このページでは一眼カメラ用交換レンズ「PERGEAR 35mm F1.2」に関する情報を収集しています。
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- 2020-08-30:PERGEARが「PERGEAR 35mm F1.2」をリリースしたので専用ページを作成しました。似たようなスペックのレンズが多いものの、10枚羽根・小絞りF22対応となっているのが個性的ですね。
購入早見表
*おそらく取り扱いは公式とAmazonのみ。
レンズデータ
レンズ仕様
- 総金属製
- レンズ構成:5群6枚
- 絞り:10枚
- コーティング:マルチコーティング
- Sony E・Canon M・Nikon Z・Fuji X・MFTマウント
- 絞り値:F1.2-F22
- 最短撮影距離:25cm
- サイズ:48.0×53mm
- 重量:210g
- フィルター:43mm
MTFチャート
レンズ構成図
関連レンズ
- EF-M32mm F1.4 STM
- E 35mm F1.8 OSS
- XF35mmF1.4 R
- XF35mmF2 R WR
- XC35mmF2
- 30mm F1.4 DC DN
- Touit 1.8/32
- 35mm F1.2 ED AS UMC CS
- SPEEDMASTER 35mm F0.95 II
- 7Artisans 35mm F1.2
- 7Artisans 35mmF1.4
- PERGEAR 35mm F1.6
関連記事
海外の評価
Sony Alpha Blog
Sony Alpha Blog:Pergear 35mm F1.2
- レンズの仕様
ー重量:241g
ー価格:125ユーロ
ー全長:53mm
ーフィルター:43mm
ー絞り:10枚
ー最短撮影距離:25cm
ーレンズフード付属
ーレンズポーチ付属 - クリックレスの絞りリングとマニュアルフォーカスリングを備えたフルマニュアルレンズだ。電子接点が無いのでレンズの情報はカメラに記憶されない。
- レンズは総金属製でビルドクオリティに問題は無い。
- フォーカスリングと絞りリングに問題は無いが、幅がとても狭い。
- シャープネス
ーα6600:2400万画素
ー絞り開放の結果は平凡だ。非常に良好な結果を得るにはかなり絞る必要がある。
ー四隅の画質は中央と同じ結果となるが、像面湾曲が強いので中央と同時にピントが合わない。 - 周辺減光は絞り開放で目立ち、F2.8で無視できるレベルとなり、F5.6で解消する。
- 色収差は中程度だ。
- 歪曲が目立つ。逆光耐性は良好だ。
- F16まで絞ると素敵な光条が発生する。
- 玉ボケはとても良好だが、F2まで絞ると角ばり始める。
- 後ボケはとても柔らかく素敵な描写だ。
- 発色はとても良好だ。
- 他社のF1.2レンズとの比較
ーサムヤン「35mm F1.2 ED AS UMC CS」は遥かに優れているが、価格は3倍で遥かに大きいレンズだ。
ー低価格な35mm F1.2の中ではPERGEARが最もバランスが取れている。他社のレンズは優れた部分もあるが、いくつかの弱点を抱えている。
ーPERGEARの強みは「優れたボケ・玉ボケ(最高)」「発色(最高)」「色収差・逆光耐性(最高)」「シャープネス(平凡)」「クリックレスの絞りリング」だ。
ー僅差で「7Artisans 35mm F1.2 II」だが、このレンズはクリック付きの絞りリングとなる。
ーシャープネスとボケで最良の選択肢を考慮する場合は「PERGEAR 35mm F1.6」を選ぶと良いだろう。
PERGEAR 35mm F1.2は非常に柔らかい後ボケと優れた発色のレンズだ。ただしシャープネスはいくらか弱い。ポートレートでは非常に素晴らしい結果を得られるだろう。
長所:優れた後ボケ・とても良好な発色・とても良好な玉ボケ・クリックレスの絞りリング・低価格・小型軽量・逆光耐性・中程度の色収差補正
短所:絞り開放のシャープネスが平凡・大きな歪曲収差・目立つ周辺減光
もしF1.6で問題が無い場合は「PERGEAR 35mm F1.6」のほうが遥かに良好なシャープネスだ。後ボケも良好だが、F1.2ほどクリーミーではない。
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