このページではパナソニックのマイクロフォーサーズ用交換レンズ「LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH」のボケ描写のレビューを公開しています。
LEICA DG 10-25mm F1.7 ASPH ボケチェック
ポイント
- 良好に補正された球面収差
- 軸上色収差の極僅かな色づき
- ニュートラルな前後のボケ質
- 口径食の少ない10~14mmの玉ボケ
前後のボケ 球面収差と非球面レンズの影響
前後に大きなムラなく、球面収差は良好に補正されているようです。非球面レンズの目だった影響もない良好なボケ描写。特にこれと言った個性はありませんが、使いやすそうな印象。滲むボケでは無いので、輝度差がありコントラストの高い背景だと少し騒がしく感じるかもしれません。
軸上色収差の補正があと一息完璧とは言えず、僅かに色ずれが発生しています(玉ボケの縁に発生する緑・紫の色ずれ)。
前後のボケ
上の玉ボケ描写から分かるように前後に差の無いニュートラルなボケ描写です。コントラストが高いと僅かに後ボケのほうが騒がしく感じるかも。ズームレンズとしては滑らかで良好なボケ描写だと感じます。
玉ボケ・口径食の影響
F1.7の大口径ズームと考えると、良好なパフォーマンスと言えそうです。特に10~14mmは四隅まで円形に近い形状を維持しており、18mmでもまだ良好。比較して25mmは変形の度合いが大きく、影響のある範囲が広いように見えます。
雑感
ズームレンズとしてはかなり良好なボケ描写。マイクロフォーサーズで20万円前後のF1.7ズームは伊達じゃなかった。特に絞る必要性を感じないのでF1.7から心地よい画質を楽しめます。
LEICA DGシリーズ全般に言えることですが、絞り開放からコントラストは高め。ボケの量と背景のコントラスト次第で少し騒がしく感じるかもしれません。その場合はボケ量を調整するか、背景を少しずらすと良いでしょう。
今回使用した機材
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