OMデジタルソリューションズがマイクロフォーサーズ規格に銘匠光学が賛同、これに準拠した製品開発を進めると告知しました。これで賛同企業が57社となりましたね。
マイクロフォーサーズシステム規格に深圳銘匠光学科技有限公司が新たに賛同(PDF)
OM デジタルソリューションズ株式会社※1 とパナソニック株式会社※2 は、2008 年に共同でマイクロフォーサーズシステム規格を発表し、本規格の普及に努めてまいりましたが、このたび、深圳銘匠光学科技有限公司が本規格に賛同し、これに準拠した製品の開発を進めることをお知らせします。現在賛同企業は、BtoB 企業も含め 57 社となりました。
革新的な研究開発、卓越した品質というコンセプトを内包した「TTArtisan」をブランドに持つ深圳銘匠光学科技有限公司の参加により、今後新たな製品がマイクロフォーサーズのラインアップに加わります。共通規格ならではのラインアップの発展性は、映像の楽しみ方をさらに広げていきます。
OM デジタルソリューションズ株式会社は、フォーサーズシステム、マイクロフォーサーズシステム規格の提案企業として、今後もラインアップ拡充を図り、お客様の多様なニーズにあったデジタル一眼システムを提供してまいります。
銘匠光学について
銘匠光学は、2019 年 6 月に設立された開発から販売・サービスまで一貫した部門を持つ光学機器メーカーです。ブランド名の「TTArtisan」は、THE THINKING ARTISAN を略したもので、革新的な研究開発、卓越した品質という同社のコンセプトを内容したものとなっています。すでに数多くの特許が承認され、技術や経験も蓄積されてきています。現在ではヨーロッパやアメリカ、アジアの 30 を超える国や地域で同社製品が販売されています。
とのこと。
静止画向けの中国レンズメーカーとしてはLAOWA、YONGNUOに続き3社目となりますね。既にフルマニュアルの単焦点レンズをいくつかリリースしていますが、今後はAFやAEに対応したTTArtisanレンズが登場するのでしょうか?銘匠光学はAPS-C向け32mm AFレンズの開発を告知していますが、マイクロフォーサーズマウントにも対応するかもしれませんね。また、LAOWAのようにマイクロフォーサーズ専用設計のレンズも見てみたいところ。機動性を活かせる軽快なレンズが登場すると良いですねえ。
参考:TTArtisanレンズ一覧
- TTArtisan 7.5mm F2.0
- TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye
- TTArtisan 17mm f/1.4C ASPH
- TTArtisan 21mm f/1.5 ASPH
- TTArtisan 23mm F1.4 C
- TTArtisan M28mm F5.6
- TTArtisan M35mm f/1.4 ASPH
- TTArtisan 35mm F1.4
- TTArtisan 40mm F2.8 Macro
- TTArtisan 50mm f/1.4 ASPH
- TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH
- TTartisan 50mm f/1.2
- TTArtisan 90mm F1.25
TTArtisan関連記事
- TTArtisan 75mm F1.5 M42 最新レンズでは得られない個性的な描写
- 焦点工房がTTArtisan AF 56mm F1.8 シルバーカラーの販売開始
- 銘匠光学 TTArtisan 100mm F2.8 2X Macro レンズレビュー完全版
- TTArtisan 100mm F2.8 2X Macro レンズレビューVol.6 周辺減光・逆光編
- TTArtisan AF 75mm F2 改善の余地もあるがコストパフォーマンスは高い
- 銘匠光学 TTArtisan AF 75mm F2 レンズレビュー 完全版
- 銘匠光学 TTArtisan AF 75mm F2 レンズレビューVol.6 周辺減光・逆光編
- 銘匠光学が TTArtisan AF 56mm F1.8 シルバーモデルを発表
- 銘匠光学 TTArtisan AF 75mm F2 レンズレビューVol.5 ボケ編
- 銘匠光学 TTArtisan AF 75mm F2 レンズレビューVol.4 諸収差編