このページでは一眼カメラ用交換レンズ「ZEISS Loxia 2.4/25」の情報を収集しています。
更新履歴
- 2019-04-28:Dustin Abbottがレビューを掲載しています。
- 2018-06-03:Sony Alpha Blogがレビューを掲載しています。
- 2018-04-29:PhillipreeveがLoxia 2.8/21との比較レビューを掲載しています。
- 2018-04-22:
・PhotographyBlogが作例を掲載しました。
・Mobile01がレビューを掲載しました。 - 2018-03-06:作例にKASYAPAを追加しました。
- 2018.2.27:作例にフォトヨドバシを追加しました。
- 2018.2.20:3月1日発売と公式アナウンスされ、予約販売が開始されています。
レンズデータ
レビュー
参考サイト
購入早見表
Loxia 2.4/25 | |||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 25 mm |
絞り値 | f/2.4 ? f/22 |
カメラマウント | Sony E-Mount* |
フォーマット互換性 | Full Frame |
撮影距離 | 0,25 m (9.84") ? ∞ |
自由作動距離 | 0,16 m (6.42") ? ∞ |
画角**(対角線 水平線) | 81° / 71° / 50° |
画像フィールド半径 | 43 mm (1.69") |
最小被写体距離 (MOD)** | 231 x 154 mm (9.10 x 6.07") |
最短被写体距離での映像比 | 1 : 6.4 |
レンズ構成(枚 | 群) | 10 / 8 |
フランジ焦点距離 | 18 mm (0.71") |
入射瞳位置 (像面の手前) | 65 mm (2.54") |
オートフォーカス | ? |
手ブレ補正 | ? |
フィルター径 | M52 x 0.75 |
フォーカスリングの回転角 | 90° |
最大直径 | 62 mm (2.44") |
フォーカスリングの直径 | 62 mm (2.44") |
全長 (レンズキャップを含む) | 88 mm (3.45") |
全長 (レンズキャップを含まない) | 75 mm (2.93") |
重量 | 393 g (0.87 lbs) |
MTFチャート
関連レンズ
- FE 28mm F2
- 24mm F1.4 DG HSM
- FíRIN 20mm F2 FE MF
- 24mm F1.4 ED AS IF UMC
- Loxia 2.8/21
- Batis 2.8/18
- Batis 2/25
海外の評価
Dustin Abbott
見出し(全角15文字)
- ミラーレスの利点は一眼レフと同等の高い光学性能を維持しながらコンパクトサイズを実現することにあった。しかし、24-70mm F2.8 GMなどは一眼レフよりも重く大きいレンズとなってしまった。このレンズはミラーレスらしいコンパクトで非常に高性能なLoxiaシリーズのレンズだ。
- 美しいビルドクオリティだが、高価でマニュアルフォーカス限定と言うポイントには注意が必要だ。
- 鏡筒は金属製で驚くほど密度の高い質感である。見た目よりも重く感じるはずだ。
- Loxiaのラインアップは全て同じ直径のレンズサイズとしてデザインされているのは強みの一つだ。全て52mmのフィルターサイズで統一されている。
- デクリック機構を備えている他、フォーカスフォローシステムに対応するアクセサリ(社外製)を装着することで映像制作に適したレンズとなる。
- 電子接点を備えているためソニーのアシスト機能を利用することが出来る。
- レンズフードは金属製で内側は植毛されている。余計な幅の無いデザインとなっているため非常に収納性が高い。
- フォーカスリングは滑らかで完璧な動作だ。回転角は約130度とそこまで大きく無いが、アシスト機能を利用することで特に問題無く操作できる。
- レンズの大部分はフォーカスリングとなっている。そのため、レンズを脱着する際に可動箇所以外を掴むのが難しい。
- 歪曲収差は小さく僅かに影響する程度だ。レンズプロファイルが適用されるため自動的に補正される。
- 周辺減光はF4まで絞るといくらか改善するが、F8まで絞っても僅かに残存している。幸いにもレンズプロファイルにより自動的に補正される。
- 絞り開放でも中央領域はほぼ完璧なシャープネスと非常に良好なコントラストを得ることが出来る。ただし、フレーム端付近は解像度とコントラストが低下する。実際のところ2/3の領域はパンチの効いたマイクロコントラストだ。
- F2.8まで絞ると中央のコントラストが改善し、四隅も同様に少し改善する。一部のレンズは少し絞ると飛躍的に画質が向上するものの、このレンズはそうならない。F4まで絞ると良好まで改善するが、個人的には優れていると感じる程では無かった。
- F5.6-F8まで絞るとフレーム全域でシャープとなる。風景撮影でLoxiaを使うのが本当に大好きだ。
- シリーズで一貫した美しい発色だ。
- 倍率色収差・軸上色収差はともに見られない。
- ボケを得やすいレンズでは無いが、このレンズのボケ味はとても良好だ。
- 逆光耐性はしっかりとしている。絞ってもゴーストは発生せず、コントラストは維持されている。10枚の絞り羽根はとても立派な光条を発生させる。
- 天体撮影時のコマ収差はとても小さい。F2.8で僅かな改善が見られるものの、絞り開放でも十分良好だ。
- 小型軽量なレンズなので電動ジンバルに搭載しやすい。
優れた画質ながら小型軽量で携帯性の高いミラーレスレンズを探しているのであればLoxiaシリーズがピッタリだ。ビルドクオリティは良好で抜群の画質である。
Batis 25mm F2と悩むかもしれない。Batisはより明るいレンズで絞り開放付近の描写がよりシャープだ。絞った際はLoxiaのほうが良好となる。マニュアルフォーカスの操作や動画ユースではLoxoaに軍配が上がるだろう。
長所:美しいビルドクオリティ・防塵防滴・完璧に近いフォーカスリング・デクリック機構を備えた絞りリング・素晴らしい色とマイクロコントラスト・逆光耐性・コマ収差補正・絞り開放からシャープな中央領域・良好な色収差補正
短所:高価・絞り開放付近におけるフレーム端のシャープネスとマイクロコントラスト・マニュアルフォーカス限定・レンズの脱着時に不便
PhotographyBlog
欠点は少し高価なことのみ
- 最大直径62mm、全長75mmのLoxia 25mm F2.4はα7 IIIのようなフルサイズミラーレスボディに最適な広角単焦点だ。393gと重すぎず、日常の手持ち撮影などに最適である。
- 総金属製で防塵防滴仕様の素晴らしいクオリティだ。
- フォーカスリングは幅広くとても滑らかな操作性だ。回転角は約90°で実用的な被写界深度指標とピント距離表示を備えている。
- 絞りリングはF2.4~F22まで1/3段でストップする。バヨネット面の調整ネジを回すことでデクリック仕様となる。
- 金属製のレンズフードが付属する。
- 色収差は問題となることがほとんどない。
- 周辺減光はF2.4で目立つが、このような明るいレンズでは予想できるものだ。F4まで絞ると目立たなくなる。
- ボケはとても滑らかだ。
- シャープネス:
・中央:絞り値全域で見事な性能だ。F2.8-F11でピークのパフォーマンスを発揮する。
・四隅:同じく優れたシャープネスで、F2.8-F11で最適なパフォーマンスを発揮する。
このレンズは卓越した画質を誇る抜群の広角単焦点だ。
高価なレンズから予想でいるように、フレーム全体でシャープな描写で期待を裏切らないものだ。F2.4におけるシャープネスの低下はごく僅かで、F2.8-F16まで解像する。他の光学的欠点は何もなく、色収差はほぼ完ぺき、歪曲は良く補正され、フレアは上手く処理している。
画質に加えて素晴らしいビルドクオリティと操作性を持ち、使っていて楽しいレンズだ。
欠点は一つしかない。価格が1299ドルとマニュアルフォーカスレンズとしてはやや高価なことだ。より明るくAF対応のBatis 25mm F2と比べても高い。しかし、小型な広角レンズが好きでMFレンズに抵抗が無ければ最適な一本となるはずだ。
デザイン…5・機能性…5・操作性…4.5・画質…5・VFM…4.5・総合…5
ePHOTOzine
ツアイスらしい美しいレンズ
Loxia 2.4/25はこれまで通りの素晴らしいクオリティで使いやすい焦点距離の魅力的なレンズだ。コンパクトでツアイスらしい美しさを持ち、稀に見るハイグレードな鏡筒である。やや高価だがそれに見合う価値を持っている。
マニュアルフォーカスレンズだが、操作しやすい焦点距離で直ぐに慣れるはずだ。とは言え万人向けではないかもしれない。しかし、ソニーのフルサイズミラーレスにピッタリの美しいレンズだ。
Loxia 2.4/25の長所
- 優れたシャープネス
- とても良好な色収差補正
- 美しい仕上がりの造り
- 防塵防滴仕様
- 使いやすい被写界深度指標
- 美しいボケ
- 超滑らかなリング操作
- 低歪曲
- これぞツアイスクオリティ
Loxia 2.4/25の短所
- 価格
- MF限定
The Phoblographer
様々な状況でパーフェクトなレンズ
好き
- 酷い値付けではない
- 小さな回転角のマニュアルフォーカス
- 正確な被写界深度指標
- 防塵防滴
- コンパクト
- 良好なレンズの造り
嫌い
- 個人的にもう少し明るければ良かったが、F2.4で問題無い
このレンズはストリートフォト、旅行、ドキュメンタリー、風景にパーフェクトなレンズだ。
広い画角と接写性能は多くのシチュエーションに対して十二分に対処できるはずだ。さらに防塵防滴、金属鏡筒、回転角の小さいMFリングを備えている。
夜の撮影でも絞り開放とソニーα7のボディ内手振れ補正、そして高感度ISO性能があれば何も心配することは無い。F2.4よりも明るければ尚良かったが、25mmの画角ならばF2.4もあれば十分過ぎる。
もしもこのレンズでポートレート撮影をするとしたら、スナップ的な撮影では使い、形式ばった撮影では使わないだろう。
エディターズチョイスと評価するに相応しいレンズだ。さらに1299ドルという値札も手伝って5点満点のレンズである。
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