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リコーイメージング smc PENTAX-DA 50mmF1.8 最新情報まとめ

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smc PENTAX-DA 50mmF1.8
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レンズデータ

レンズ仕様

レンズタイプ 望遠単焦点
焦点距離(35mm判換算) 50mm(76.5mm)
開放絞り値 F1.8
最小絞り F22
画角 31.5°
レンズ構成 5群6枚
絞り羽根枚数 7枚
最短撮影距離 0.45m
最大撮影倍率 0.15倍
フィルター径 52mm
最大径 x 長さ 63 x 38.5 mm
質量(重さ) 122g

レンズ構成図

リコーイメージング公式より レンズ構成図

smcPENTAX-DA35mmF2.4AL(通称DA35安)と同じく、1万円台で購入出来るKマウントの撒き餌レンズの一つ。

プラスチックマウント、クイックシフトフォーカス非対応と価格なりの機能性だが、描写はさすが単焦点と言った写り。とりあえず単焦点を買ってみると言うなら「DA35安」か「DA50」が良い選択肢。

特にこの二つのレンズは安いのみならず、軽い。他社の撒き餌レンズと比べてもさらに軽い。おまけに、レンズの前玉にはSPコーティングがしてあるので、プロテクトフィルターなど余計な物を買わなくても安心して使える。このコーティングをこのクラスで採用しているのはペンタックスくらいでしょう。

などなど、軽かったりコスパが良かったりと、それらを求めているPENTAXユーザーならばエントリー層のみならず持っておいて損は無い。競合レンズとして、DA★55mmやFA50mmなどが存在するものの、コスパはDA50mmが抜群。

関連レンズ

海外の評価

Photozone

この手のレンズは過小評価されがちだが、実際にはもっと期待しても良いものだ。このレンズも例外ではない。

絞り開放はシャープな中央画質とソフトな四隅の画質でありかなり高い品質のものだ。F2.8まで絞ると減光や解像力など全ての問題が解決され、画質はとてもシャープだ。F4.0~F5.6の間は同程度の良好な描写だ。無視できる程度に倍率色収差が抑えられているのもシャープネスに寄与しているだろう。ボケ質はやや良好だが、ピント面の前後は少し騒がしい。しかし、玉ボケは綺麗に描写されている。

低価格の値札は光学性能に反映されていないが、レンズの外装にはそれを感じることができる。悪いわけでは無いが、プラスチックマウントと古いAFシステムを受け入れる必要がある。ドライブスクリュータイプのAFシステムは2017年現在では少々時代錯誤なものだ。もちろん正常に動作するが、騒がしく高速なものでは無い。

とは言え、このレンズほど良い価値のあるレンズを見つけるのは難しいかもしれない。

Lenstip

*発売直後のレビューであり、現在の価格ではしっくりこない点があるかもしれません

長所:素晴らしい中央画質、とても良好な四隅の画質、完璧な色収差補正、わずかな歪曲、とても小さい非点収差、中程度の周辺減光、とても良好な逆光耐性、実用的なフォーカスリング

短所:絞り開放の画質がとても甘い、コマ収差が目立つ、プラスチッキーな鏡筒、悲惨なAF、高価

光学性能は競合レンズに匹敵する性能を持っており、欠点を指摘するのは難しいだろう。少し絞るととても良好な描写であり、コマ収差の補正が良好だったら完璧だった。絞り開放の画質は上出来でないが、ライバルに後れを取るものでは無い。多くのカテゴリ(色収差、周辺減光、非点収差、逆光耐性、歪曲)において実はクラス最高のレンズの一つだ。

深刻な3つの問題がある。1つは外装の品質。プラスチックマウントはキヤノンやソニーと同じだが、ニコンは金属製のしっかりとしたものだ。2つ目はオートフォーカス。テストした個体は騒々しく、マニュアルフォーカス用レンズと呼ぶに相応しいレンズだ。そして3つ目は価格。もう少し足せばより明るく、品質の良いPENTAX 50mm F1.4を買えてしまう価格設定は理解出来ない。

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