SIGMAレンズ カメラ レンズ

シグマ 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-03-31:DPReviewがサンプルギャラリーを公開しました。
  • 2019-02-25:IMAGING RESOURCEがレビューを掲載しています。
  • 2019-01-07:KASYAPAが実写レビューを掲載しています。
  • 2019-01-05:Dustin Abbottがレビューを掲載しています。
  • 2018-12-28:いくつかのレビュー・作例を追加しました。
  • 2018-11-10:Lenstipがレビューを掲載しています。
  • 2018-10-31:フォトヨドバシが実写レビューその2を公開しています。

レンズデータ

レビュー・作例・参考サイト

購入早見表

60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports SIGMA
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports Nikon
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports Canon
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
レンズフード LH1144-01
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
TRIPOD SOCKET TS-101
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
かぶせ式レンズキャップLC-740E
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
FRONT CAP LCF ? 105mm(付属)
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成枚数 19群25枚
画角(35mm判) 39.6-4.1°
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最小絞り F22-32
最短撮影距離 60~260cm
最大撮影倍率 1:3.3(200mm時)
フィルターサイズ φ105mm
最大径 × 長さ φ120.4mm×268.9mm
質量 2,700g

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMとの違い

60-600mm Sports APO 50-500mm
レンズ構成 19群25枚 16群22枚
画角 39.6-4.1° 46.8 - 5°
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り) 9枚 (円形絞り)
最小絞り F22-32 F22
最短撮影距離 60~260cm 50-180cm
最大倍率 1:3.3(200mm時) 1:3.1(200mm時)
フィルターサイズ φ105mm Ø95mm
最大径 × 全長 φ120.4mm×268.9mm Ø104.4mm×219mm
質量 2,700g 1,970g

関連レンズ

海外の評価

Radojuva

Radojuva:Обзор Sigma 60-600mm 1:4.5-6.3 DG S (Sport, OS)

  • 幅広いズームレンジを持つ超望遠レンズだ。優れたビルドクオリティと画質を備え、ニコンFマウントでこのレンズに代わる選択肢は存在しない。
  • 過去にシグマは50-500mm F4-6.3のレンズをいくつかリリースしており、このレンズはこの系統の最新モデルである。
  • 鏡筒は様々な素材からできており、マグネシウム合金やTSCなどを使用している。
  • レンズマウントをはじめ各所に防塵防滴仕様が施されている。さらに前玉にはフッ素コーティングを採用しているのでメンテナンスが容易だ。
  • 前玉周囲はゴム引きされており、ある種の保護バンパーのような役割を果たす。同様の仕様はレンズフードにも施されている。
  • ズーム操作はリングのみならず、直進ズーム操作にも対応している。
  • 三脚リングは90度ごとにクリックがあり、アルカスイス互換のプレートを備えている。プレートは幅広く、大きなレンズの重量を支え、バランスを取るのに十分な大きさだ。
  • ズームリングは60mmで固定することが出来る。
  • ズーム操作により後玉が前方へ移動する。このため、ポンプのように空気の出入りがある点に注意が必要だ。
  • フォーカシングはリングタイプの超音波モーターを使用している。AFは高速かつ静かに動作するが、光環境によって変化する可能性がある。D850・D3200・D40との組み合わせで問題なく動作した。
  • フォーカスリングの回転角は約135度だ。
  • 最短撮影距離は焦点距離によって異なり、撮影倍率が最も大きくなるのは200mm時の1:3.3だ。とても優れた接写性能である。
  • マニュアルオーバーライド機能があり、これはニコンレンズの「M/A」に相当する。
  • 3系統のフォーカスリミッターを搭載しているが、MF時は無効となる。
  • 基本的にF5.6までのレンズでAFに対応しているカメラでも、良好な条件であれば望遠側 F6.3でも問題なく動作する。このレンズは250mmの段階で開放F値がF5.6を超える。
  • フォーカシング関連
    ーこのレンズでは顕著なフォーカスブリージングが発生する
    ーフォーカスシフトは200mmで顕著となる
    ーフォーカスリングにハードストップが無いので素早く無限遠に合わせづらい
    ーサードパーティ製レンズのため、一部カメラでは互換性が保証されていない
    ーシグマ製テレコンバージョンレンズに対応している
    ーアダプター経由でのZカメラとの相性は不明
  • 電磁絞りのため、古いカメラでは絞りが動作しない。互換性は低くなるが、絞りのレスポンスや精度が向上し、より静かな動作が可能だ。
  • 光学手ぶれ補正は動作中に駆動音が聞こえてくる。
  • 画質は基本的に60mmでともて優れており、600mmでは全体的に画質が著しく低下する。高い光学倍率で画質に負担がかかっていることは明らかだが、それでも多くの写真撮影には十分な画質に見える。
  • 歪曲収差や周辺減光はこの価格のレンズに期待するものだった。

1か月以上使用しているが、レンズが非常に重く、取り扱いはとても難しい。有用な使い方はいまだ見つけられていない。おそらく被写体ありきで選択するレンズだ。広角側が必要なければ「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」や「SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2」も検討してみよう。とは言え、個性的な超望遠ズームレンズであり、注目に値するものだ。

長所:幅広いズームレンジ・複数のモードを備えた光学手ぶれ補正・USB Dock・MO対応・直進ズーム対応・9枚羽根の電磁絞り・優れたビルドクオリティ・基本的に良好な光学性能

短所:重い・フィルター径が大きい・ドロップインフィルターなし・内筒の自重落下・ズーム操作により空気が出入りする可能性・最短撮影距離が焦点距離で異なる・フォーカスリングの回転方向・望遠端やフレーム周辺部の画質低下

Digital Camera World

  • 「Bigma」の愛称で呼ばれていた「50-500mm」は2001年に発売され、2006年にリニューアルし、その後光学手ぶれ補正を搭載して2010年に新しくなった。
  • 元々大きく重いレンズだったが、この60-600mmはさらに40%近く重量が増え、2700gとなっている。これは150-600mm Sportsと同程度だ。
  • 従来通り、光学10倍のズームレンズだ。セールスポイントはレンズ交換する必要なく標準域から超望遠まで焦点距離をカバーしていることだ。アクションや野生動物の撮影で素早く対応する必要がある場合に最適なレンズだ。
  • 焦点距離を長くしただけでなく、新レンズは大幅な再設計が施されている。アップグレードしたリング型超音波モーターは高速レスポンスと追従性能を備えている。さらに光学手ぶれ補正には水平や垂直、斜めのパン操作に対応した。
  • マグネシウム合金・TSC・カーボン樹脂を使った頑丈な鏡筒だ。レンズマウントやジョイント部、スイッチなど幅広くシーリングが施されている。
  • MO対応のフォーカスモードスイッチや、カスタマイズ対応のAFリミッター、任意の焦点距離で固定できるズームロックスイッチなどを備えている。
  • USB Dockを利用してAF速度や手ぶれ補正の調整が可能だ。
  • パッド入りソフトケースとショルダーストラップ、レンズストラップが付属する。
  • 三脚座は1/4インチネジ・3/8インチネジ・アルカスイス互換のクランプに対応している。
  • オートフォーカスは大部分の状況でとても高速で効果的な動作となる。特に難しい被写体でもピントが迷うのは稀である。
  • 手ぶれ補正は静物・流し撮りどちらでも効果的だ。
  • コントラストとシャープネスはズームレンジ全域で見事な性能だ。
  • 色収差は適切に補正されている。
  • 幅広いズームレンジを考慮すると歪曲収差は軽微だ。
  • ラボテスト
    ・フレーム全体のシャープネスは焦点距離が短い程良好だ。
    ・400mm以上の焦点距離では平凡なシャープネスとなる。
    ・色収差は600mmできちんと補正されているが、60mmで色ずれが見られる。
    ・歪曲収差は60mmにおける樽型歪曲が目立つ。200mm以降は目立たない糸巻き型歪曲へと変化する。

50-500mmから焦点距離が伸びただけでなく、ビルドクオリティや機能性・パフォーマンスが大きく改善している。大きく重いが、とても見事な汎用性だ。適切な価格設定を加味すると、野生動物の撮影で真剣に検討したい魅力的なレンズである。

長所:幅広いズームレンジ・頑丈な防塵防滴仕様・見事なシャープネス

短所:とても重い・60mmで顕著な歪曲収差

Digital Camera World:Sigma 60-600mm f/4.5-6.3 DG OS HSM Sport review

Dustin Abbott

  • このレンズのサイズは万人向けでは無い。しかし、本格的な光学設計抜きに超望遠レンズで良好な画質を得ることは出来ない。そして600mmに達するレンズはどれも小さくないものばかりである。加えてこのレンズは世界初となる600mmカバーの光学10倍ズームレンズである。
  • これは確かに大きいが、そしてまたとても汎用性のあるレンズだ。
  • Sportsラインのレンズであり、グレードの高い防塵防滴仕様とビルドクオリティを誇る。このため、150-600mm Cよりも遥かに重く、150-600mm Sとほぼ同等の重量である。
  • バランスは150-600mm Sより良好だ。重量は変わらないが手持ち撮影で疲れを感じない。
  • レンズフードにはカーボン素材を採用している。高価な材料だが耐久性と軽量性を兼ね備えているものだ。とても大きいレンズフードだがとても軽い。
  • マニュアルフォーカスリングはしっかりとしたもので150-600mm Cとは雲泥の差である。ズームリング・フォーカスリングどちらも程よく抵抗感を持ち滑らかに動作する。
  • レンズには一般的なレンズキャップとフードに被せるためのナイロンキャップが付属している。さらに収納に最適なレンズケースとキャリングストラップが付属する。いつもながらシグマの豊富な付属品は賞賛に値する。
  • 手振れ補正は長焦点でもファインダー像をしっかりと安定させる。4段分と言われているが、私はそれが正しい数値だと感じる。
  • 最近の傾向としてシグマレンズはキヤノンのレンズ補正に対応しており、このレンズも同様だ。純正レンズのようにカメラ側でレンズを正しく認識する。さらに重要なのは周辺減光、歪曲、色収差、回折などのカメラ内補正を適用できることだ。これは間違いなくレンズの価値を高めている。
  • 三脚座は良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースはアルカスイス互換であること。そして360度の回転が滑らかで4カ所(90度ごと)に表示があること、プレートが長いのでバランスを保ちやすいこと。悪いニュースはこの三脚座が取外し不可であることだ。
  • シグマのオートフォーカスは昨年から肯定的な評価が出来るようになった。最初にオートフォーカスモーターのトルク改善により大きな進歩を遂げ、そして2018年にキヤノンのレンズ補正を利用することでオートフォーカス精度の向上に繋がっているようだ。60-600mmは優れたフォーカス速度で一貫したフォーカシングを続ける。
  • 60-600mmは広角側でF4.5、望遠側でF6.3だ。F4.5を維持するズームレンジは狭く、F5の領域は他の150-600mmやEF100-400mmよりも広角側だ。150mmで既にF5.6となる。この点でタムロン150-600mmやEF100-400mm IS IIに劣っている。しかし、これは僅か1/3段の差が発生しているという話に過ぎず、大きな問題では無い。しかし、一部のカメラではF5.6よりも大きなF値でオートフォーカスの効きが悪くなる。F6.3の領域が広いと言うことは、オートフォーカスの効きが悪くなるかもしれない。が、違いを見分けることは難しいと思う。
  • EOS 5D Mark IVと60-600mm S+×1.4 TCの組み合わせは正常に動作した。しかもこれはシグマのテレコンでは無く、キヤノンのエクステンダー1.4× IIIだ。タムロンレンズとキヤノンテレコンの組み合わせではうまく行かなかったが、シグマ+キヤノンの組み合わせは良好だ。これはシグマレンズを正確に認識しているためかもしれない。84-840mmで望遠側はF9となるが、オートフォーカスは明るい環境で問題無く動作した。
  • テレコン装着時でも色収差補正は良好のように見えるが、コントラストが多少損失しているように見える。
  • EOS Rとの組み合わせでは大きくピントを動かす際に少し遅いように感じたが、オートフォーカスは正確に動作した。
  • α7R IIIとMC-11の組み合わせでもオートフォーカスは良好に動作した。
  • 解像性能は100-400mmの中央で最も高くなり、素晴らしディテールと優れたコントラストだ。
  • 発色はとても良好だ。
  • 圧縮効果がとても高いにも関わらず、ボケは多少騒がしい傾向がある。
  • 倍率色収差は60mmの隅で最も顕著となり、そして歪曲が最も大きい。明らかな周辺減光もあるが、解像性能はかなり良好だ。歪曲は100mmを超えると問題なくなる。
  • レンズフレアは発生しやすいが、光学10倍ズームならば光源を回避するのは容易だ。

60-600mm F4.5-6.3 OS HSM |Sは素晴らしいレンズだ。150-600mm Sほど説得力のある600mmでは無いが、幅広いズームレンジ全域で優れた画質である。広角側が150mm止まりであることを嘆いていた人にとってパーフェクトなレンズだ。

紛れもなくとても大きく、とても重いレンズだが、バランスは良好で賞賛に値する。

個人的な見解として、あまり防塵防滴性を気にしないのであれば「150-600mm C」が良いだろう。ビルドクオリティや防塵防滴性を気にするのであれば「SP150-600mm F2(安価)」、もしくは「150-600mm S(最高の画質だが重い)」を検討するべきだ。多様な被写体を撮影するのが好きであれば「60-600mm S」を選ぶと良いだろう。シグマらしい個性的でニッチなレンズである。

長所:頑丈かつ機能的なビルドクオリティ・優れた防塵防滴・600mmをカバーする光学10倍ズームレンズ・ズームレンジからすると優れた光学性能・150-600mm Sよりも少し軽量でバランスが良い・高速で静かなAF・MC-11で良好に動作する・効果的な手振れ補正・キヤノンのレンズ補正を利用可能

短所:やや高価・大きく重い・500mm周辺で周辺減光が大きい・60mmで強い樽型歪曲・フレアが発生しやすい

Lenstip

  • このレンズをどの過去モデルと照らし合わせれば良いのか難しい。50-500mmの「Bigma」が2本存在するが、60-600mmの焦点距離はむしろ150-600mmと比較すべきなのだろう。
  • 150-600mmから光学倍率は4倍から10倍まで高くなっている。にも関わらず新Bigmaは150-600mm Sportsよりも軽量で小さい。しかし、以前のBigmaと比べると明らかに大きく重いレンズだ。
  • 後玉はマウント面から2cmほど奥へ潜り込んでいる。600mmへズームすると、さらに6cmほど奥へ隠れる。
  • 三脚座はとてもしっかりとしており、角度調整が可能だ。残念ながら、この三脚リングは取り外すことが出来ない。
  • 38mmの幅広いフォーカスリングはとても良好なグリップだ。さらに均質な動作でとても良好な精度で操作することが出来る。ピント距離全域の回転角は約160度だ。
  • 日本製である。
  • 手振れ補正の効果は最大で3.7-3.8EVと評価できる数値だ。公称値より少し低いがこのような長焦点を扱うには快適なはずだ。
  • 解像性能:
    ・中央:高倍率はどこかに弱点を持っているものだが、驚いたことにこのレンズはどの焦点距離にも弱点が存在しなかった。150-600mm Sportsも一貫したパフォーマンスを持っているが、新Bigmaはより優れており、賞賛すべき性能だ。この時点で我々がテストしてきたどの150-600mmよりも優れていることが明らかとなった。500mmではNIKKOR 200-500mmを凌駕する。真にセンセーショナルなことだ。
    ・APS-C枠:再度、私は弱点を見つけることが出来なかった。最も弱い60mmと400mmでさえ34-35lpmmとなり良像の基準を遥かに上回る。
    ・四隅:まだ弱点は存在しない。一般的に望遠端が最も弱いが、このレンズの600mmは十分良好だ。
    ・全体的に、このクラスにおけるレンズ群では最高である。私はこのような素晴らしい結果を予想していなかった。拍手喝采だ。
  • 軸上色収差について何の問題も無い。400mmで僅かに色づく程度だ。
  • 倍率色収差は高倍率ズームらしい弱点がある。60mmの解像性能が悪いのは倍率色収差のためだろう。100-600mmのズームレンジでは競合レンズと同様にとても低い数値であり批判するのは難しい。
  • 球面収差について目立った問題は無い。
  • 歪曲収差で最も悪いのはフルサイズフレームで60mm時のー1.77%だ。望遠レンズとしてはとても大きい。しかし、全体的に2%以下に抑えられているため「中程度」と呼べるものだ。
  • コマ収差による点光源の変形はほとんど目立たない。
  • 非点収差は平均で3.6%ととても良好な結果だ。60-200mmで無視できる数値、300mmで増加し、400mmでピークとなる。600mmでは減少している。
  • ボケはとても良好だが、口径食の影響が目立つ。
  • 周辺減光はフルサイズ四隅の絞り開放で60mm(-1.97EV)、100mm(-0.92EV)、200mm(-1.06EV)、300mm(-1.24EV)、400mm(-1.34EV)、600mm(-1.44EV)だ。このカテゴリではズーム比が小さいレンズに打ち負かされる。しかし、APS-Cフレーム枠ならほとんど邪魔にならないだろう。
  • 逆光耐性は複雑なレンズ構成からしてこんなものだろう。NIKKOR 200-500mmや150-600mm Sportsは見事ではないにしろ、まだ良好なパフォーマンスであるため本レンズを良好や平均的と評価することは出来ない。
  • オートフォーカスはEOS 5D Mark IIIとの組み合わせでピント距離全域を0.3-0.4秒で移動する。これは素晴らしい結果だ。400-600mmでは少し遅くなり0.5-0.6秒だ。フォーカスリミッターを使うことで0.1-0.2秒は短縮される。
  • この価格帯ならば、シグマはUSB Dockを付属するべきでは無いだろうか。

長所:とても堅牢・耐候仕様・どの焦点距離絞り値でも優れた中央画質・良好なAPS-C枠の画質・完全に許容可能なフルサイズ四隅の画質・軸上色収差が小さい・100-600mmで倍率色収差は問題無し・中程度の歪曲・良好なコマ収差補正・わずかな非点収差・APS-C枠で周辺減光が少ない・心地よいボケ・効果的な手振れ補正・高速、効果的、静かなオートフォーカス

短所:60mmの倍率色収差・逆光耐性・周辺減光

優れたパフォーマンスと便利なズームレンジは飛びものを撮影するようなフォトグラファーに好まれるレンズだ。人気商品となるだろう。

Lesnumerique

  • 全長270mm、直径120mm、重量2.7Kgと決してコンパクトなレンズでは無い。これは50-500mm、SP150-600mmよりも遥かに大きなレンズだが、150-600mm Sportsよりは小さい。
  • 大きなレンズだが、比較的大きなカメラバッグならば携帯は容易だ。
  • マグネシウム合金、CFRP、TSCで構成された鏡筒は強度を維持しながら重量が軽くなっている。全体的なクオリティは申し分ない。
  • 幅広いズームリングを使って60mmから600mmへ素早く移動させるのは簡単ではない。比較的抵抗が強く、素早い操作には不向きだ。レンズ正面を掴んで直進ズームのように操作するのが良いだろう。
  • 幅広いフォーカスリングを備えているが、オートフォーカスが高速で効果的なためMFの必要性を感じなかった。
  • 周辺減光は穏やかで少し絞ると解消する。
  • 手振れ補正は600mmで1/8秒の撮影を可能にする効果的なパフォーマンスを発揮する。
  • 歪曲は60mmで僅かな樽型、600mmで糸巻き型となる。
  • オートフォーカスは静かで高速だ。追従時の打率はとても良好だ。
  • シャープネス(EOS 5Ds R)はタムロン100-400mmのパフォーマンスに近く、シグマ100-400mmやタムロン150-600mmよりも優れている。特に600mmの結果はとても均質で非常に良好だ。

長所:幅広いズームレンジ・汎用性・ビルドクオリティ・高性能なAF・効果的な手振れ補正・光学性能

短所:暗い・絞り開放における四隅の画質

キヤノンやニコンの高価なプロ用レンズまでクオリティを求めていないのであれば、60-600mm Sportsは汎用性と光学性能を兼ね備えたレンズだ。暗いレンズなので高感度に強いカメラと組み合わせるのが良いだろう。

PhotographyBlog

  • 2700gと27cmの全長を誇るレンズだ。150-600mm Sportsよりも僅かに軽量で短いが、非常に大きく重いレンズであることは確かだ。EOS 5Ds Rのようなフルサイズ一眼レフでさえも小さく見える。
  • 60mmから600mmまでズームすると内筒が大きく伸びる。
  • マグネシウム、カーボン、TSCを使用した鏡筒のビルドクオリティは優れている。
  • 機能面ではプロ用ズームに必要な全てを備えている。4段分の手振れ補正はパンに対応し、オートフォーカスはフルタイムのマニュアルオーバーライドに対応している。
  • オートフォーカスはEOS 5Ds Rと組み合わせた場合に被写体へ0.15秒でロックする。良い光環境でも悪い光環境でもフォーカスの迷いは無く正確に動作した。AF駆動音はとても静かだ。
  • フォーカスリミッターはFULL、6m-無限遠、mini-6mの3種類だ。USB Dockを使用して独自に調整することが出来る。
  • 色収差は大部分が良好に補正されている。
  • 周辺減光は広角端と望遠端の絞り開放で目立つ減光が発生する。F11まで絞ると解消する。
  • 歪曲は60mmで樽型、600mmでは糸巻き型歪曲となる。
  • ボケはとても素晴らしい。
  • シャープネス:
    ・60mm:中央と四隅は絞り開放から立派な画質だ。F5.6-F11で向上し、F16-F22で回折の影響を受ける。
    ・200mm:中央と四隅は絞り開放から立派な画質だ。F8-F16で向上し、F22-F29で回折の影響を受ける。
    ・300mm:中央は絞り開放から立派な画質だ。中央と隅どちらもF8-F16で画質が向上する。F22-F29で回折の影響を受ける。
    ・400mm:中央は絞り開放から立派な画質だ。中央と隅どちらもF8-F16で画質が向上する。F22-F32で回折の影響を受ける。
    ・600mm:中央は絞り開放から立派な画質だ。中央と隅どちらもF8-F16で画質が向上する。F22-F32で回折の影響を受ける。

間違いなく重いレンズだが、多様性・確かな光学性能だ。画質は150-600mmと非常によく似ており、このタイプのレンズとしては抜群だ。1段絞るとフレーム全域でとてもシャープな画質となる。周辺減光は問題となるかもしれないが後処理が簡単だ。

高価だが他のシグマ製品とは一風変わったハイクオリティで強くおススメできるレンズである。

IMAGING RESOURCE

  • フルサイズ対応の60-600mmズームレンズが重く大きくなるのは当然のことだ。
  • 付属のレンズフードはとても丈夫だ。
  • ニコン一眼レフとの組み合わせではとても扱いやすい重量感だ。
  • 幅広いズームリングは滑らかで気持ちの良い動作だが、仰角の場合は自重でズーム内筒がズレことがある。
  • 焦点距離表示は60mm、70mm、80mm、100mm、120mm、150mm、200、250mm、300mm、400mm、600mmだ。回転角は100度ほどで一回の動作で回しきれるが三脚座が邪魔になる場合がある。
  • アルカスイス互換の三脚座はとても頑丈で90度ごとにマーキングが施されている。
  • レンズの側面にはフォーカスモード、フォーカスリミッター、手振れ補正、カスタムモードのスイッチがある。
  • 全体的な外観は素晴らしいビルドクオリティとエルゴノミクスを備えている。重いレンズに違いないが実写ではそこまで厄介と感じないため長時間の手持ち撮影が可能だ。
  • 60mmの絞り開放は見事なシャープネスの中央領域と多少ソフトな四隅領域だ。四隅は絞ると著しく改善する。
  • 150mmの絞り開放は見事な中央領域と60mmより明らかに甘い四隅領域だ。風景写真に最適な焦点距離であることを考えると残念だが、F11まで絞ればかなりシャープとなる。
  • 300mmの絞り開放でも中央領域は依然として見事なシャープネスだ。絞り開放では問題を感じず、絞ると顕著に向上する。隅はズームするたびに悪化している。
  • 600mmの絞り開放は他の焦点距離と比較すると中央でもややソフトで四隅は悪い。しかし、野生動物の写真撮影において600mmと言う焦点距離を考慮するとまだ優れたパフォーマンスだ。暗所での撮影には向いていないが、日中での撮影では役に立つ。
  • パフォーマンスについて否定的に聞こえるかもしれないが、実際はとても感心している。60-600mmのズームレンジをカバーした2000ドルのフルサイズレンズだ。600mm F4と同じ画質は期待できないが、汎用性にはとても満足している。600mm F6.3がもう少しシャープだと良かったが、絞れば大幅に改善する。
  • 周辺減光は特に広角端の開放で良くない。
  • 収差はとても良好に補正されている。
  • 明るいレンズでは無いが、望遠側で被写体をクローズアップするととても良好なボケ質だ。
  • 全体的に画質はとても良好だ。600mmもF8まで絞ればかなり良くなるが、野生動物での撮影ならばシャッタースピードやISO感度と相談しなければならないだろう。
  • オートフォーカスはD500・D800との組み合わせでとても高速に動作する。至近距離で望遠側を使うと著しく遅くなるが、それでもまだ動作する。高価な望遠レンズほどでは無いが、それでも野生動物を撮影する十分以上なスピードを備えている。
  • 手振れ補正は良好に動作する。

Like:優れたクオリティ・見事なズームレンジ・汎用性・優れた手振れ補正・良好な価格設定

Dislike:当然だが大きく重い・望遠側で四隅が甘くなる・600mmがやや甘い

多くの点で見事なレンズだ。60-600mmをカバーするズームレンジ、良好なオートフォーカスと手振れ補正、そして堅牢な鏡筒。光学性能は完璧で無いが、多くの被写体で十分なパフォーマンスだ。2000ドルのこのレンズは多くの野生動物・スポーツフォトグラファーにとって良い選択肢となるはずだ。低照度性能に限界があるものの、それはこの価格とトレードオフだろう。価格とパフォーマンスのバランスは良好で、シグマは本当にグッジョブだ。

更新履歴

  • 2018-10-27:作例にフォトヨドバシFlickr Groupを追加しました。
  • 2018-10-19:PhotographyBlogがレビューを公開しています。
  • 2018-10-18:PhotographyBlogがサンプルギャラリーを公開しています。
  • 2018-10-16:Lenstipがサンプルギャラリーを公開しました。そのうちレビューが始まりそうですね。
  • 2018-10-15:お写ん歩のレビュー・PHOTOHITOのユーザー投稿が始まったようです。
  • 2018-10-13:発売日となりボチボチレビューや作例がアップされ始めているようです。見つけ次第リンクを更新中。
  • 2018-09-26:シグマがフォトキナ2018で正式発表しました。発売日は以前の情報で間違いないようです。(追記:Yahooマップカメラで出品を確認しました。

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