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XF8mmF3.5 R WはF5.6まで絞ればフレーム端までシャープな画質

PhotographyBlogが「XF8mmF3.5 R WR」のレビューを公開。中央は絞り開放から良好な性能を発揮し、フレーム端もF5.6まで絞ると許容範囲内になると評価しています。

PhotographyBlog:Fujifilm XF 8mm F3.5 R WR Review

  • 外観:マウントや鏡筒は金属製。
  • 構造:防塵防滴。ビルドクオリティはX-S20と同等かそれ以上。
  • 携帯性:8-16mm F2.8よりも遥かに小型軽量。10-24mm F4よりも小さい。
  • 操作性:1/3段刻みの絞りリング。フォーカスリングは滑らかに回転。
  • AF:高速、正確、ほぼ静かな動作。
  • MF:フォーカスクラッチ構造ではない。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:F3.5から心地よいシャープネスで、F4でピークの性能。端は中央ほどではなく、F5.6で許容範囲内、F8でピーク。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:広角レンズとしては努力が実を結んでいると感じるボケ質。
  • 軸上色収差:記載なし。
  • 倍率色収差:コントラストが強い状況以外で問題とはならない。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:未補正のRAWでは目立つ樽型歪曲。
  • 周辺減光:F3.5で僅かに発生。2段絞ると解消。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:フレアはよく抑えられている。
  • 光条:F16で素敵な光条。
  • 作例集
  • 総評:手ごろな価格で小型軽量なレンズ。超広角をカバーする選択肢の中では納得のいく価格で、フィルターサイズも小さく経済的だ。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
フルサイズ判換算で12mmの広い画角をカバーしている超広角の単焦点レンズですね。同じ画角をカバーする広角レンズは「XF8-16mm F2.8 R LM WR」のみであり、比較して小型軽量、低価格で8mmを利用することが出来ます。また、62mmのねじ込み式フィルターにも対応しており、フィルターワークも手ごろな費用で楽しむことが可能。8mmの単焦点レンズを使いこなすには慣れが必要かもしれませんが、超広角に興味があるのであれば面白い選択肢と言えるでしょう。

小型軽量な超広角レンズで気になるのが光学性能ですが、PhotographyBlogのレビューでは良好なパフォーマンスを発揮しているようです。他のレビューサイトでは解像性能のチャートテストで周辺部に性能低下が見られ、PhotographyBlogのような実写テストでもフレーム端は少し絞ったほうが良いようです。また、ePHOTOzineでは問題なしと評価している歪曲収差ですが、未補正のRAWではやや目立つ樽型歪曲とのこと。

ボケは広角レンズとして良好と評価していますが、このあたりは他のレビューサイトの評価も併せて確認しておきたいところ。実写で確認したい場合はPhotographyBlogの作例やFlickrなどのユーザー投稿写真をチェックしてみると良いでしょう。

富士フイルム XF8mmF3.5 R WR 最新情報まとめ

XF8mmF3.5 R WR
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年6月29日 希望小売価格 12万9,800円
マウント X 最短撮影距離 0.18m
フォーマット APS-C 最大撮影倍率 0.07倍
焦点距離 8mm フィルター径 Ø62mm
レンズ構成 9群12枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F3.5 テレコン -
最小絞り F22 コーティング S.EBC
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ Ø68mm × 52.8mm 防塵防滴 対応
重量 215g AF STM
その他 絞りリング
付属品
レンズフード・キャップ

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