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15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE は過去最高の大口径対角魚眼レンズ

DPReviewがシグマ「15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE」のサンプルギャラリーを公開。LUMIX S1Rと組み合わせて撮影した天体写真など33枚の画像を公開しています。

DPReview:Sigma 15mm F1.4 Diagonal Fisheye sample gallery: Night photography in the sub-arctic

2月下旬、シグマは15mm F1.4 DG DN Diagonal Fisheyeを発表して私たちを驚かせた。ちょうどオーロラ撮影のためにカナダの亜北極圏へ撮影旅行に行くタイミングだった。

これらのサンプル写真についての重要な注意。

レンズのサンプルギャラリーを撮影する際、通常、画像ノイズが画像の見かけのシャープネスに影響するのを防ぐため、ISO値を可能な限り低くしている。しかし天体写真はその性質上、大口径レンズでもISO値を高くする必要がある。また、シャープネスの評価を可能にするため、低いISO値で撮影された昼間の写真もギャラリーに掲載した。

天体のサンプル撮影を実施した人物はこのレンズをどう思ったか?
(エミー賞にノミネートされた天文学者であり、フォトグラファーのJosé Francisco Salgado)

対角線魚眼レンズは、オーロラや天の川のような、非常に広い空の被写体を撮影するための武器である。15mm F1.4 DG DNは、私がこれまで使用した対角魚眼レンズの中で最も大口径でシャープなレンズだ。フォーカスロック機能は、天体写真家として私が長年望んでいた機能である。

とのこと。
焦点距離の短いレンズながら三脚リングと三脚座を備え、重量は同時に発表された「500mm F5.6 DG DN OS」とほぼ一緒という弩級の魚眼レンズレンズ。そして、フルサイズ対応の魚眼としては世界初のF1.4。レンズ構成にはFLDやSLDなどの特殊ガラスを数多く使用し、周辺部まで高い光学性能を実現している模様。シグマは天体写真家向けのレンズとしており、周辺部までコマ収差を抑えた点像再現性の高い結果が得られるようです。また、ヒーターリテーナーやMFLなどの便利な機能を装備。

DPReviewのサンプルギャラリーは「F1.4」の魚眼レンズであることを活かした天体撮影など33枚を掲載。ISO感度が高くてノイズ多めですが、それでもF1.4から隅までシャープな結果が得られれていることがわかります。フレーム隅まで点光源の変形が少ない。日中の写真ではフレアやゴーストが良く抑えられているように見えます。

シグマ 15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE|Art 最新情報まとめ

レンズの仕様

  • 発売日:2024年3月14日
  • マウント:E / L
  • フォーマット:フルサイズ
  • 焦点距離:15mm
  • レンズ構成:15群21枚(FLD4枚、SLD3枚、非球面2枚)
  • 開放絞り:F1.4
  • 最小絞り:F16
  • 絞り羽根:11枚(円形絞り)
  • 最短撮影距離:38.5cm
  • 最大撮影倍率:1:16
  • フィルター径:リア
  • 手ぶれ補正:-
  • テレコン:-
  • コーティング:SMC・撥水防汚
  • サイズ:104mm×157.9mm
  • 重量:1360g
  • 防塵防滴:対応
  • AF:HLA
  • その他:
    ・絞りリング
    ・MFLスイッチ
    ・ヒーターホルダー
    ・リアフィルターホルダー
  • 付属品:ケース、カバーレンズキャップ LC1040-01、リアキャップ LCR II、三脚ソケット TS-141、プロテクトカバー PT-51、ガイドプレート GP-21、ショルダーストラップ

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