2024年12月12日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。フルサイズ対応「RF65mm F2 IS」のほか、APS-Cよりやや大きめの像高をカバーした「RF-S50mm F2 IS」「RF-S85mm F2 IS」などの実施例を含んだ光学系の特許となっています。
概要
- 【公開番号】P2024172507
- 【公開日】2024-12-12
- 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2023-05-31
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 高い光学性能を有し、大口径比且つ小型な光学系を提供すること。
- 【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置に用いる光学系として、高い光学性能を有し、大口径比且つ小型な光学系が求められている。- 【0005】
特許文献1の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正、正、負のレンズ群を有し、フォーカシングに際して第2レンズ群が移動し、像ぶれ補正に際して第1レンズ群において最も像側に配置されたレンズが移動する。しかしながら、第3レンズ群において最も物体側から2番目に配置されたレンズは物体側に凸面を向けているため、大口径比にすると、コマ収差等の補正が困難である。実施例1
- 焦点距離:63.70
- F値:2.00
- 半画角:18.76
- 像高:21.64
- 全長:75.00
- バックフォーカス:12.56
実施例3
- 焦点距離:48.50
- F値:2.00
- 半画角:17.19
- 像高:15.00
- 全長:70.00
- バックフォーカス:14.20
実施例4
- 焦点距離:85.00
- F値:2.00
- 半画角:10.01
- 像高:15.00
- 全長:100.00
- バックフォーカス:20.00
実施例5
- 焦点距離:63.70
- F値:2.00
- 半画角:13.25
- 像高:15.00
- 全長:75.00
- バックフォーカス:11.00
フルサイズでは珍しい65mm付近をカバーするF2 単焦点レンズを想定しているようです。動画撮影で好まれる焦点距離と言われていますが、どのようなレンズを検討しているのか気になるところ。また、光学系には手振れ補正も搭載されるみたいですね。さらに、APS-C用としては像高が少し大きめの光学系も複数掲載。
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