DPReviewがニコン「Z 9」のサンプルギャラリーを公開

2021年10月28日

DPReviewがニコン「Z 9」のサンプルギャラリーを公開。低感度から超高感度を使った作例や、新発売となるZ 100-400mm F4.5-5.6と組み合わせた作例もいくつか確認することが出来ます。

DPReview：Sports and action: Our first sample images from the new Nikon Z9

先日、ニコンZ 9のプリプロダクションモデルを使ったサンプル撮影を行った。ラグビーの試合、陸上競技場、ベロドローム、テニスの練習など、忙しい2日間だった。見事なニコンの新しいフラッグシップモデルのサンプルギャラリーをご覧あれ。

このギャラリーでは、同時発表されたNikkor Z 100-400mm F4.5-5.6 VR Sのサンプルも確認できる。

Z 70-200mm F2.8や500mm F5.6 PFなど、様々なレンズを使用して動く被写体を撮影しています。特にZ 70-200mm F2.8と組み合わせた際の結果は非常にシャープで良好に見えます。中には新発売となるZ 100-400mm F4.5-5.6 VR Sで撮影した作例もいくつか確認できます。比較的ISO感度が高い作例が多いので、レンズの状態を確認するには不適かもしれません。

サンプルギャラリー後半ではISO 10000以上を使った作例が多くなっています。ISO10000を超えるとノイズリダクションが少し強めにかかっているように見えます。RAWを公開していないので、実際のところは不明。ISO 6400の作例も同様で、初期設定のノイズリダクションは少し強め。
RAWが公開されていないのでダイナミックレンジがどれほど広いのか分かりません。とは言え、ISO 64に対応しているので、Z 7のような幅広いダイナミックレンジに期待したいところ。

全て自然に動体が写っていますが、Z 9はメカシャッターレスであり、全て電子シャッターを使って撮影しているのですよね。度の作例を確認しても特に不自然な描写は無いように見えます。
まさかニコンがキヤノンやソニーに先駆けてメカニカルシャッターを省略するとは夢にも思っていませんでした。ここからニコンの巻き返しに期待。

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