DPReviewが「NIKKOR Z DX 24mm f/1.7」のサンプルギャラリーを公開。Z 50と組み合わせた50枚のサンプル写真を確認できます。遠景やボケ、逆光、点光源など。
DPReview:Nikon Z DX 24mm f/1.7 sample gallery
Z DX 24mm F1.7は、Z 50、Z 30、Z fcのようなAPS-Cセンサー Zカメラ専用設計の最初の単焦点レンズだ。価格はわずか280ドルで、大きなマニュアルフォーカスリング、防塵防滴構造、4.7インチまでの近接フォーカシングが可能。マウントを含め、鏡筒は主にプラスチック製だ。しかし、全体的にレンズのハンドリングは良く、長持ちするように作られていると感じる。
さらに重要なのは、36mm相当の汎用性の高い焦点距離と適度に大口径な開放F値によって、幅広い撮影シーンで能力を発揮することである。性能面では、フレーム中央寄りで撮影した被写体は、開放でもシャープに写る。また、ゴースト、フレア、色収差などの問題はすべてかなり抑制されているように見える。しかし、我々の言葉を鵜呑みにするのではなく、サンプル画像を見てほしい。
とのこと。
3万円台で入手できるAPS-C Zマウントカメラ用の大口径広角レンズですね。このクラスの純正レンズとしては安価で、広い画角で大きなボケが得られる面白い選択肢。将来的にシグマ「23mm F1.4 DC DN」Zマウント版が登場するかもしれませんが、このレンズより手ごろな価格で小型軽量な選択肢として競争力は高いはず。
DPReviewのサンプルギャラリーではZ 50と組み合わせて様々なシーンで撮影した50枚の写真を公開しています。シャープネスやボケ、逆光などを確認できます。玉ボケには非球面レンズの研磨ムラや隅の縁取り、色収差などの影響が目に付く場合もありますが、それ以外は概ね良好のようです。隅のシャープネス低下は絞ることで解消する模様。
全体的にフルサイズやS-Lineのレンズと比べると見劣りする部分があるものの、価格とサイズを考慮すると上手くまとまっている印象あり。ちなみに私も本レンズを購入して使用。やはり気になるのは周辺部のボケとシャープネスの低下で、F2くらいまで絞って使うのが丁度良いのかなと感じています。
ニコン NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 最新情報まとめ
レンズの仕様
レンズの仕様 | |||
---|---|---|---|
発売日 | 2023年6月 | 初値 | 36,630円 |
マウント | Z | 最短撮影距離 | 0.18m |
フォーマット | APS-C | 最大撮影倍率 | 0.19倍 |
焦点距離 | 24mm | フィルター径 | 46mm |
レンズ構成 | 8群9枚 | 手ぶれ補正 | - |
開放絞り | F1.7 | テレコン | - |
最小絞り | F11 | コーティング | SIC |
絞り羽根 | 7枚 | ||
サイズ・重量など | |||
サイズ | φ70×40mm | 防塵防滴 | 対応 |
重量 | 135g | AF | STM |
その他 | |||
付属品 | |||
キャップ |
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