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smc PENTAX-FA 50mm F1.4 | |||
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フード RH-RC49 | 新品・中古情報 |
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レンズキャップ F 49mm | 新品・中古情報 |
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レンズケース S70-70 | 新品・中古情報 |
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49mm プロテクトフィルター | 新品・中古情報 |
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49mm PLフィルター | 新品・中古情報 |
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レンズ仕様
焦点距離(35mm判換算) | 50mm(76.5mm) |
---|---|
開放絞り値 | F1.4 |
最小絞り | F22 |
画角 | 31.5° |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚 |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
フィルター径 | 49mm |
最大径 x 長さ | 65 x 37 mm |
質量(重さ) | 220g |
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『smc PENTAX-FA35mm F2AL』と同じくフィルム時代の大口径レンズ。
傾向もFA35mm同様で、絞り開放は柔らかい描写。ピント面の薄さもあって、描写が甘いのか柔らかいのか区別が付きにくいものの解像感は感じる事が出来る。柔らかく感じる所以は同焦点距離のスターレンズ『smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM』の方がコントラスト強めの立体感の付いた描写をするため。
比較してこちらはサッパリとした色乗りになっている分、柔らかく感じるのだろう。花やポートレート等をハイキ?で撮るのであればDA★55mmよりも相性が良い。絞れば一転してキリっと引き締まる昔ながらの味付けだ。開放にキレッキレなシャープさが必要無ければ、変化が楽しめるのでDA★55mmよりも面白い。
ハイキーな表現と相性が良いのもあって、クローズアップレンズと組み合わせてマクロレンズとして使うのもアリだろう。APS-Cで使うと中望遠レンズとなるのでNo2が、フルサイズで使うならNo3あたりが使いやすいように思う。
大口径標準レンズとしてはコンパクトな造りになっているが、ボディ内駆動である上にクイックシフトフォーカス機構は搭載されていない。また、ピントリングが細く小さいので回しづらい。と言ったデメリットがある。
関連レンズ
- smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited
- smc PENTAX-D FA MACRO 50mm F2.8
- HD PENTAX-D FA★ 50mm F1.4 SDM AW
- 50mm F1.4 AS UMC
- Irix 45mm F1.4
海外の評価
PENTAX FORUMS
PENTAX FORUMS:SMC Pentax-FA 50mm F1.4
- 1991年に発売されたFA 50mmは、何十年も前から採用されてきた古典的なダブルガウス設計のレンズである。やや時代遅れのデザインだが、光学的には信頼性が高く、ボケ味が美しいと評判で、絞り値が小さく、小型であることから、常に高品質なレンズとして評価されてきた。発売から28年経った今でも価値のある選択肢なのかチェックしてみたい。
- レンズフードは付属していないので注意したい。
- 約10年前まで一般的だった小型サイズの50mm単焦点レンズだ。
- 前玉はゴム製フォーカスリングに囲まれている。前面に印字は見られない。コーティングはSMCを使用しており、新しいHDコーティングは使用していない。
- フィルター径は49mmとコンパクトだ。よく使われるフィルター径であり、サイズも小さいので比較的安価である。
- レンズ本体はプラスチック製だ。見た目は他のFAシリーズと同じである。プレミア感はないが、素敵なデザインである。
- 絞りリングは滑らかでは無く、クリックはオールドレンズほど明瞭ではない。大多数のユーザーはAポジションで使うと思われるので問題ないだろう。
- フォーカスリングはスリムなゴム製だ。近距離にピントを合わせるとレンズが僅かに伸びる。
- 絞りは8枚のストレートな羽根を使用している。
- オートフォーカスはスクリュードライブ方式だ。駆動は無音ではないが、古いカメラボディとの互換性は高い。
- AF作動音は許容範囲内だ。確かに音は発生するが、気が散るほどではない。レスポンスは良好だが、クイックシフトフォーカスシステムには対応していない。
- ライブビューでも非常に信頼性の高いAFが利用可能だ。
- マニュアルフォーカスはゴム製の握りやすい質感だ。フィルム時代のAFレンズによくあるように、あまりパッとする使い心地では無い。回転角は長く、145度だ。
- PENTAX K-1と組み合わせると、ファインダーAFはそれほど速くない。しかし、スクリュードライブAFのレンズとしては非常に高速なライブビューAFである。
- PENTAX用レンズとして最高の色とコントラストではないが、豊かで正確な発色だ。
- シビアな状況でも露出ミスは発生しなかった。
- 光条はF2.8で発生し始め、絞るとと徐々に良好となる。しかし、ハロでシャープな描写が損なわれている。
- 最新カメラでレンズ内補正に対応している。EXIF情報は正確に記録される。
- APS-Cシャープネステスト
・F4以降で優れた中央シャープネスだ。
・フレーム端はF2.8まで絞ると良像となり、F5.6で非常に良くなる。
・四隅はF5.6でもソフトだが実用的だ。F8でピークとなる。 - フルサイズシャープネステスト
・中央はF2で良好だが、F2.8まで絞れば非常に良好となる。
・全体がシャープになるのはF5.6だ。F11まで問題無い。 - 周辺減光はAPS-Cだと絞り開放でも1EV未満だ。フルサイズでも適度な減光量だが、絞り開放では1.5EV以上と目立つ。F2まで絞ると目立たなくなり、F4で解消する。
- ボケはクリーミーで綺麗な質感だ。玉ボケはF2.8で八角形となる。
- 逆光耐性は中央に光源がある場合は非常に良好だ。四隅に光源があると絞り開放でゴーストが発生する。F5.6まで絞るとゴーストが無くなるが、F16まで絞ると他のゴーストが発生する。十分良好だが際立った性能ではない。
- 色収差は絞り開放で発生し、実写でも目に付く。
- 歪曲収差補正は優れている。0.6%と非常に小さな収差量だ。
現代の単焦点レンズのように期待するとがっかりすると思うが、それでも光学性能は良好な部分が多い。開放から中央はシャープで、中程度まで絞れば中央に近い性能となる。歪曲はきちんと補正され、ボケは滑らかで綺麗である。コントラストも良好だ。
数多くの長所と共にいくつかの短所もあるレンズである。数十年経った今でも、多くのフォトグラファーにとって役に立つ存在となるかもしれない。
長所:小型軽量・優れた中央シャープネス・滑らかなボケ味・歪曲がない・ライブビューでも高速AF・APS-Cで周辺減光が少ない・きちんとした逆光耐性
短所:フルサイズで強い周辺減光・色収差は絞り開放から中程度の絞り値で目に付く・絞り開放でソフトな四隅・中央から四隅に向かって光学性能が急激に低下
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