Photons to Photosがニコン「Z fc」のダイナミックレンジ測定結果を公開。測定結果は「Z 50」や「D500」とほとんど同じで、特に驚きはない測定結果みたいですね。
- 驚きはない。
- デュアルゲイン変換はISO 400だ。
最大PDR 低照度ISO 低照度EV Z fc 10.54 2450 9.62 Z 50 10.53 2406 9.59 D500 10.66 2557 9.68 α6400 10.51 2470 9.63 X-T30 10.47 3645 10.19 E-M5 III 9.69 2475 9.63
とのこと。
「Z 50」と同様のイメージセンサーと思われ、Photons to Photosのテスト結果もそれを示しているように見えますね。2016年に登場した「D500」の2000万画素センサーとも関連性があると思われ、全く同じ傾向。新しいセンサーではありませんが、高ISO感度耐性はAPS-Cとしては良好で、ダイナミックレンジも競合他社と比べて遜色のない結果が得られるようです。電子シャッター使用時のローリングシャッター歪みの観点ではベストな選択肢とは言えないものの、メカニカルシャッターを使う静止画で大きな問題は無さそうです。
ダイナミックレンジに関しては比較的新しいセンサーを使用しているX-T30と同等の結果が得られているので、新機種が登場したとしても、これ以上のパフォーマンスは期待できないかもしれません。あるとすれば裏面照射型CMOSセンサーに切り替わることで低照度ISOのパフォーマンス向上、もしくはローリングシャッターの高速化でしょうか。
Z DXレンズ一覧
- NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
- NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
- NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
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