このページでは一眼カメラ用交換レンズ「Laowa 9mm F2.8 Zero-D」の情報を収集しています。
Index
更新情報
- 2019-05-27:Phillipreeveがレビューを掲載しています。
- 2019-01-21:KASYAPAが実写レビューを掲載しています。
- 2018-11-13:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
- 2018-11-02:Photographyblogがサンプルギャラリーを公開しています。
レンズデータ
レビュー
購入早見表
9mm F2.8 Zero-D Canon | |||
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9mm F2.8 Zero-D FUJIFILM | |||
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9mm F2.8 Zero-D Sony | |||
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9mm F2.8 Zero-D MFT | |||
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レンズデータ
レンズ仕様
- 焦点距離:9mm
- 最大F値:F2.8
- 画角:113度(対応フォーマット:APS-C)
- レンズ構成:10群15枚
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最短撮影距離:12cm
- 最大撮影倍率:0.13倍
- フィルター径:φ49mm
- 質量:?215g ※マウントにより変動
- 対応マウント:富士フイルムX,キヤノンEF-M,ソニー E
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- Laowa 9mm F2.8 ZERO-Dの中央解像はXF80mmマクロよりも良好【海外の評価】
- LAOWA 9mm F2.8 Zero-Dは安く無いがコンパクトで良好な光学性能のレンズ【海外の評価】
- LAOWA 9mm F2.8 Zero-Dは小型だが優れた光学性能のレンズ【海外の評価】
関連レンズ
海外の評価
Phototrend
- 2018年のCP+で発表されたVenus Opticsの新しい超広角レンズだ。富士フイルムX・キヤノンEF-M・ソニーEマウントに対応している。
(*訳注:2020年現在はマイクロフォーサーズ用も存在します。) - 今回は富士フイルムXマウントを使ってテストしている。
- フルサイズで13.5mmに相当する焦点距離のレンズだ。Xマウント用レンズとしては(魚眼以外で)最も広い画角をカバーしている。
(*訳注:現在は「XF8-16mm F2.8 R LM WR」が存在します) - 60×53mmとコンパクトだが、215gと密度が高いレンズである。外観は「XF50mm F2 R WR」と似ている。
- 金属製の外装はアルマイト処理が施されたブラックを基調としている。ブラックカラーのミラーレスボディと調和が取れたデザインだ。
- 49mmのフィルターソケットも金属製だ。フィルターやレンズフードを装着していると、アルマイト処理が剥がれて銀色の後が残る可能性がある。
- 絞りリングはF2.8・F4・F5.6・F8・F11・F16・F22でノッチがある。中間の絞り値は選択できない。このリングの回転方向は富士フイルム純正レンズと逆方向だ。
- フォーカスリングのストロークはおよそ180度だ。誤操作しないくらいには硬い動作である。
- 被写界深度の表示はF2.8からF11までだ。何故かF16とF22は印字されていない。
- 前玉には「フロッグアイコーティング」と言われる撥水性のあるコーティングが施されている。
- 電子接点が無いのでレンズの情報はカメラに記録されない。他にもいくつか影響がある。
・フォーカスアシスト機能が動作しない。
・絞り操作はフルマニュアルだ。
・撮影した写真のEXIF情報にレンズ関係は記録されない。
・後から絞り値を把握するのが難しい。 - 中央はF2.8から非常に良好だ。ただしフレーム端はF2.8からF5.6までは少しソフトだ。F8で改善するが、絞り開放から全域で高いシャープネスを期待しているとがっかりするかもしれない。
- 「XF10-24mmF4 R OIS」と比べて中央はより良好だ。一方、フレーム端はXFレンズが良好である。F5.6まで絞ると違いは目立たない。
- F16-F22まで絞っても優れた画質だが、十分な被写界深度があるF11で十分だろう。
- レンズ名の通り、歪曲収差はほとんど無い。
- 周辺減光は絞り開放でかなり目立つ。絞ると少しづつ改善するが、目立たなくなるのはF8からだ。
- 逆光ではフレアが発生する。
- 目に見える色収差は発生しなかった。
中央は絞り開放から非常に良好で、フレーム端もF8まで絞ればとても優れた画質となる。小型軽量な超広角レンズながら金属外装でしっかりとした作りのレンズだ。
電子接点が無いので絞り値の記録が出来ず、防塵防滴に非対応な点は残念だ。しかし、これが問題と感じないのであれば検討する価値のあるレンズである。
長所:金属鏡筒・小型軽量・F2.8・ゼロ歪曲・優れた画質
短所:MF・電子接点がない・絞り開放で強い周辺減光・レンズフードが固定されない・フレーム端がソフト・防塵防滴非対応
Phototrend:TEST DE L’OBJECTIF ULTRA GRAND-ANGLE LAOWA 9MM F/2.8 ZERO-D EN MONTURE FUJIFILM X
Lenstip:小型・高性能な広角レンズ
Laowa 9mm F2.8 ZERO-Dは我々が賞賛したマイクロフォーサーズ用の兄弟レンズ「7.5mm F2 MFT」より良好で、とても面白いレンズであることは疑う余地が無い。
欠点はレンズのサイズから予想できる範疇(周辺減光と隅の解像性能)だけで思いがけないネガティブなパフォーマンスは無かった。
中央の解像性能はレコードに近いとても高いパフォーマンスで我々の予想を上回っていた。このレンズの欠点を把握しているのであればこのレンズをおススメすることに全く不安は無い。
実際にアイスランドの旅行に持って行き、1000枚以上の写真を撮影した。結論としては完全に肯定的なものだ。大部分の撮影はこのレンズで済み、カメラにマウントされたままだった。XF18-55mmを使わなければならなかった状況は二つの手で数えられる程度だ。
フォーカシング操作に問題は無く、多くの状況でフォーカス位置は固定しておけば十分だ。
PhotographyBlog
- 総金属製でしっかりとした重量感のあるレンズだ。
- 長さ60mm、重さ215gとこれまでテストした中で最も小さい超広角レンズだ。X-T3のようなカメラと組み合わせるとバランスが良い。
- フルマニュアルレンズであり、電子接点は存在しない。実絞りのため絞り優先AEでの測光は動作する。
- フォーカスリングの回転角は約180度で素敵な滑らかさで動作する。
- 絞リングはF2.8-F22まで7つのクリックストップがある。F8で焦点距離を∞に設定すると、4m以上の被写体は全てピントに入る。カメラに情報は伝達されないので絞り値はF0と表示される。
- 色収差は最小限に抑えられている。この優れた性能は複雑な光学設計の恩恵であることは間違いない。
- 小型の広角レンズから予想できるように周辺減光は目立つ。F5.6まで絞ると目立たなくなり、F8で解消する。
- 歪曲はなくほぼ直線だ。
- ボケは超広角の7枚羽根としてはとても滑らかだ。
- シャープネス:
・中央も四隅もF2.8から驚くほど高く、F4-F8で際立っている。F11で低下し始め、F16-F22で徐々に悪化する。 - レンズフードは固定されていないため、フードがズレていないか気を付ける必要がある。
このレンズはフジフイルムで最も安価な超広角レンズの選択肢となるが、画質を損なっておらず強くおススメできる。
Sony Alpha Blog
- 電子接点を持たず、フォーカスも絞りもマニュアル操作だ。
- マニュアルフォーカスは被写界深度が深く、そう難しいものではない。
- 総金属製でビルドクオリティはとても良好だ。
- シャープネス:α6000
・中央:F2.8-F11までexcellent、F16で回折の影響を受ける。
・四隅:F2.8-F11までexcellent、F16で回折の影響を受ける。
・5m未満の撮影距離では像面湾曲が強い。 - 周辺減光は4EVと非常に暗く、F8-F11まで絞ることで低減する。ただし、完全には無くならない。
- 色収差はゼロに近い。
- 歪曲はゼロに近い。
- フレア耐性は広角レンズとしては良好だ。しかし、過酷なシーンでは幾らか厄介となる。
9mm F2.8 Zero-Dは風景や建築物で使えるとても良好で特殊なレンズだ。価格設定はやや高いが、E 10-18mmよりも優れたシャープネスであり、歪曲が無い。周辺減光さえ後処理すれば風景や建築物ですばらしいイメージを生成できる。屋内での撮影ならばF8まで絞って像面湾曲を避ける必要がある。
更新履歴
- 2018-05-18:Dpreviewが本レンズの作例を掲載しています。周辺減光は目立ちますが四隅まで安定した描写でボケも綺麗なようです。
- 2018-04-27:カメラのキタムラで本レンズの取り扱いが開始されたようです。購入早見表をJANコードに対応しました。
- 2018-04-22:Lenstipがレビューを掲載しています。
- 2018-04-16:国内で発売日が決定し予約販売が開始されました。
- 2018-04-06:ePHOTOzineがSonyEマウント用のレビューを掲載しています。
- 2018-03-23:参考サイトにDpreviewを追加しました。
- 2018-03-21:jonasraskiphotoraphyをレビューに追加しました。
- 2018-03-12:The Phoblographerをレビューに追加しました。
- 2018.2.26:公式発表されました。現在情報を収集中です。
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