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「EOS R」と「α7 III / α7R III」との違いがわかるページ

このページではキヤノンのフルサイズミラーレス「EOS R」とソニーの競合カメラ「α7R III・α7 III」の比較を掲載しています。

更新履歴

  • 2018-09-05:正式発表を受けてひとまずスペックリストを更新しました。
  • 2018-09-03:「EOS R」の登場が濃厚となってきたので競合するソニーミラーレスとの比較ページを作成しました。EOS Rは現在リークされている情報のみ記載しています。正式発表、もしくは期待できるスペック情報が登場した場合に追記予定。

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EOS Rとα7系はココが違う

管理人's Jugeds

Points Jugeds memo
サイズ・重量 ほぼ互角
グリップ EOS R 形状・スペースが良好
操作性 判断不能 EOS R:斬新なデザイン
α7系:普遍的なデザイン
汎用性 α7系 ・レンズラインナップ
・手振れ補正
・デュアルメディアスロット
解像性能 α7R III EOS Rの1.39倍
AF α7R III ・C-AF対応 瞳AF
・AFジョイスティック
連写 α7系 ・10コマ秒連写
・比較的バッファが大きい
ファインダー α7R III リフレッシュレート 120fps
モニター EOS R ・バリアングルモニタ
・使い勝手の良いタッチパネル
・高解像
動画 α7系 ・全体的な機能性
作画機能 EOS R ・ボディ内RAW現像
・多重露光、インターバル撮影
・高度なレンズ補正
通信接続 EOS R 高機能なWiFi/Bluetooth
拡張性 α7系 豊富な周辺アクセサリ
バッテリー α7系 ・USB給電対応
・バッテリーライフ

外観

サイズ:α7R IIIがのほうが少し小さい・重量は互角

R α7R III
横幅 135.8mm 126.9mm
高さ 98.3mm 95.6mm
奥行 84.4mm 73.7mm
重量 660g 675g

全体的にEOS Rが大きいですが、特に横幅は1cmほど差があるようです。ソニーα7と異なり、マウントからグリップまでのクリアランスがしっかりしているためと言えそうです。

ボディサイズが大きいものの、重量はα7並みに抑えられているようです。

防塵防滴

正面:クリアランスはEOS Rが良好

操作性で大きな違いはありませんが、マウント-グリップ間のクリアランスはEOS Rのほうが良好。

α7は大口径レンズや望遠ズームレンズを装着するとグリップ周りが少し窮屈となります。

背面:操作性が大きく異なるポイント

α7R IIIは従来の一眼レフを踏襲するようなボタン配置ですが、EOS Rは何か新しいカメラの提案をしているようなボタンレイアウトとなっています。使った時のイメージはα7R IIIのほうが想像しやすいですが、EOS Rは一度使ってみたくなるデザインとなっています。

マルチファンクションバー(EOS R)

EOS Rには全く新しい操作部材「マルチファンクションバー」が備わっています。

左右にスライド、中央をタップ、と2種類の操作が可能。ホワイトバランスやISOなどを素早く設定することができる機能です。

その一方でα7R IIIのようにAFジョイスティックは存在しません。ファインダーを覗きながらフォーカスフレームを移動する場合はタッチパッドAFを利用することとなります。

上面:合理的かつ斬新なデザインのEOS R

EOS Rは背面デザインと同じくカメラ上面も個性的なデザインとなっています。シンプルにボタンが配置してあるα7R IIIと比べて少しテクニカルな操作が必要なようです。

MODEボタンとサブモニタ

EOS Rにはモードダイヤルが存在しません。その代わりにMODEボタンが配置され、サブ液晶モニタに表示できるようになっています。右手のみで素早くMODE変更操作が出来るのことは素晴らしいですね。

α7R IIIも右肩にMODEダイヤルを備えていますが、右手親指での操作はちょっと難しい。一度グリップから手を離し、指でつまんで回転させることになるでしょう。

スペック比較

センサー・マウント:大きな違いがあるポイント

R α7R III α7 III
センサー 裏面照射型 裏面照射型
有効画素数 3030万 4240万 2420万
ローパスフィルター あり あり
手振れ補正 5軸5.5段 5軸5.0段
備考 DPCMOS
マウント RF E E
内径 54mm 46mm
フランジバック 20mm 18mm

ボディ内手振れ補正無し(EOS R)

ここ最近のトレンドとなっているボディ内手振れ補正は未実装。回転ブレやシフトブレに対応出来るセンサーシフト式の手振れ補正は是非載せるべきだと思うのですが…。

ただし、キヤノンは画像処理エンジンを有効活用しレンズの光学手振れ補正の精度を高めています。ピッチ・ヨーなど光学手振れ補正で対応できる部分のブレはしっかり低減してくれそうです。(参考:EOS Kiss M デュアルセンシング IS

α7R IIIは特に効き目の高い手振れ補正を実装しています。純正レンズのみならず、オールドレンズなどでも手振れ補正を使うことが出来るのは大きなメリット。

EOS Rは電源オフ時にシャッター幕が閉じる

EOS Rは電源オフ時にシャッター幕が閉じることでセンサーへの小ゴミ・塵の付着を予防する仕様となっています。センサーが剥き出しのミラーレスにとってかなり重要なポイントですね。特に小ゴミが付きやすく、小絞りで目立ちやすいフルサイズセンサーでは大事な要素。

大口径ミラーレスRFマウント

RFシステムはニコンZシステムと同じく54mmと大口径のレンズマウントを採用しています。マウント内径は一眼レフのEFマウントと同じ内径ですが、フランジバックが短いためレンズ設計の自由度は大きく向上していると見て間違いないでしょう。

それを象徴するかのごとく…

などの個性的なスペックのレンズが登場予定です。「RFマウントではこんなレンズが次々と出てくるのだ!」とキヤノンが言っているかのようですね。

バリエーション豊富なRF-EFマウントアダプター

面白いことにキヤノンはEFレンズアダプタを4種類用意。

一般的な通信機能を備えた廉価モデル、コントロールリングを備えて機能性を向上したモデル、ドロップインフィルターを備えてフィルターワークの幅が広がるモデル(ND/C-PL)。

特にドロップインアダプターは画期的。出目金EFレンズでNDやC-PLを装着できなかったレンズをEOS Rで有効活用することが出来ます。また、フィルター径が大きく対応するフィルターをコスト的に買い揃えることが出来ない場合に重宝しそうです。

ニコンやソニーの一歩先を行く純正マウントアダプターと言えそうですね。

処理エンジン・記録形式:シングルスロットのEOS R

R α7R III α7 III
画像処理エンジン DIGIC 8 BIONZ X
RAW出力 14bit
RAW
C-RAW
L/M/S1/S2
DPRAW
・14bit
・圧縮
・非圧縮
記録メディア SD/HC/XC
UHS-II
SD/HC/XC
MS PRO DUO
・UHS-I/II対応
記録メディアスロット 1 2
APS-C crop 対応
備考

C-RAW・DPRAW対応(EOS R)

EOS 5D Mark IVで初登場したDPRAWとEOS Kiss Mで初登場したC-RAWどちらにも対応。

DPRAWはデュアルピクセルセンサーの特性を活かした個性的なRAWファイルであり、ボケの微調整や解像感の調整など通常のRAWでは出来ないような後処理が可能。(参考:公式デュアルピクセルRAWオプティマイザ

一方でC-RAWは他社で言うところの圧縮RAW(従来のCR2 RAWはロスレス圧縮)。目新しい機能ではありませんが、ファイルサイズを抑え撮影枚数を増やすことが可能。

RAWを圧縮することによる画質低下は僅か、もしくは知覚できないようなレベル。実際に私もEOS Kiss MでRAWとC-RAWを撮り比べてみましたが、明確な違いを見出すことは出来ませんでした。特に画質を追求しない限りファイルサイズがコンパクトなC-RAWで問題無いでしょう。

シングルメディアスロット(EOS R)

残念ながらEOS Rはメディアスロットが一か所。α7R IIIのようにデータのバックアップやJPEG-RAWの分離保存は出来ません。

幸いなことにUHS-IIに対応しているため、UHS-II仕様のSDカードを使うことでバッファクリア速度は速そうです。

露出制御:EOS Rは柔軟がある露出モードを実装

R α7R III α7 III
測光方式 ・評価測光
・部分測光
・スポット
・中央重点
・マルチ
・中央重点
・スポット
・画面全体平均
・ハイライト重点
測光範囲 -3?20 -3?20
露出モード ・オート
・フレキシブル
・プログラム
・シャッター優先
・絞り優先
・マニュアル
・バルブ
・カスタム3枠
・オート
・プログラム
・シャッター優先
・絞り優先
・マニュアル
カスタム2~3枠
ISO感度 100-40000 100?32000 100?51200
拡張ISO感度 50/51200/102400 50/102400 50/204800
露出補正 ±5
フリッカー低減 対応
備考
EOS Rは独自露出モード「フレキシブルAE」を実装

シャッター速度、絞り、ISOを任意の数値、またはオートに設定できるモード。

言ってしまえばMモードの拡張版みたいなものでしょうか。設定次第でモードを切り替えずに絞り優先AEやシャッター優先AE、ISO優先AEなどに切り替えることが出来るようです。

オートフォーカス:機能的にソニー有利

R α7R III α7 III
ファインダーAF方式 DPCMOS AF ハイブリッド
ライブビューAF方式
測距点(位相差) 5,655点 399点 693点
測距点(コントラスト) 不明 425点
クロス測距点
F8対応点 F11対応 399点 693点
F11対応
測距輝度範囲 ファインダー -6~18EV
(F1.2 レンズ)
-3?+20EV
(F2 レンズ)
測距輝度範囲 ライブビュー -6~18EV
(F1.2 レンズ)
-3?+20EV
(F2 レンズ)
測距エリア選択モード ・顔認識・追従
・1点
・領域拡大(十字)
・領域拡大(周囲)
・ゾーン
・ラージゾーン
・ワイド
・ゾーン
・中央
・フレキシブル(S/M/L)
・拡張フレキシブル
・ロックオン
瞳AF
追従特性 ・被写体追従特性
・速度変化に対する追従性
・測距点乗り移り特性
・追従感度
測距エリア 横88% 縦100%
or
横80% 縦80%
備考 タッチパッドAF AFレバー AFレバー

進化した像面位相差AF(EOS R)

横87×縦65の5655ポジションとなるオートフォーカスシステムを実装。初めは「誤表記か?」と疑ったほど。(ただし、オートでは143分割となる模様。)

さらに低照度AFはF1.2レンズ装着時にEV-6対応となり、肉眼では見えづらい被写体にもオートフォーカスが作動するようです。

基本的に測距エリアは一眼レフを踏襲していますが、新たに「ラージゾーン 横」が追加されています。カバーエリアの広いミラーレスならではのモードと言えるでしょう。

追記:5,655ポジションについて

測距点ではなく「ポジション」であることに注意。

これは他社の像面位相差がイメージセンサーに部分的に埋め込まれているのに対し、1つの画素がそれぞれ位相差センサーの役割を持っている「デュアルピクセルセンサー」だからこそ実現した性能。

全てが位相差センサーとなるため、小刻みに測距エリアを移動させることが可能となっているため、まるでコントラストAFのような柔軟性のあるAFフレーム。まだこの特性を活かしきれている感はありませんが、いずれパナソニックLUMIXのように多彩なAFフレームを使えるようになるかもしれません(LUMIXはコントラスト検出方式のため位相差センサーの概念が無く自由なフレーミングが可能)。

暗所に強い像面位相差AF

他社の仕様表と比べて「-6EV対応」と傑出しているように見えますが、使用レンズが「F1.2」であることに注意。他社とレンズの明るさを揃えると、およそ4段強と言ったところでしょうか?

-6EVは少し盛りすぎな気もしますが、十分良好な低照度パフォーマンスを持っていると見て間違いないでしょう。ちなみに一眼レフでデュアルピクセルセンサーを搭載しているEOS 5D Mark IVもー4EV対応のDPAFです。

EOS Rの瞳AFはAF-S限定

EOS Rの瞳AFはワンショットAF限定でサーボAF時は瞳AFが機能しません。追従瞳AFでサクサク写真を撮ることが出来るα7R IIIはとても便利。

シャッター・ドライブ:ソニーの圧勝

R α7R III α7 III
シャッター速度 1/8000?30秒
電子シャッター速度 1/8000?30秒
フラッシュ同調速度 1/200 ?1/250秒
高速連続撮影 AF-S ~8コマ/秒 ?10コマ/秒
高速連続撮影 AF-C ~5コマ/秒 ?10コマ/秒
連続撮影可能枚数 ・RAW:34
・C-RAW:61
・RAW:76
・非圧縮RAW:28
・RAW:89
・非圧縮RAW:40
低速限界設定 対応 対応
備考

連写性能はソニーに劣るものの

サーボAF時の連写速度は5コマ秒と決して速く無い。5D Mark IVは7コマ秒だし、6D Mark IIでも6.5コマ秒で撮影可能。

さらにソニーα7第3世代はメカシャッターで追従10コマ秒連写ができる。ミラーレスで連写を重視しているのであればソニー、もしくはAPS-Cやマイクロフォーサーズを選択肢した方が良いかもしれません。

しかし「5コマ秒で十分」という人ならばバッファ量に問題は無く、快適な連写撮影が楽しめるはず。

ファインダー:他社と肩を並べる高精細EVF

R α7R III α7 III
方式 0.5型 OLED
解像度 369万dot 236万dot
視野率 100%
アイポイント 23mm 18.5mm
倍率 0.76倍 0.78倍
フォーカシングスクリーン 3種 ・電子式
・3分割
・方眼
・対角+方眼
フレームレート 60/120 fps 60 fps

α7R IIIのように滑らかでは無いものの、EOS Rの価格帯としては立派な電子ビューファインダーを実装しています。

ソニーよりもアイポイントが長いため、眼鏡装着者に優しいファインダーとなっていますね。

モニタ:貴重なFFバリアングル

R α7R III α7 III
形式 TFTカラー
解像度 210万dot 144万dot 92万dot
サイズ 3.15型 3.0型
可動方式 バリアングル チルト
・上:107°
・下:41°
タッチパネル 対応
備考 ・白画素

使いやすいバリアグルモニタ+タッチパネル

EOS Rはフルサイズミラーレス初のバリアングルモニタ搭載モデル。

さらにキヤノンのタッチUIはカメラメーカーの中でも優れているため、バリアングルモニタの使い勝手は想像以上に良好。背面モニタを使った撮影であればソニーやニコンを圧倒する使いやすさとなることでしょう。

動画:4K 4:2:2 10bit対応の外部出力

R α7R III α7 III
映像記録方式 ・MPEG-4 AVC/H.264
音声記録方式 ・LPCM
・AAC
・LPCM
・Dolby Digital
記録形式 MP4 ・XAVC S
・AVCHD
4K ?30p
FHD ?60p ?60p 100Mbps
ハイスピード ・HD
・?119.9p
・?FHD 60p
・?120fps
外部出力 4K 4:2:2 10bit 4K 4:2:2 8bit
タイムラプス 4K
手振れ補正 ・電子式
・レンズ
・レンズ
・センサーシフト
撮影機能 ・TC
・ピーキング
・ガンマ表示アシスト
・TC/UB
・ゼブラ
・ピーキング
・AF駆動速度
連続撮影時間 29分
備考 ・C-Log
・HDR
・S-Log2/3
HLG
・S.35mm時 全画素
・S-Log2/3
HLG
FF時 全画素

作画機能:豊富な撮影機能を持つEOS R

R α7R III α7 III
HDR撮影 対応
多重露光 2~9枚
加算
加算平均
比較明合成
比較暗合成
インターバル撮影 対応
高解像撮影 DPRAW 対応
ブラケット AE AE/WB/DRO
ボディ内RAW現像 対応
レンズ補正 ・周辺光量
・倍率色収差
・歪曲収差
・回折補正
・DLO
・周辺光量
・倍率色収差
・歪曲収差
仕上がり設定 ・8種 ・13種
・PP1-10
・カスタム6枠
・コントラスト±3
・彩度±3
・鮮鋭度±3
ホワイトバランス ・AWB 2種
・晴天
・日陰
・曇天
・蛍光灯
・昼白
・フラッシュ
・カスタム
・色温度
・オート 3種
・太陽
・日陰
・曇天
・電球
・蛍光灯 4種
・フラッシュ
・色温度
(2500?9900)
・色フィルター
・カスタム 3枠
・水中オート
DR補正 ・2段階 ・5段階 ・5段階
デジタルフィルター ・8種 ・8種

インターフェース・搭載機能:給電対応が光るα7 III

R α7R III α7 III
映像/音声出力・デジタル端子 USB 3.1 USB 3.1
・Micro B
・Type-C
特殊端子
シンクロ端子
HDMI C D
外部マイク入力端子 3.5mm 3.5mm
ヘッドフォン端子 3.5mm 3.5mm
リモコン端子 E3 USB Micro B
ワイヤレスリモコン BR-E1 RMT-DSLR2
WiFi 802.11b/g/n 802.11b/g/n
Bluetooth 4.1 4.1
NFC あり
GPS
電子水準器 2軸
防塵防滴 対応

EOS Rは高機能なBluetooth・WiFi通信接続

実際に使ってみると分るおススメポイント。

Nikon ZやSony αにもWiFi+Bluetoothは搭載されています。しかし、キヤノンは電源オフからの遠隔起動で画像転送に対応していたり、撮影中の自動転送に対応していたりと地味に便利。

同じ通信機器ながら出来ることはニコンやソニーよりも多い。

ボディ・電源

R α7R III α7 III
バッテリー LP-E6N NP-FZ100
追加グリップ BG-E22 VG-C3EM
USB充電 対応
USB給電 対応
撮影可能枚数 370コマ 530コマ 610コマ
大きさ 135.8
x98.3
x84.4mm
126.9
x95.6
x73.7mm
質量 (CIPAガイドライン) 660g 657g 650g
質量 ボディのみ 580g 572g 565g
動作温度 0℃?40℃ 0℃?40℃ 0℃?40℃

α7R IIIはUSB給電対応

USB充電のみならず、USB端子を使い外部電源でカメラを動かすことが可能です。

さらにもう一か所のUSB端子を使うことでリモートレリーズやインターバル撮影にも対応しています。長時間の撮影やタイムラプス動画などの用途で重宝する機能性ですね。

おススメと注意点

EOS R

EOS Rのおススメポイント

  • 大口径ミラーレスマウント
  • フルサイズミラーレスとしては貴重なバリアングルモニタ
  • 使い勝手の良いタッチパネル液晶モニタ
  • 高機能な通信接続
  • 高機能なレンズコントロール
  • 機能的なレンズアダプター

フルサイズミラーレスとしては初となるバリアングル液晶モニタを搭載。さらに使い勝手が良いキヤノンのタッチUIを備えている。

背面モニタを使った操作性はソニーαと比べて段違いに良好。特にローアングルやハイアングル時、三脚固定時などでバリアングルモニタの恩恵を享受できるはず。

さらに電源オフから遠隔起動して画像を転送可能なBluetooth通信接続を実装。旅行先などでスマートフォンと連携、写真をシェアしやすいカメラとなっています。ソニーαはあくまでもWiFi接続を前提とした”繋ぎ”でBluetoothが動作するため、常時接続してもモッタイナイ感が強い。

EOS Rはレンズコントロールリングやマルチファンクションバーなどソニーαには無いような機能をいくつか備えています。拡張性の高さはEOS R有利と言って良いかもしれません。

さらにEFマウント用アダプターが数種類用意してあり、中にはドロップインフィルターにまで対応するモデルも存在。魚眼などフィルターワークが難しい一眼レフ用レンズでNDフィルターなどを使いたい時に便利ですね。これは他社にないアダプターのため「このアダプターがあるからこそEOS Rを選ぶ」という動機付けも出来るでしょう。

ここに注意

  • ボディ内手振れ補正無し
  • シングルメディアスロット
  • サーボAF時の連写速度は?5コマ秒
  • バッテリーライフ

連写性能は追従AF時が5コマ秒とソニーα7第2世代と同程度。新型シャッターユニットを搭載したα7R IIIやα7 IIIと比べると見劣りしてしまう。

また、3,000万画素機ながらメディアスロットが一つしか無いため、大容量のSDカードを用意しないと連写などであっと言う間に使い切ってしまう。

おまけにバッテリーライフがαと比較して2/3程度。プロユースやスポーツ・野鳥撮影などで使うには少し物足りないと感じるかもしれません。

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RFレンズ

α7R III

α7R IIIのおススメポイント

  • 4200万画素の高性能裏面照射型CMOSセンサー
  • 5軸5.5段分のボディ内手振れ補正
  • デュアルSDカードスロット
  • 豊富な測光方式
  • AF-C対応瞳AF
  • 10コマ秒の高速追従連写
  • 高精細で大型のEVF
  • 給電対応のデュアルUSB端子

ここに注意

  • タッチパネル操作が限定的
  • ボディ内RAW現像非対応
  • Bluetooth機能が限定的

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