噂のタムロン「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」はXマウントにも対応するとPhotorumorsが情報を発信しています。これが本当だとすると凄いニュースですねえ。
Photorumors:The Tamron 18-300mm f/3.5-6.3 Di III-A VC VXD will be the company’s first lens for Fuji X-mount (press release included)
(おそらくPhotographyBlogのフライング記事が元ネタ)タムロンの新製品「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」は、同社初のフジXマウント(およびソニーEマウント)用ミラーレスレンズとなる。
プレスリリース
7月20日 2021年
タムロンの英国およびアイルランドの販売代理店であるTranscontinenta UK Ltd.は、タムロン初の富士フイルムXマウントとソニーEマウントカメラ用レンズの開発を同時に開始することを発表します。タムロンは、2018年にソニーEマウント・フルサイズミラーレスカメラ用の大口径標準ズームレンズ「Tamron 28-75mm F/2.8 Di III RXD」(Model A036)を発売して以来、ソニー製ミラーレスカメラ用レンズのラインナップを継続的に拡充してきました。これらのレンズが人気を博し、広く採用されていることから、他のカメラブランド用のレンズの製造を望むユーザーの声が多く寄せられていました。
タムロンは、高倍率ズームレンズのスペシャリストとして、フジフイルムXマウント用の初の高倍率ズームレンズの開発に可能性を見出しました。タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」(Model B061)は、ソニーと富士フイルムのAPS-Cミラーレスカメラ用としては世界初のズーム比16.6倍の高倍率ズームレンズです。タムロンは今後も、世界中のより多くの人々に写真の楽しさを提供するために、ユニークな製品の開発と、より多くのカメラブランドに対応するレンズの拡充に努めてまいります。
タムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(Model B061)」の特長について
タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(Model B061)」は、約27mmから約450mm(フルサイズ換算焦点距離)までの幅広いズームレンジをカバーしています。APS-Cミラーレスカメラ用ズームレンズとしては世界初となる16.6倍のズーム比を実現し、様々な撮影に対応できる汎用性の高い高倍率ズームレンズとしてご利用いただけます。AF駆動方式には、タムロン独自のリニアモーターフォーカス機構VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用し、優れた静粛性と俊敏性を実現しています。また、特殊なレンズを緻密に配置することで、端から端まで高い解像性能を維持し、高倍率ズームレンズの中でも最高レベルの高画質を実現しています。
ワイド端の最短撮影距離(Minimum Object Distance)は0.15m、最大撮影倍率は1:2と、近接撮影ではカテゴリー内で驚異的な性能を発揮します。また、タムロン独自の手ブレ補正機構「VC」を搭載し、超望遠域での安定した撮影をサポートしています。また、フィルターサイズは他のタムロンミラーレス用レンズと同じ67mmに統一されています。
主な特徴
1. 世界初の16.6倍オールインワンズーム。
2. クラス最高レベルのVXDリニアモーターフォーカス機構による高速・高精度なAF
3. 撮影距離:0.15m、最大撮影倍率:1:2(18mmワイド端)。
4. クラス最高レベルの高画質を実現
5. 優れた手ブレ補正機能(VC)を搭載。
6. 快適なコンパクトさ。
7. ユーザーフレンドリーな機能(防湿構造、フッ素コーティング、ズームロックスイッチ
とのこと。
18-300mmと便利なズームレンジをカバーするだけでなく。VXD駆動の高速AFやハーフマクロに対応する万能ズームとなりそうですね。さらに驚くべきは富士フイルムXマウントにも対応すること。
これが本当だとすると、本格的に富士フイルムXマウントの情報をサードパーティに開示しているのでしょうか?そう言えばコシナからも電子接点対応の「NOKTON 35mm F1.2 X-mount」が登場したばかりですね。そして、トキナーからも富士フイルムXマウント用レンズがリリースされています。
また、このレンズを皮切りとして、既に登場している17-70mm F2.8や11-20mm F2.8もXマウントに対応するのでしょうか?今後の追加情報に期待。
現在、APS-CミラーレスはソニーE・富士フイルムX・キヤノンM・ニコンZ・ライカLにラインアップが存在。そのうち、タムロン製レンズに対応するのはソニーと富士フイルム。シグマはキヤノン・ソニー・ライカに対応。そしてキヤノンEOS Mは独自にラインアップを備えており、ライカLはシグマとライカからレンズがリリースされています。
こうなると登場して間もないニコンZが単独で市場に参入するのは厳しそう。新規ユーザーを獲得するつもりならば、早めのレンズラインアップ拡充が必須なように見えます。
噂のまとめ
- 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(Model B061)
- ソニーEマウント/富士フイルムXマウント
主な仕様
- 焦点距離:18-300mm
- 絞り値:F3.5-6.3?
- 絞り羽根:
- レンズ構成:
- 最短撮影距離:0.15m
- 最大撮影倍率:1:2
- フィルター径:67mm
- サイズ:φ
- 重量:g
- 防塵防滴:防滴
- AF:VXD
- 手ぶれ補正:VC
- その他機能:
・フッ素コーティング
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参考:タムロン製APS-Cミラーレス用レンズ
参考:各社のミラーレス用高倍率ズーム
キヤノン
ニコン
ソニー
オリンパス
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パナソニック
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