このページでは一眼カメラ用交換レンズ「Laowa 4mm F2.8 Fisheye MFT」の情報を収集しています。
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更新情報
- 2020-04-27:国内でソニーE・キヤノンEF-M・富士フイルムXマウント用の予約販売が開始されました。
- 2020-01-19:キヤノンEF-M・ソニーEマウント・富士フイルムXマウント用が告知されました。国内での取り扱いはまだありません。
- 2019-09-10:サイトロンジャパンが国内取扱開始を告知しました。
- 2019-07-04:Xitekがレビューを掲載しています。
- 2018-04-27:43Rumorsが本レンズの実写と作例をピックアップしています。
- 2018-04-22:Venus Opticsが本レンズを公式発表しました。発売は2018年中期?後期とのこと。
レンズデータ
レビュー
購入早見表
Laowa 4mm F2.8 Fisheye MFT | |||
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Laowa 4mm F2.8 Fisheye Fuji | |||
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ビックカメラ | ヤマダ | PREMOA |
レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 4mm |
絞り開放 | F2.8 |
最小絞り値 | F22 |
画角 | 210° |
フォーマット | マイクロフォーサーズ |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽根 | 7 |
最短撮影距離 | 8cm |
最大撮影倍率 | 0.11倍 |
フィルター径 | ー |
サイズ | 45.2×25.5mm |
重量 | 135g |
マウント | マイクロフォーサーズ |
MTFチャート
レンズ構成図
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海外の評価
Sony Alpha Blog
Laowa 4mm F2.8 Circular Fisheye
- これまでテストしてきたレンズの中では最も画角の広いレンズだ。
- 絞りリングとフォーカスリングを備えたフルマニュアルレンズだ。電子接点は無いのでレンズのEXIF情報は記録されない。
- 被写界深度が深いので、1m未満の被写体を撮影しない限りフォーカス操作はあまり重要とならない。無限遠でF4まで絞るとパンフォーカスで撮影可能だ。
- 総金属製の鏡筒はとても良好なビルドクオリティだ。
- 画角が広いのでカメラグリップを握ると手が写りこんでしまう。撮影する際は自身の脚や頭が写らないように気を付ける必要がある。
- シャープネス:2400万画素
・隅から隅までF2.8?F8までとても良好だ。F11から回折の影響を受ける。
・近距離の被写体でも遠景でも良好なシャープネスを維持している。 - 色収差はとても目に付く。イメージサークルの端には常時色ずれが見られる。
- 逆光耐性はとても優れている。
- 周辺減光は無い。
- F16で素敵な光条が発生する。
- ボケを得るのは非常に難しいが、柔らかく素敵な描写だ。
- 発色はとても良好である。
円周魚眼レンズとしては高価なレンズ(279ユーロ)だが、確かに価格なりの価値を持つレンズだ。円周魚眼としてはベストであり、対角魚眼ならサムヤン「8mm F2.8 UMC FISH-EYE II」が最適だ。
210度の画角を持ち、とてもシャープで発色は非常に良好だ。非常に楽しく、個性的な結果を得ることが出来る。
長所:絞り開放からとても優れたシャープネス・210度の個性的な画角・とても良好な発色・とても良好なボケ・小型軽量・とても良好なビルドクオリティ・魚眼レンズとしては非常に良好な逆光耐性・品質を考慮するとリーズナブルな価格設定・10cmの最短撮影距離・360度パノラマ撮影に最適
並:近距離でのMF操作・画角が広すぎて指が写りこむ
短所:色収差
Optical Limits
激安だが良好な光学性能
- ビルドクオリティはLAOWAらしいものだ。総金属鏡筒だが、フルマニュアルレンズのため絞りとフォーカスは手動操作限定だ。
- フルマニュアルは面倒に感じるかもしれないが、ピント位置を1m、絞り値をF5.6に設定すれば大部分の撮影でピントは合う。
- 重量はわずか120gだ。使用頻度の少ないレンズとなるだろうが、この携帯性であれば苦にならないだろう。
- 円周魚眼レンズだが、イメージサークルはマイクロフォーサーズの4:3フレームよりも少し大きい。このため上下が僅かにトリミングされてしまう。
- 画角が非常に広いのでどうしても三脚や自分の足が写りこんでしまう。また、カメラをグリップした手まで写りこんでしまうのは本当に残念だ。ボディサイズの小さいE-M5 Mark IIでさえ手が写りこむので、LUMIX G9など深いグリップならそれ自体が写りこむ可能性がある。
- 歪曲収差のテストは魚眼レンズのため割愛する。
- 周辺減光のテストは円周魚眼のため割愛する。
- 驚いたことに解像性能はとても見事だ。中央はF2.8からとてもシャープで、イメージ端の領域もかなり良好だ。四隅は良く無いが、悪くもない。そして絞ると改善し、F5.6付近でとても良好となる。
- 色収差はイメージ端の領域で酷くはないが目に付く。
- フレーム端に強い光源を配置するとフレアが多くなる
使い勝手の難しいレンズだが、同時に楽しいレンズでもある。解像度はとても良好で、色収差は目立つが平均的な性能だ。電子接点こそ無いがビルドクオリティは良好でレンズキャップまで金属製だ。
必携レンズでは無いが、僅か199ドルと本当に激安で強くおススメできる。
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