2024年10月1日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。「135mm F2」を想定したような光学系で、既存のRF135mmよりもシンプルな構成の実施例もあるようですね。
概要
- 【公開番号】P2024133316
- 【公開日】2024-10-01
- 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2024-07-19
- 【分割の表示】P 2020148705の分割
【原出願日】2020-09-04- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アッベ数の小さな材料(高分散材料)を使用した正レンズを適切に配置することで、色収差等の諸収差が良好に補正された光学系が開示されている。- 【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型かつ色収差等の諸収差が良好に補正された光学系および撮像装置を提供することができる。実施例1
- 焦点距離:130.77
- F値:2.06
- 半画角:9.39
- 像高:21.64
- 全長:132.51
- バックフォーカス:25.26
実施例:4
- 焦点距離:130.46
- F値:2.06
- 半画角:9.42
- 像高:21.64
- 全長:146.16
- バックフォーカス:17.93
複数の実施例を掲載していますが、全ては「135mm F2」を想定したような光学系となっています(実施例によっては手振れ補正あり)。特に実施例1は既存の「RF135mm F1.8 L USM」よりもレンズ構成枚数が少なくいシンプルな光学系となっています。非Lシリーズで”比較的”手頃な135mmを想定しているのだとしたら面白そうですねえ。もちろん、この特許の存在で将来の新製品が確定するわけではありません。むしろその可能性は低いので、過度な期待は禁物。
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