IMAGING RESOURCEが富士フイルム「XF18mmF1.4 R LM WR」のサンプルギャラリーを公開。大口径ながら驚くほど小型軽量で、F1.4の絞り開放から優れたディテール・ボケ描写であると言及しています。
4月に富士フイルムは、大口径で防塵防滴仕様の優れた単焦点レンズ「XF18mmF1.4 R LM WR」を発表した。この27mm相当の明るい単焦点レンズは、風景、旅行、ストリート写真に最適な多目的な広い画角を備えている。開放値がF1.4と広いため、夜空の撮影など、光量の少ない場所での撮影にも適している。さらに、大きなレンズ口径にもかかわらず、このレンズは驚くほど軽量でコンパクトであり、堅牢で防塵防滴仕様を備えている。
最初の印象は、F1.4の開放でも優れた画質性能を備えたレンズだ。ディテールの描写が素晴らしく、色収差も少なく、絞り開放付近では、広角レンズにもかかわらず、素晴らしく浅い被写界深度と心地よいボケが得られる。このタイプのレンズとしては近接撮影の性能も高く、浅い被写界深度や被写体の分離感をさらに高めることが可能だ。クローズアップされた被写体や滑らかなボケ味が印象的な写真を作ることができる。
光学的には、9群15枚のレンズを使用しており、このようなコンパクトなレンズとしては非常に構成枚数が多い。非球面レンズを3枚、ED(特殊低分散)レンズを1枚使用しており、色収差やコマ収差を抑え、シャープな描写を実現している。
久しぶりに登場した富士フイルムXマウント用のF1.4大口径レンズですね。従来のフォーカスクラッチ構造は無くなってしまいましたが、大口径レンズとしては初めてリニアモーター駆動を採用し、高速で静音性の高いAFを達成。
さらに最新の光学設計により、絞り開放からシャープで、そして同時にボケも滑らかで綺麗な描写を実現している模様。絞り開放からコントラストが高く、パンチのある描写に見えます。ただ、場合によって背景のコントラストが騒がしくな感じる可能性はありそう。
価格は10万円超と決して安いレンズでは無いものの、18mm(換算27mm)好きであれば面白い選択肢となりそうです。個人的にも気になっている一本。ちなみに既に発売日を迎えており、複数のウェブサイトで作例やユーザー投稿が公開されています。
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