DPREVIEWがキヤノンのフルサイズミラーレス「EOS R」についてファーストインプレッションを掲載しています。
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M-Fnバーが使い辛い
EOS R ファーストインプレッション
- ボディは頑丈でグリップは快適だったので驚かされた。
- ファインダーは優れており、カメラのレスポンスは良好だ。
- M-Fn、AEL、AFポイント選択ボタン、タッチパネルは馴染みやすい。
- 一眼レフと比べて変化した操作性は興奮から欲求不満へと変化した。カスタマイズにカスタマイズを重ねたが、まだボタンとダイヤル配置には納得していない。
- M-FnバーはEOS Rに実装された全く新しい操作部材だ。親指が自然と触れる場所に配置されているため、使わないという選択肢が無い。
- 一見するとM-Fnバーは幅広い操作性で創造的な操作方法に見えるかもしれないが、3つの致命的な欠陥がある。不正確で誤操作しやすくバグが多い。意図した数値を容易に飛び越えてしまい、数値を戻す動作をしなければならない。誤操作しやすい場合はロックすることも出来るが、ロックからロック解除までは時間がかかりシャッターチャンスを逃しかねない。
- EOS Rを使用したほとんどのスタッフがM-Fnバーを無効にして使っていた。録画中に音量を静かに切り替える以外の用途ならダイヤル操作で十分である。
- 素敵な写真を撮ることが出来るカメラなのは確かだ。5D Mark IVのように優れた解像性能と発色である。
- オートフォーカスは正確で低照度でも見事な動作である。
- キヤノンはEOS Rのターゲットがミドルクラス一眼レフのユーザーだと主張しているが、キヤノンらしさを期待して購入したらイライラするかもしれない。
EOS R 紹介・操作性
- RFマウントはEFマウントの直径54mmそのままに、フランジバックを44mmから20mmに短縮している。他のメーカーが言うように、この「短くて広い」組み合わせは特に大口径レンズや広角レンズの可能性を切り開くと言われている。
- 新マウントはレンズとカメラの通信を高速化するための12ピン接続となっている。
- RFマウントはEF-Mマウントを装着できるようにはなっていない。
- RFマウントの可能性を象徴するかのようなレンズが登場している。
- レンズとの通信高速化により手振れ補正の効果工場が期待でき、デジタルレンズオプティマイザのデータはレンズ側に格納されカメラ側へ送信されるようになっている。
- フロントダイヤルの配置は一眼レフと同じように見えるが、スタッフの一部カメラマンは指をかけ辛かった。一方でリアダイヤルはとても簡単だ。
- 防塵防滴仕様は6D Mark IIと同等とのことだ。
- オートフォーカスエリアの移動は数種類の方法がある
・AFポイントボタンを押して前後ダイヤルで操作
・十字ボタンをダイレクトAFセレクトに設定する
・タッチ&ドラッグAFでタッチパネルを利用する- 最も特徴的なM-Fnバーは2つのボタンとスワイプ操作が可能だ。初期設定ではバーを2秒押し続けることでロック状態となる。
- M-Fnバースワイプ機能
・AF:エリアモードの選択
・ISO感度:ISO感度の変更
・WB:プリセット・色温度の変更
・フォーカスチェック:拡大縮小
・録画:音量・ヘッドフォン・絞り値の設定
・フレキシブルAE:露出の変更- M-Fnバータップ機能
・オートフォーカス:瞳・スモール・タッチ&ドラッグ・フォーカスガイド
・ISO:AUTO・指定したISO
・WB:AWBの種類・指定したWB
・チェックフォーカス:拡大縮小・フォーカスガイド・ピーキング・電子水準器・ヒストグラム
・動画:拡大縮小・フォーカスガイド・サーボAF停止・電子水準器・ヒストグラム
・フレキシブルAE:リセット・指定AUTO・指定したパラメーター
とのこと。
方々で物議を醸している「マルチファンクションバー(M-Fnバー)」はDPREVIEWでも同様に悩みの種となっているようです。画質やオートフォーカスなどを差し置いて、ほぼM-Fnバーに関する話題となっていますね。
果たして10月25日発売の製品版で多少なりとも使いやすくなっているのか、予約した身としては気になるところです。
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購入早見表
EOS R+対応アクセサリー
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USB充電アダプター PD-E1 | |||
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バッテリーパック LP-E6N | |||
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マウントアダプター EF-EOS R | |||
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コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R | |||
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EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A付 | |||
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EF-EOS R ドロップイン 円偏光フィルター A付 | |||
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RFレンズ
RF24-105mm F4L IS USM | |||
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RF28-70mm F2L USM | |||
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RF50mm F1.2L USM | |||
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RF35mm F1.8 マクロ STM | |||
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