの伸縮は無い。
- カメラの電源をオフにするとレンズ内で手振れ補正機構が動いている音がする。
- X-T2やX-H1では問題無いが、X-T20やX-E3では追加でグリップが欲しくなるはずだ。
- オートフォーカスはかなり高速だ。非マクロの場合は被写体へ素早くピントを合わせ、良光のマクロ撮影でもかなり高速で正確だ。しかし、薄暗い環境ではかなり遅くなる。
- 手振れ補正の効き目はかなり良好だ。4~5段の補正効果を得ることができる。
- 絞り開放からフレーム全域でとてもシャープであり、絞った際の改善幅は少ない。これはマクロでも無限遠でも当てはまることだが、無限遠側では僅かに低解像となる。
- ボケは良いところと悪いところがある。ボケはマクロ領域でとても滑らかだが、コントラストがやや高く、背景が騒がしいと場合によって煩わしく感じるかもしれない。ポートレートの距離ではさらにボケ量が減り目立ちやすい。最も悪い点は玉ねぎボケが目立ちやすいことだ。
- トーンは他のフジフイルムレンズと一貫した描写だ。球面収差はしっかりと補正されているので開放でコントラストの低下は無い。
- 軸上色収差の補正はとても良好だ。
- 歪曲は実質的にゼロだ。
- 周辺減光は絞り開放で少し発生するが実際は極わずかだ。
- フレア耐性は良好である。
長所:良好な減衰感のあるフォーカスリング・良光な状況で高速なオートフォーカス・絞り値によらずフレーム全域でとてもシャープ・ボケは近接でとても素敵・ゼロ歪曲・低色収差・優れた色とコントラスト・効果的な手振れ補正
短所:暗所でオートフォーカスがかなり遅くなる・中距離でボケが騒がしい・玉ねぎボケ・絞りリングはもっと抵抗感があるほうが良かった
本レンズにおける不満はほとんど無く、等倍マクロレンズが必要ならばカメラバッグに追加する価値のあるレンズだ
とのこと。
欠点をいくつか挙げていますが評価の高いマクロレンズのようですね。Lenstipは周辺減光を強く批判していましたが、Admiring Lightは非球面レンズによる玉ボケへの影響を指摘しています。減光やボケ描写は実際に作例を確認いて自分の好みと合致するか確認しておいたほうが良さそうです。
XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroのレビュー・作例を集めるページはコチラ
参考:Xマウントのマクロ・望遠レンズ紹介ページ
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