Irixレンズ レンズ

Irix 45mm F1.4 Dragonfly 交換レンズデーターベース

このページでは一眼レフカメラ用交換レンズ「Irix 45mm f/1.4」の情報を収集しています。

最新情報

  • 2020-06-08:KPIが6月17日に国内取扱開始と告知しました。
  • 2020-03-10:Irixが開発発表していた「45mm F1.4 Dragonfly」を海外で正式発表しました。既にCineレンズとしてリリースしている「45mm T1.5」のスチール向けモデルとなっています。対応マウントは「Canon EF」「Nikon F」「PENTAX K」の3種類。

主な特徴

  • Canon EF/Nikon F/PENTAX K
  • 滑らかなボケ描写とF1.4の大口径
  • インナーフォーカス・防塵防滴
  • カメラ側で絞り操作可能(P/A/S/M対応)
  • EXIFにレンズ情報記録可能
  • 画角50度
  • フォーカスロック機能
  • ノッチ付き140°フォーカスリングストローク
  • UV反応性塗料
  • 金属パーツを使った頑丈な内部構造
  • 77mmフィルターソケット

データベース

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

イメージサークル 35mmフルサイズ
焦点距離 45 mm
画角 51.4⁰ (対角)
最短撮影距離 0.4m
フォーカシングタイプ マニュアル ロック機構付
絞り値 f/1.4 – f/22
絞り制御 カメラボディから制御可
絞り羽根 9枚円形絞り
レンズ構成 9群11枚
(非球面1・ED1・HR4)
フロントフィルター枠 Φ77 x 1.0 mm
リアゼラチンフィルター枠
マウント Canon EF, Nikon F, Pentax K
サイズ Canon 105 x 87mm
Nikon  103 x 87mm
Pentax 103 x 87mm
質量 Canon 925 g
Nikon 905 g
Pentax 910 g

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

海外の評価

Digital Camera World

シグマ「50mm F1.4 DG HSM」は標準単焦点としては重く大きなレンズだったが、この新しいIrix 45mm F1.4はさらに大きく重いレンズとなった。MFレンズなので好みは分かれると思うが、防塵防滴仕様で本当に頑丈なレンズだ。そして大部分の状況でゴージャスな画質を得ることが出来る。

  • ミラーレス市場のMFレンズは豊富に揃ってきたが、一眼レフ用レンズは依然として少ない。そのような中でIrixはCanon EF・Nikon F・PENTAX Kマウントに対応するフルサイズ用標準大口径レンズをリリースした。
  • 他のMFレンズと異なり、電子接点を備えているのでフォーカスアシストやカメラ側の絞り操作に対応している。このためP/A/S/Mどの撮影モードも利用可能だ。EXIF情報にレンズデータを記録することも出来る。
  • MFレンズらしくフォーカスリングのストロークは比較的長い。F1.4の浅い被写界深度における正確なピント合わせに役立つはずだ。
  • フォーカスリングの距離指標には蛍光塗料が施されているので、低照度の環境でも見やすくなっている。被写界深度表示が無いのでゾーンフォーカスは難しい。
  • フォーカスリングを固定できるロックリングを備えている。
  • キヤノン・ニコン・ペンタックス用でそれぞれ925g、905g、910gの重量だ。標準単焦点レンズとしてはヘビー級となり、それなりに質感も良い。マグネシウム合金とハイクオリティな複合素材を組み合わせたうえで防塵防滴仕様となっている。
  • フォーカスリングのストロークは長いものの、MFレンズらしい絹のように滑らかな動作では無い。それでも電子制御式のレンズより優れた操作性だ。グリップはゴム製でしっかりとしている。
  • シャープネスは隅から隅まで素晴らしい。F1.4の絞り開放は中央シャープネスが低下するものの、四隅までとても良好な性能である。
  • 歪曲収差はゼロと言えないものの、僅かな樽型に抑えられている。
  • 逆光耐性は抜群だ。
  • 倍率色収差はフレーム端でさえ極僅かだ。
  • ボケはバターのように滑らかでとても美しい。
  • 9枚の円形絞りは絞っても綺麗なボケを維持している。ただし、同じ露出設定でも撮影結果の露出に偏りがあった。
  • ラボテスト
    ・中央シャープネスはF1.4で低下するものの、フレーム端は絞り開放からとても良好だ。
    ・倍率色収差はどの絞り値でも四隅まで非常に低い数値を維持している。
    ・ちょっとした樽型歪曲があるものの、実写で気が付くことはないだろう。

MFレンズが万人受けする訳では無く、まして小さくも軽くもない。アメリカにおける価格設定はとても安価だが、イギリスでの販売価格はシグマ「50mm F1.4 DG HSM」とほぼ同じだ。どちらにせよ、ビルドクオリティや操作性、画質はとても良好だ。価格分の価値はあると思われる。

長所:高級感があり防塵防滴仕様の外装・非常に良好な画質・フォーカスリングのロック機構

短所:被写界深度表示がない・いくらか露出が不安定・大きく重い

Digital Camera World:Irix 45mm f/1.4 Dragonfly review

ePHOTOzine

Irix 45mm f/1.4 Dragonfly Review

  • とてもしっかりとした分厚いレンズだ。4点の重要な領域に防塵防滴処理が施されている。外装は軽量化に役立つ複合素材を利用し、内部に金属パーツを組み込んでいる。
  • フードやレンズキャップ無しで905gと軽いレンズでは無い。
  • 刻印には蛍光塗料が施され、僅かな光での視認性を高めている。
  • コントロールは全て滑らかだ。
  • フォーカスリングの回転方向はキヤノンと同じである。
  • 非球面レンズを1枚含む9群11枚構成だ。絞り羽根は9枚、レンズにはマルチコーティングを採用している。
  • 金属製マウントはキヤノンEFマウントにしっかりと装着し、遊びは無い。
  • シャープネス中央
    F1.4からとても良好で、F2からF11まで優れている。ピークのF5.6では際立った性能だ。F16~F22でも非常に良好だ。
  • シャープネス端
    F1.4からF2でとても良好、F2.8からF11で優れた結果となる。F16からF22も非常に良好だ。
  • 色収差は中央でゼロに近く、フレーム端でも半ピクセルほどだ。これはとても優れた結果である。ソフトウェアによる追加補正の必要性はほとんど無い。
  • 歪曲収差は-0.28%の非常に小さな樽型だ。直線的な被写体の撮影に適している。
  • ボケはとても満足のいく描写だ。
  • 逆光耐性は優れており、ほとんどの状況でフレアを起こすのが難しかった。
  • 周辺減光は特に絞り開放目立つ(F1.4 -2.4EV)。必要に応じてソフトウェアによる補正を利用すると良いだろう。

長所:抜群のシャープネス・低色収差・低歪曲・良好なレンズの作り・逆光耐性・防塵防滴・操作性

短所:目立つ周辺減光・MF限定

ePHOTOzine:Irix 45mm f/1.4 Dragonfly Review

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