DPReviewが富士フイルム「XF18mmF1.4 R LM WR」のサンプルギャラリーを公開。接写時の滑らかな後ボケと良好な逆光耐性は魅力的ですね。距離が開くと、ボケが少し騒がしく見える場面もあります。
DPReview:Fujifilm XF 18mm F1.4 R WR pre-production sample gallery
フルサイズ換算で27mmの画角を持つ富士フイルムの新レンズ「XF18mmF1.4 R WR」のプリプロダクションモデルを使って数日間撮影し、光学性能に感心した。開放での優れたシャープネス、最小限の歪曲、フレアや収差の良好な補正を実現している。F16での光条も非常に素晴らしい。
さらにこの18mmはリニアAFモーターを使用しているため、高速で焦点を合わせることができる。そして耐候性があり、適度にコンパクトで軽量だ。つまり、1,000ドルで手に入る魅力的なレンズなのだ。
サンプルギャラリーで、その光学性能を実際にご覧あれ。
とのこと。
撮影距離が長くなると周辺のボケが少し騒がしく見えるものの、接写時の大きなボケは非常に滑らかで心地よい描写ですね。玉ボケに非球面レンズのムラが少し気になる場面もありますが、騒がしい玉ねぎボケは無いように見えます。また、絞り開放からシャープで、軸上色収差も良く抑えられていますね。逆光耐性も良好である模様(ただし、絞るとゴーストが発生しています)。
APS-Cの18mm F1.4に1000ドル出せるかどうか悩ましいところですが、フジXマウントがメインシステムであれば面白い選択肢となりそうです。個人的にXF F1.4としては珍しいリニアモーター駆動のインナーフォーカスがどれほど高速に動作するのか気になるとところ。
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