このページでは銘匠光学「TTArtisan 50mm f/1.4 ASPH」に関する情報を収集しています。
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最新情報
- 2020-10-22:銘匠光学「TTArtisan 50mm f/1.4 ASPH」の国内流通が始まっていたので専用の情報収集ページを作成しました。既にFlickrのユーザー投稿ページが開設されています。
購入早見表
レンズデータ
レンズ仕様
型番 | M50mm f/1.4・ASPH (B) | レンズマウント | ライカM |
---|---|---|---|
焦点距離 | 50mm(35mm判換算) | レンズ構成 | 8群10枚(ED(特殊低分散)ガラス1枚、ASPH非球面ガラス1枚、高屈折低分散ガラス8枚) |
フォーカス | MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型 | 対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ |
最短撮影距離 | 0.7m | 絞り | F1.4-F16 |
絞り羽根 | 12枚 | サイズ | Φ57mm×67mm 質量:約400g |
フィルター径 | 49mm | 付属品 | 精密ドライバー(距離計連動微調整用) |
MTF・構成
関連レンズ
- 7artisans 50mm F1.1
- SUMMILUX-M 50 mm f/1.4 ASPH
- NOKTON 50mm F1.1
- NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM
- NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II
- NOKTON 50mm F1.5 Aspherical
関連記事
海外の評価
Xitek
Xitek:物有所值 TTArtisan 50mm F1.4测试
- レンズの紹介:
・TTArtisanは非常に若い会社だ。2009年に最初のLeica Mマウントレンズの35mm F1.4をリリースし、それ以降にMマウント用の興味深いレンズを投入し続けている。
(訳注:おそらく2019年創業の間違い)
・50mm F0.95をリリースし、その次にこの50mm F1.4が発表された。
・Ebayでたったの288ポンドと非常に安い。 - ビルドクオリティ:
・出来栄えは本当に良好だ。価格設定が信じられないくらいである。
・クオリティに問題はない。
・オリジナルのLeica Summilux 50mm F1.4と比べると重量が重く、全長が長い。
・8群10枚構成で1枚の非球面レンズと1枚の異常低分散レンズ、8枚の高屈折レンズを使用する複雑な光学設計だ。
・唯一の問題はレンズフードが無いことだ。
・フォーカス校正機構が組み込まれており、自分で調整が可能だ。 - 携帯性:
・レンズも重さとサイズは問題が無い。
・複雑なレンズ構成で重くなっているが、安っぽいレンズでは無いので気に入っている。 - 操作性:
・フォーカス操作はリングかレンチを使用する。
・個人的にはレンチで素早く調整してからリングで微調整に入る。
・全体的な感触はとても滑らかで引っかかりは感じられない。
・絞りリングはF0.95モデルよりも優れている。 - 解像性能:
・MTFを見ると分かるように、際立った画質では無い。しかし、非点収差は良く抑えられているように見える。
・中央の絞り開放はシャープネスが比較的高い。
・絞ると解像度は向上するが、被写界深度が深くなる。私は躊躇せずに絞り開放だ。
・F2まで絞るとフォーカスシフトの影響でピント面が少し移動する。
・フレーム端は絞り開放で中央よりも遥かに甘い。F2~F2.8で画質は向上し、F8まで絞ると中央と同等になる。 - 像面湾曲:
・像面湾曲は見られない。 - ボケ:
・後ボケは比較的ソフトな描写だ。
・近距離では美しく柔らかいボケ描写だ。
・ピント距離が遠くなるとボケは小さくなるが、見苦しい描写にはならない。
・高輝度の玉ボケで奇妙なオーバーフローが見られる。
・玉ボケは円形で綺麗な描写だ。絞るとギザギザの多角形のような描写となり好みでは無くなる。 - 色収差:
・チャートテストでは確認できるが、実写では目立たない。 - 球面収差:
・記載なし。 - 歪曲収差:
・糸巻き型歪曲が発生する。
・直線的な被写体が多い場合は後処理が必要だ。 - 周辺減光:
・絞り開放の減光は目立つが、F2.8まで絞ると解消する。
・四隅の色被りは見られない。 - コマ収差:
・絞り開放の四隅にいくらか収差が残存しているものの、ほとんど無視できる。 - 逆光耐性:
・絞り羽根のガイドが光沢のあるプラスチック製に見えるため、絞り開放の場合は画質に影響を与える可能性が有る。絞ることで反射を防止することがでる。
・一般的な撮影で逆光が問題となることはない。
・F5.6まで絞ると12本の綺麗な光条が得られる。 - 作例集
総評
長所が短所を上回っているレンズだ。本当の欠点は絞り開放時のフレアだが、それは特定のシーンに限定される。優れたシャープネスとボケを備え、コマ収差が良く抑えられている。とても包括的なレンズにも関わらず、価格は300ポンド未満だ。
長所:信じられな程の解像度・良好な倍率色収差補正・美しい色再現性・コマ収差が少ない・絞り開放のボケ描写・フォーカスシフトが見られない・周辺減光はF2.8で解消・優れたエルゴノミクス・優れた操作性・像面湾曲が見られない
短所:サイズと重量・フレア・軸上色収差・少し絞った際に玉ボケがギザギザになる・僅かな糸巻き型歪曲
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