2025年4月9日付けでコシナの気になる特許出願が公開。「NOKTON 50mm F1.2(APS-C)」用の光学系に見えますが、「70mm F1.2 APS-C」を想定したような光学系の実施例も含まれています。
概要
- 【公開番号】P2025058577
- 【公開日】2025-04-09
- 【発明の名称】撮像レンズ
- 【出願日】2023-09-28
- 【出願人】
【識別番号】391044915
【氏名又は名称】株式会社コシナ- 【背景技術】
【0002】
従来、中望遠用の撮像レンズとしては、特許文献1に記載されるインナーフォーカス式レンズが知られている。- 【0005】
しかし、上述した従来の撮像レンズ(インナーフォーカス式レンズ)は、次のような問題点があった。- 【0006】
即ち、小型、軽量、大口径のレンズの提供を目的とするものの、基本的な構成として、インナーフォーカス方式を採用し、無限遠物体合焦状態から最至近距離物体合焦状態までのフォーカシングを行うため、最短撮影距離を確保する場合、製品全長が長くなる欠点がある。この場合、パワーの強い負レンズをフォーカスレンズ群に使用することにより、レンズの移動量を少なくし、製品全長を抑えつつ最短撮影距離を短くすることも可能であるが、反面、収差の距離変動が大きくなる。- 【0007】
加えて、口径比に対してレンズ径の最大径を小さくできないとともに、バックフォーカスが長くなるため、レンズの配置する空間を確保しにくく、結果的に、レンズ製品全体が大型化しやすい難点がある。- 【0008】
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した撮像レンズの提供を目的とするものである。実施例1
- 焦点距離:48.5
- F値:1.23
- 半画角:16.28
実施例3
- 焦点距離:72.8
- F値:1.23
- 半画角:10.89
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