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パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. 最新情報まとめ

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」の情報を収集しています。

更新履歴

    レンズの特徴

    中央解像力 ?とても良好
    ピーク F2.8-F5.6
    周辺解像力 ?とても良好
    ピーク F4-F5.6
    軸上色収差 開放で色づきあり
    1段絞れば解消
    倍率色収差 良好-中程度
    球面収差 ?問題なし コマ収差 開放で少し発生
    非点収差 ?並 歪曲 無補正で巨大な樽型
    普通は自動補正される
    周辺減光
    F4で解消
    逆光耐性 非常に良好
    AF ?無音・高速 手ぶれ補正
    ボケ傾向 ?この画角としては良好
    備考 ?絞りリング・金属鏡筒・金属フード
    解像力
    表現力
    機能性
    携帯性
    価格
    • ライカブランド
    • 絞りリング
      (LUMIX機で使用可能)
    • AF/MF切替スイッチ
    • ナノサーフェスコーティング
    • 金属外装(アルミ削り出し)
    おススメ度
    90%

    画質・サイズ・価格が上手くまとまったバランスの良い広角単焦点です。マイクロフォーサーズの中でも人気が高いレンズの一つ。小さいレンズながら絞りリングを採用しているのでGMやGFシリーズの小型ボディでも扱いやすいのはGood。

    レビュー・作例・参考サイト

    管理人のレビュー

    購入早見表

    LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.? ブラック
    楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
    キタムラで中古在庫を探す https://asobinet.com/leica-dg-summilux-15mmf1-7-asph/
    LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. シルバー
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    フィルター購入早見表
    プロテクト C-PL ND ソフト
    X-CAP

    レンズデータ

    レンズ仕様

    品番 H-X015
    レンズ構成 7群9枚(非球面レンズ3枚)
    ナノサーフェスコーティング
    マウント マイクロフォーサーズマウント/金属マウント
    画角 72°
    焦点距離 f=15(35mm判換算:30mm)
    最小絞り値 F16
    開放絞り F1.7
    絞り形式 7枚羽根 円形虹彩絞り
    撮影可能範囲 0.2m?∞(撮像面から)
    最大撮影倍率 0.1倍(35mm判換算:0.2倍)
    フィルター径 φ46mm
    最大径×長さ φ57.5mm×約36mm
    質量 約115g

    MTFチャート

    mtf_graph

    レンズ構成図

    lens_component

    お手頃価格のライカ銘広角単焦点

    35mm判換算で30mmと標準寄りの広角レンズでスナップ写真を撮りやすい画角。さらに、それを可能にする身軽な機動力を兼ね備える。

    ウンチクを挟む。LeicaレンズはF値毎に名称があって、F1.2は「ノクチルックス」F2は「ズミクロン」F1.5は「ズマリット」F2.8は「エルマリート」といった具合。「ズミルックス」は本来F1.4に付く名称。当然、F値が低く明るいレンズの名称の方が高級レンズとして認識されているので、ライカファンからするとF1.7のレンズにズミルックスが冠されているのを「おや?」と疑問に思う方もいらっしゃるだろう。

    鏡筒は金属製で質感の良好な造り、25mmF1.4のズミルックスには無い絞りリングを搭載している。後述するがオートフォーカスも爆速だったりする。さらに、写りも良好でF値は高いながらもその描写傾向は25mmF1.4と似た傾向であることから十分「ズミルックス」を関しても良いのでは無いかなと感じる。海外サイトによる解像度のチェックではスコアの伸び悩みがあるものの、実写する分には描写は良好で満足しているユーザーが多い。但し数点注意点がある。

    コンパクト優先のGMシリーズなどでは電子ダイヤルが1つしか無いのでどうしても露出調整と絞りやシャッタースピードの調整をしようと思うとワンテンポ鈍る。しかし、このレンズには絞りリングが搭載されているので、ボディ側のダイヤルを露出調整やシャッタースピードに固定して使う事が出来るのは良い点。しかし、このレンズに搭載されている絞りリングはオリンパス機では使用する事ができない。相性が良いのはあくまでもパナソニック機。

    歪曲収差が非常に大きく、JPEGではボディ内補正で目立たない域まで補正が掛っている。しかし、RAWデータをパソコンで現像する場合には注意が必要だ。特に補正データが無い場合には歪曲収差をそのまま使うことになる点は気をつけよう。

    相性が良いのはやはり絞りリングを活用出来るGM・GFシリーズ。もしくは手ぶれ補正を搭載したGXシリーズだ。特に空間認識AFを搭載したDMC-GX8ならば絞り開放の薄いピント面でも高速なコントラストAFで追い込むことが出来るので快適に使うことが出来るだろう。

    海外の評価

    Admiringlight:四隅の甘さは歪曲補正のため

    • このレンズは42.5mm F1.2やライカMマウントレンズと似た外観だがMマウントライカほど重量は無い。とてもコンパクトで魅力的なレンズである。
    • 軽量だがしっかりとした金属製のレンズで滑らかな操作性だ。
    • 絞りリングは好きなのだが、オリンパスボディでは動作しない。
    • フォーカスリングは小さいがとても滑らかで使いやすい。ボディサイズが小さいGMからGH4のようなカメラまで相性が良い。
    • オートフォーカスはとても高速だ。全ての状況で瞬間的に被写体を捕捉した。薄暗い環境でも非常に高速である。
    • このレンズの素晴らしいポイントは接写性能だ。マクロほどでは無いが素晴らしいクローズアップ写真を取ることが出来る。
    • シャープネスは優れているが最高ではない。中央は絞り開放から鮮明な画像だが、端や隅は少しソフトだ。F4まで絞ると端や隅は綺麗になる。残存する四隅のソフトさは歪曲収差によるものだろう。隅から隅までシャープとは言えないが、絞った際の画質はほとんどの被写体で十分なものだ。
    • ボケは概ね良好だ。軸上色収差による色づきが見られるものの、少し絞ると解消しとても魅力的なボケとなる。
    • 他のマイクロフォーサーズレンズと同様、とても美しく豊かなコントラストを持つ描写だ。説明するのは難しいが実際に見てみると分るはずだ。
    • Capture OneのようにRAWの自動補正が適用されない現像ソフトを使うと本レンズの歪曲収差が明るみになる。補正前の画像は視野が広く歪曲は大きいが四隅はとてもシャープである。通常の撮影で四隅がソフトであるのは歪曲補正によるものだろう。
    • 周辺減光はF1.7でかなり目立ち、F2.8まで絞ると解消する。
    • 逆光耐性は良好だ。

    長所:非常に小さい・高速で静かなAF・絞り開放から良好な中央解像・絞るとフレーム全域で良好な解像・良好なボケ・良好な逆光耐性・優れた色とコントラスト・個性的な接写性能

    短所:絞り開放で端や四隅がソフト・絞っても四隅がソフト・場合によって軸上色収差が発生・通常は補正されるが巨大な歪曲・絞りリングがオリンパスで動作しない・やや高価

    本レンズは絞れば十分にシャープで色やコントラストは25mm F1.4と似た描写である。個人的な意見としてはとても高い評価となり、程よいパッケージとなっている。

    画角とF値を考慮するとやや高めだが、LUMIX 14mm F2.8やM.ZUIKO 17mm F1.8と比べて少し優れているためリーズナブルと言える。

    DPREVIEW:誰にでもオススメできるレンズ

    • このレンズは絞りリングを搭載しているにも関わらず、非常にコンパクトだ。GM1やGM5などの小型ボディとよく似あう。
    • 大部分は金属製だが、重くない。重く無いが、密度が高い感触であり造りはしっかりとしている。
    • 絞りリングは残念なことにパナソニック機以外では動作しない。
    • マニュアルフォーカスリングはとても滑らかに減衰されている。
    • レンズの造りは良好だが、防塵防滴仕様では無い。
    • このレンズは高速だ。レンズが明るい、と言うだけでは無く動作も高速である。オリンパスのカメラでも優れたAFスピードだが、パナソニックのカメラに装着すると大幅に向上する。
    • 画質は「LEICA」と銘打ってあるように、私の期待に応えるものだ。マイクロフォーサーズなので大きなボケを得ることは出来ないが、ボケの質感は良好だ。

    このレンズは気軽にオススメできる。防塵防滴では無いが、造りは良好だ。簡単な操作性と電光石火なオートフォーカスは写真活動の邪魔になることが無いだろう。

    The Photoblographer:ライカMマウントとよく似ている

    • このレンズにはパナソニック機のみで動作する絞りリングが搭載されている。感触が良く、手に取って気持ちの良いものだ。全体的に人間工学に基づいた設計がなされているという印象を受ける。
    • 距離指標は省かれている。
    • レンズの品質はライカMマウントのそれと非常によく似ている。しかし、このレンズにはオートフォーカスがあり、ライカMマウントほどピントリングは滑らかではない。どちらも金属外装を使用しているが、防塵防滴は不採用だ。
    • このレンズの使い方は本当にシンプルでカメラに装着してピントを合わせて楽しむだけだ。オートフォーカスは最高のスピードで被写体に焦点を合わせる。
    • 問題は我々のようにストリートスナップをする場合には距離指標が必要であり、このレンズにはそれを持ち合わせていないことだ。正直なところ、画角の広さとAF速度を考慮すると大きな問題ではない。
    • このレンズは我々がテストしたオリンパス・パナソニックレンズの中でも最速のAFかもしれない。このレンズを使っている間、我々は被写体を取り逃がす事は無かった。暗所でも明るい環境でも良好だ。
    • このレンズの画質は他のほとんどのレンズと同程度だ。それはとても美しくシャープであり、被写体に忠実だ。
    • 競合レンズはオリンパス17mm F1.8とパナソニック20mm F1.7だ。画質は15mm F1.7がお気に入りなのだが、スナップショットフォーカスリングを搭載するオリンパスが好きだ。
    • 画質はほとんどの写真家にとって十分に鮮明だ。歪曲もうまく処理されている。実際には四隅の一部を除いてほとんど問題ないが、それは考慮しておいた方が良いだろう。
    • 42.5mm F1.2ほどシャープではないが、非常に近い性能を持っている。そしてはるかい手頃な価格だ。しかし、前述したようにその画質はほとんどの競合他社と同程度だ。
    • ボケ味は非常に満足している。エッジにやや色づきがあるものの、悩まされることはない。このレンズは競合よりもボケ味に優れている。
    • 赤色の発色が強くない。

    好き:小さいサイズ、良好な造り、シャープな画質、高速AF

    嫌い:発色が良くないが嘆くほどのものではない、距離指標がない

    競合レンズ

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