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銘匠光学 TTartisan 50mm f/1.2 C交換レンズデータベース

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Radojuva

Radojuva:Обзор TTArtisan APS-C 50mm F/1.2 DJ-OPTICAL

レンズの紹介:

  • 2020年9月6日にTTartisan最初のAPS-C用レンズである「」が発表され、その後12月18日に「TTArtisan 35mm F1.4」が発表された。近い将来「17mm F1.4」も発表する予定だ。

ビルドクオリティ:

  • レンズの他に前後のキャップと簡易説明書が付属している。
  • フロントキャップは金属製のねじ込み式のため少し不便だ。
  • 全体的に良好な作りである。金属製レンズマウントのほか、外装やキャップやアルマイト仕上がりの金属パーツである。
  • 素晴らしいデザインだ。
  • 絞り羽根は10枚だ。F2からF5.6の絞り値では独特な形状となる。

携帯性:

  • 重量は340gだ。手にしっくりとくる高品質な印象である。
  • 非常にコンパクトで、APS-Cカメラと相性が良い。

操作性:

  • 絞りリングはクリックありの動作だ。
  • 絞りリングの位置は便利だが、フォーカスリングを誤って操作する可能性がある。
  • 金属製フォーカスリングは120度回転する。滑らかだが、7Artisans 35mm F0.95ほどではない。
  • フォーカシングによりレンズは前後に伸縮する。ただし、回転はしない。

オートフォーカス:

  • 記載なし。

マニュアルフォーカス:

  • 最短撮影距離は0.5mだ。この際の倍率は1:8である。
  • 僅かなフォーカスブリージングがあり、最短撮影距離では画角が狭くなる。
  • フォーカスシフトは見られない。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • F1.2のシャープネスは低い。
  • F2まで絞ると状況が著しく改善する。
  • フレーム端や四隅は中央よりも少し低いが、F1.2でも良好だ。
  • 最短撮影距離ではパフォーマンスが低下する。ピークの性能となるのは中距離から遠距離だ。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 面白い描写だ。
  • F2~F8でギザギザの玉ボケとなる。

色収差:

  • かなりの収差が見られる。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 僅かな樽型だ。

周辺減光:

  • F1.2から光量落ちは少ない。
  • 最短撮影距離では光量落ちが小さくなり、無限遠で目立つ。
  • F2でほぼ解消する。
  • レンズはほぼフルサイズをカバーしている。

コマ収差:

  • 目立たない。

逆光耐性:

  • 絞っても綺麗な光条とはならない。
  • 逆光ではフレアが目立つ。

総評

手ごろな価格の大口径レンズを探しているのであれば、おススメしやすい。コストパフォーマンスは良好だが、光学的にいくつか問題を抱えている。アマチュアフォトグラファーであれば素晴らしいクリエイティブレンズとなるだろう。

  • 長所
    ・低価格
    ・F1.2(明るさはT1.4)
    ・優れたビルドクオリティ
    ・滑らかなフォーカスリング
    ・10枚の絞り羽根
    ・便利な位置の絞りリング
    ・素敵なデザイン
    ・F2まで絞った時の中央シャープネス
    ・素敵なボケ
  • 短所
    ・フォーカスリングが狭い
    ・絞りリングとフォーカスリングを誤操作しやすい
    ・電子接点なし
    ・F2~F5.6における玉ボケの形
    ・ねじ込み式レンズキャップ
    ・古典的なプラナー光学系
    ・逆光耐性
    ・F1.2で低解像

Sony Alpha Blog

Sony Alpha Blog:TTArtisan 50mm F1.2

  • レンズの紹介
    ・重量:336g
    ・価格:99ドル
    ・絞り:F1.2-F16
    ・全長:56mm
    ・フィルター:52mm
    ・絞り羽根:10枚
    ・最短撮影距離:50cm
    ・ねじ込み式レンズキャップ
    ・クリック付き絞りリング
    ・フルマニュアルレンズ
    ・レンズフードなし
  • ビルドクオリティ
    ・頑丈でとても良くできたレンズだ。
    ・クリック付き絞りリングを搭載している。
  • 携帯性
    ・記載なし。
  • 操作性
    ・フォーカスリングは十分滑らかで0.3mから無限遠まで120度の回転角がある。
  • オートフォーカス
    ・記載なし。
  • マニュアルフォーカス
    ・記載なし。
  • 手ぶれ補正
    ・記載なし。
  • 解像性能
    ・α6000でテストした。
    ・中央は絞り開放から良好だ。F2まで絞ると優れた結果を得ることが出来る。
    ・四隅はF2から中央と同じ傾向となる優れた結果だ。
    ・この価格帯としては優れた性能である。
    ・実写ではラボテストよりも結果が少し劣る。しかし、全体的に満足のいく結果だ。
    ・コントラストはきちんとしているが、より良好だとよかった。
    ・肌の描写はとても良好だ。
  • 像面湾曲
    ・中央の無限遠にピントを合わせると、平面的な被写体で四隅にピントが合わない。この逆も然りだ。
    ・絞ると減少は改善するが、F5.6でも目に付く影響が残る。ポートレートでは問題とならないが、3~4人のグループを撮影する場合にはピントが合わない可能性がある。
  • ボケ
    ・玉ボケは玉ねぎボケや色づきがなくとても優れている。
    ・F1.2で完全な円形だが、F1.4で角ばり、F2以降で星型のようなボケとなる。
    ・後ボケはとても良好だ。騒がしい背景でも柔らかい描写となる。
    ・色はとても良好で自然だ。
    ・コントラストは適切だが、後処理を少ししたくなる。
  • 色収差
    ・絞り開放では中程度で目に付く。
  • 球面収差
    ・記載なし。
  • 歪曲収差
    ・小さな樽型だ。
  • 周辺減光
    ・F1.2で目に付くが、F2.8で解消する。
  • コマ収差
    ・記載なし。・
  • 逆光耐性
    ・F16だと非常に良好だが、F1.2ではコントラストが顕著に低下する。
    ・F16で問題のない光条だ。
  • 競合レンズとの比較
    ・サムヤン「50mm F1.2」KAMLAN「50mm F1.1 II」と比較した。
    ・3本の中では7Artisansが最も安価で軽量だ。
    ・ビルドクオリティは3本とも同じである。
    ・KAMLANは唯一クリックの無い絞りリングである。
    ・シャープネスは4.5倍も高価なサムヤンの次だ。この価格帯としては優れている。
    ・ボケはとてもよく似ている。KAMLANは最短撮影距離が短いので、ボケを大きくすることが可能だ。
    ・サムヤンと7Artisansはどちらも優れた色再現性である。
    ・サムヤンはコントラストが優れている。
    ・どのレンズも歪曲は小さい。
    ・色収差はサムヤンが最も良好な補正状態だ。サムヤンが最も良好だ。
  • 作例集

総評

TTartisan 50mm f/1.2は優れたAPS-C用ポートレートレンズだ。全体的にとても柔らかい後ボケと素晴らしい色描写である。F1.2の絞り開放からシャープネスは平凡で、F2まで絞ると大幅に向上する。F2まで絞った時に現れる個性的な玉ボケには驚いた。

サムヤンはより良好なコントラストとシャープネスのレンズで逆光耐性も良好だ。ただし、価格帯は全く異なっている。手ごろな価格のレンズとしては非常に素晴らしいレンズだ。

長所:滑らかな後ボケ・とても良好な玉ボケ・絞ると珍しい星型のボケ・F2で良好なシャープネス・とても良好な色・動画でも優れた描写。低歪曲・コンパクト・適度な重量・優れたビルドクオリティ

平凡:浅い被写界深度が使い辛い、コントラストはより良好だと良かった・周辺減光・色収差・絞りリングにデクリック機構が無い・絞った時の逆光耐性

短所:像面湾曲

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更新履歴

  • 2020-12-20:銘匠光学「TTartisan 50mm f/1.2」が正式発表されました。ソニーE・キヤノンM・富士フイルムX・MFTマウントで利用可能。価格は125ドルで販売を確認。

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