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- シグマ 50-100mm F1.8 DC HSM キヤノンEFマウントが生産完了
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- 50-100mm F1.8 DC HSMはAPS-Cで最も面白い選択肢のひとつ【海外の評価】
- シグマ 50-100mm F1.8 DC HSM|Art 最新情報まとめ
作例
購入早見表
レンズ仕様
レンズ構成 | 15群21枚 |
最小絞り | F16 |
フィルターサイズ | φ82? |
画角 (DC) | 31.7-16.2 |
最短撮影距離 | 95cm |
最大径 × 全長 | Φ93.5mm × 170.7mm |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最大倍率 | 1:6.7 |
重さ | 1,490g |
海外の評価
Photozone:APS-Cで最も面白い選択肢のひとつ
- 外観…TSCで造られた鏡筒は素晴らしい質感だ。操作リングは滑らかに動作する。三脚座が実装されているのは称賛すべきことだが、比較的プレートが短く絶賛はできない。
- 歪曲…このレンズはまともな歪曲特性を持っている。70mmでは1.7%の糸巻き型で100mmではこの歪曲が緩和されている。
- 周辺減光…絞り開放では1?1.3EVだ。これは良好な数値であり、F2.2まで絞るだけで十分解決する。
- 解像度…完璧では無いが非常に良好だ。シグマは明らかに中央画質を重視している。50?70mmはF1.8で中央が既に素晴らしい性能だ。100mmは僅かに低下するが、F2.2ですぐ追いつく性能となっている。しかし、周辺の性能はあまり印象的ではない。
- テストした個体の偏芯性能は良好だ。
- 色収差…倍率色収差は平均1.2ピクセルだが許容範囲内だ。
- ボケ…玉ボケの内側はとても滑らかだが、周辺部の玉ボケは口径食の影響を受ける。ピント面前後のボケは後ボケが良好だが前ボケはかなり粗い。
- 球面収差…残存球面収差による影響はなくフォーカスシフトの問題はない。
このレンズはポートレート用の素晴らしい望遠ズームレンズだ。中央はとてもシャープでとても良好なボケ味を持っている。しかし少なくとも弱点はフレームの周辺部に存在する。
周辺減光は大口径としては典型的な量で歪曲は望遠端でとても低い。
レンズの造りはプロレベルだが小さい三脚座はいただけない。三脚座以外はキヤノンのLレンズ級と言っても過言では無いだろう。手ぶれ補正の省略は妙に感じるかもしれないが、光学設計が複雑なため致し方ない。APS-Cにこだわるのであれば、このレンズは最も面白い選択肢の一つだ。
更新履歴
- 2017.1.30:参考リンクを多数追加
- 2016.12.13:Flickr・フォトヨドバシ作例を追加
- 2016.7.30:ITmedia 交換レンズ百景 を追加