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リコーイメージング HD PENTAX-D FA 70-210mmF4 ED SDM WR 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「HD PENTAX-D FA 70-210mmF4 ED SDM WR」の情報を収集しています。

最新情報

  • 2020-04-21:Adobe Camera  RAWの対応レンズとなりました。
  • 2020-03-10:レビュー・作例を少し追加しました。
  • 202001-23:海外で先行発表されました。(追記:国内でも正式発表)
  • 2020-01-22:海外Amazonでフライング出品された模様。
  • 2020-01-21:「HD PENTAX-D FA 70-210mmF4 ED SDM WR」と思われる製品画像が出回り始めたので専用ページを作成しました。ぱっと見はタムロン「70-210mm F/4 Di VC USD」のOEMに見えますね。レンズ構成やスペックは不明ですが、正式発表後に照合出来るはず。(ひとまず下部に外観の比較画像を掲載しました。)
  • 2020-01-20:今週中に「DFA 70-200mmF4」が登場すると噂されています。日本時間で23日 午前7時に正式発表されるとのこと。

レンズデータ

購入早見表

HD PENTAX-D FA 70-210mmF4 ED SDM WR
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
ソフマップ icon e-BEST ノジマ PayPay
ビックカメラ icon PREMOA icon
タムロン 70-210mmDi VC用 三脚座 A034TM
(注:互換性未確認)
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

レンズデータ

レンズ仕様

焦点距離 70-210mm
35ミリ判換算値 107-322mm相当(ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時)
開放絞り F4
最小絞り F32
レンズ構成 14群20枚
画角 (対角) 34.5°-11.8°
(ペンタックス 35ミリフルサイズ一眼レフカメラ装着時)
23.0°-7.7°
(ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時)
マウントタイプ KAF4
最短撮影距離 0.95m
最大撮影倍率 0.32倍
フィルター径 67mm
光量調節方式 電磁絞り
完全自動絞り
絞り羽根枚数 9枚
円形絞り (F4-F9.5 )
絞りリング なし
三脚座 なし
レンズフード PH-RBP67 (付属)
レンズキャップ O-LC67 (付属)
レンズケース S100-200 (別売)
最大径 x 長さ 約78.5mm x 約175mm
質量(重さ) 約 819g (フード付:約859g)
使用温度 -10~40℃
使用湿度 85%以下(結露しないこと)
同梱アクセサリー レンズフード PH-RBP67、レンズキャップ O-LC67、レンズマウントキャップK
その他 HDコーティング
SP(Super Protect)コーティング
WR(防滴構造)
クイックシフト・フォーカス・システム (QFS/M)
SDM (超音波モーター)
フォーカスレンジリミッター

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

関連記事

70-210mm F/4 Di VC USDとの外観比較

海外の評価

PENTAX FORUMS

HD Pentax-D FA 70-210mm F4 ED SDM WR

外観・操作性

  • HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8 ED DC AW」と比較して小さく軽量な選択肢だ。
  • タムロン「70-210mm F/4 Di VC USD」との関連性が噂されているが、どれほど関わっているのか不明だ。タムロンのレンズは評価されているので、OEMだったとしても悪いことではない。
  • レンズポーチは同梱しておらず、箱も通常より安っぽく見える。
  • 前玉にはSPコーティングが施されているのでメンテナンスが簡単だ。
  • フィルター径は67mmであり、「smc PENTAX-DA★60-250mmF4ED[IF] SDM」などいくつかのレンズと同じサイズを採用している。
  • レンズ外装はプラスチック製だ。安っぽくはなく、しっかりと組み立てられ頑丈なつくりである。
  • スイッチは「AF/MF」及び「フォーカスリミッター」を備えている。フォーカスリミッターをオンにするとピント位置を制限できる。
  • フォーカスリングの回転角は180°だ。微調整に十分な回転量である。
  • ズームリングの回転角は90°で素早く焦点距離を操作できる。回転量の3/4は70-135mmであり、残り1/4で135~210mmをカバーしている。
  • 製造国はベトナムだ。
  • KAF4仕様のレンズマウントなのでメカ絞り機構は備えていない。
  • レンズマウントは金属製で周囲には防塵防滴用のシーリングが施されている。
  • レンズフードは花形プラスチック製だ。驚いたことにペンタックスでは一般的なC-PL操作窓が無い。フードは逆さ付け可能だが、ズームリングが隠れてしまう。
  • レンズに三脚座は付属していない。重量が軽いのので特に気にならないが、タムロン製三脚座「A034TM」を装着可能だ。この三脚座は金属製でとても良くできている。アルカスイス互換のクイックプレートを備えているので対応クランプにそのまま搭載することができる。垂直・水平に合わせるためのノッチが無いのは欠点となる。

フォーカス

  • ボディ側のレンズ駆動には対応していないが、K10D以降のボディでAFを利用できる(前述したようにK-50より古いカメラでは絞りが機能しない)。
  • 静かな環境でも動作音はほとんど聞こえない。
  • 基本的に正確でレスポンスの良い動作だ。
  • フォーカスリミッターはピント位置が2m以上とないる場合は「2m~∞」となり、ピント位置が近い場合は「0.95m~2m」となる。
  • ライブビュー時はレスポンスが少し遅く感じる。
  • AFレンズとしては優れたマニュアルフォーカスだ。良好な抵抗感と滑らかさを両立している。回転方向を切り替えた時のバックラッシュは無い。
  • K-1 IIに装着した時、ファインダーとライブビューでフォーカス速度には大きな違いがある。ファインダー使用時は驚くほど高速で低照度環境でも見事な結果となる。

実写体験

  • ペンタックスユーザーが期待している発色だ。心地よい色調で生き生きとしている。
  • ハイライトとシャドウは豊富な諧調を含んでいる。
  • K-1 IIとの組み合わせでいくらか露出不足となるケースがあった。頻繁には発生しないが、ほぼ70mmでこの現象が起こる。
  • 絞っても光条はシャープな描写とならない。
  • 必要に応じて周辺減光・回折・歪曲・色収差の補正が可能だ。
  • ボケは心地よく見える時もあれば、騒がしく見える時もある。
  • オートフォーカスは信頼性が高い。
  • ズームリングに位置には不満が残る。(フード逆さ付けで操作不能)

光学性能

  • 70mmシャープネス
    ・中央は絞り開放から見事な性能だ。
    ・F5.6まで絞るとさらに良好となる。
    ・端は大きく見劣りしない画質だが、四隅は見劣りする。
    ・中程度まで絞ると四隅まで均質的な画質となる。
  • 135mmシャープネス
    ・絞り値全域で70mmより優れている。
    ・中央から端まで優れたシャープネスとなり、四隅も非常に良好だ。
  • 210mmシャープネス
    ・中央はF4からF8まで優れているが、F11で回折の影響がみられる。
    ・F16は実用的と言えず、F22~F32は避けるべきだろう。
    ・端や四隅は満足できる水準に達しない。
  • APS-Cの画素ピッチで使うとフルサイズより解像性能が低く見える(被写体を同じサイズに揃えたテスト)。それでも非常に良好な性能だ。やはり210mmの端や四隅はかなり甘い。
  • 中央シャープネスは210mmの絞り開放を除いて見事な結果だ。210mmの四隅は絞っても中央ほどではない。
  • smc PENTAX-DA★60-250mmF4ED[IF] SDM」との比較
    ・70mm中央シャープネスに大きな差はないが、70-210mmが少し優れている。
    ・フレーム端はほぼ同じだが。四隅は60-250mm F4のほうが遥かに優れている。
    ・210mmの中央は70-210mmがより優れている。絞ると差は縮まる。
    ・フレーム端は60-250mmがよりシャープだ。
    ・四隅は区別がつかない画質である。
  • 60-250mm F4はフォーカスブリージングで悪名高いが、70-210mm F4の70mmはさらに目立つフォーカスブリージングが発生する。210mm時は似たような影響度合いだ。
  • 周辺減光
    ・APS-C:135mmを除いて減光はほとんど目立たない。
    ・フルサイズ:すべての焦点距離におけるF4で目立つ減光が発生する。
    ・70mmではF5.6まで、210mmではF8まで絞る必要がある。
    ・未補正の状態だと平均値より大きな影響がある。
  • 9枚羽根の魅力的な玉ボケだ。その一方、後ボケは思ったよりも騒がしい。
  • 逆光耐性
    ・光源が中央にあるとフレアやゴーストは目立たない。
    ・フレーム端に光源おくといくらかゴーストが発生する。
    ・実写ではフレアが問題となる可能性がある。
  • 倍率色収差は良好に補正されているが、210mmで目立つ。
  • 軸上色収差は良好に補正されているので、厳しい環境でも目立たない。
  • 歪曲収差はカメラ内補正が有効でも糸巻き型歪曲の傾向がある。

総評

  • スターレンズほどではないが、とても良好な作りのレンズだ。ただし、ズームリングの位置やレンズフードの仕様は残念である。
  • オートフォーカスは非常に高速であり、我々がテストしてきた中では最速クラスだ。ただそ、光学ファインダー使用時である。
  • 中央シャープネスは優れているが、端や四隅はいくらか遅れている。
  • 歪曲収差は特に悪くないが、見事な補正状態でもない。
  • 色収差は210mmを除いて問題ない。
  • 周辺減光は特にF4で目立ちやすいが、圧倒的ではなく後処理による補正が可能だ。
  • ボケはこのレンズで最も残念なポイントだ。

いくつか欠点があるものの、PENTAXのレンズラインアップで歓迎すべき新しいF4ズームレンズだ。特にAFや中央シャープネスを重視する人にとって魅力的な選択肢となるだろう。

長所:ファインダー使用時に高速AF・フォーカスリミッター・優れた中央シャープネス・小型軽量・確かなビルドクオリティ・心地よい発色とコントラスト・APS-Cで周辺減光が少ない・最短撮影距離

短所:フルサイズで目立つ周辺減光・色収差・逆光耐性・歪曲収差・210mm時の光学性能・ボケが騒がしい場合がある

PENTAX FORUMS:HD Pentax-D FA 70-210mm F4 ED SDM WR

ePHOTOzine

Pentax HD Pentax-D FA 70-210mm f/4 ED SDM WR Review

  • 第一印象は「ハイクオリティなプラスチック外装」と「滑らかな操作性」、「優れた仕上がり」の非常に良好なレンズだ。
  • しっかりとした花形レンズフードは固定すると緩む兆候は見られない。
  • 重量は819g、フード装着で859gだ。「HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8 ED DC AW」と比べると半分以下の重量である。PENTAX K-1 IIとの組み合わせでバランスは良好だ。APS-Cで使うと107-322mm相当のレンズとなるが、小さなカメラボディでもバランスは取れている。
  • ズームリングはレンズ前方に配置されている。インナーズームなのでズーミングによるレンズ全長の変化はない。ズーム操作は滑らかで肯定的なものだ。
  • 最大撮影倍率が0.32倍、最短撮影距離が0.95mなので、接写しやすいレンズだ。
  • オートフォーカスは静かで高速、従来のSDMと比べると大きな進化だ。
  • 14群20枚のレンズ構成だ。前玉にはSPコーティングが施されているので、水や埃を弾はじく。
  • 絞り羽根は9枚の円形絞りで、F4からF9.5まで円形を保っている。電磁絞りとなっているので、古いKマウントボディでは絞ることが出来ない可能性もある。
  • シャープネス 70mm
    ・中央:F4-F22(very good)/F32(fair)
    ・端:F4-F16(very good)/F22(good)/F32(fair)
  • シャープネス 100mm
    ・中央:F4-F22(very good)/F32(good)
    ・端:F4-F16(very good)/F22(good)/F32(fair)
  • シャープネス 135mm
    ・中央:F4-F16(very good)/F22(good)/F32(fair)
    ・端:F4-F5.6(good)/F8-F11(very good)/F16-F22(good)/F32(fair)
  • シャープネス 200mm
    ・中央:F4(good)/F8-F16(very good),F22(good),F32(fair)
    ・端:F4(fair)/F5.6-F8(good)/F11(very good)/F16(good)/F22-F32(fair)
  • シャープネス性能はF2.8ズームとよく似ており、隅から隅まで均質な性能は注目に値する。過去最高では無いものの、非常に優れたレンズだ。
  • 色収差の補正はとても良好だ。フレーム端はいくらか目に付くものの、多くのズームレンズより遥かに良好だ。
  • 歪曲収差は70mmでー1.18%の樽型、100mmで+0.38%の糸巻き型、135mmで+1.11%の糸巻き型、210mmで+1.57%の糸巻き型だ。
  • ボケはとても滑らかだ。
  • 逆光耐性はとても良好で厳しい環境でフレアの兆候は見られない。
  • 周辺減光は控えめで大部分のシチュエーションで目立たない。

F4と明るいズームレンズでは無いが、カメラの高感度ISO性能が優れているので問題とならないだろう。★F2.8ズームは優れたパフォーマンスのレンズだが、このF4ズームは大きく見劣りしない性能だ。強くおススメできるレンズである。

長所:とても良好なシャープネス・低色収差・穏やかな周辺減光・低歪曲・信頼できるAF・簡易防滴・滑らかなボケ・F2.8の半分程度の重量・優れた逆光耐性・手ごろな価格設定

短所:F4・望遠側でフレーム端のシャープネスが低下する

ePHOTOzine:Pentax HD Pentax-D FA 70-210mm f/4 ED SDM WR Review

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