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HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-07-09:海外で正式発表されました。(国内でも正式発表されました)
  • 2019-07-08:発売予定日は7月26日、販売価格は量販店で「税込67,500円」とのこと。
  • 2019-07-05:近日中に「HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED」が正式発表されると噂が出回っているので専用ページを作成しました。

レンズデータ

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

焦点距離 10-17mm
開放絞り F3.5-4.5
最小絞り F22-32
レンズ構成 8群10枚
画角(対角) 180-100°
(ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時)
マウントタイプ KAF
最短撮影距離 0.14m
最大撮影倍率 0.39倍
フィルター径 なし
光量調節方式 完全自動絞り
絞り羽根枚数 6枚
絞りリング なし
三脚座 なし
レンズフード PH-RBA60(付属)
レンズキャップ O-LW70A (付属)
レンズケース S80-120 (付属)
最大径x長さ 約67.5mm x 約70mm
質量(重さ) 約317g (フード付:約323g)
使用温度 -10?40℃
使用湿度 85%以下(結露しないこと)
同梱アクセサリー レンズフードPH-RBA60、
レンズキャップ O-LW70A、
レンズマウントキャップK、
レンズケース S80-120
その他 HDコーティング
SP(Super Protect)コーティング
クイックシフト・フォーカス・システム (QFS/A)

MTFチャート

レンズ構成図

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海外の評価

PENTAX FORUMS

良好な逆光耐性

  • 2006年にペンタックスがリリースしたDA魚眼レンズ「smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5ED[IF]」のリニューアルだ。smc版はユーザーからの評価の平均値が8.93と好評なレンズだ。
  • 新モデルではHDコーティングや脱着可能なレンズフードに置き換えられている。レンズフードを外すことでフルサイズ用の円周/対角魚眼ズームとなる。
  • 同梱品
    ・レンズ本体
    ・レンズフード
    ・フロントキャップ
    ・リアキャップ
    ・ソフトケース
    ・保証書・説明書
  • 出目金レンズとなっているので円形フィルターは装着できない。
  • レンズキャップは金属製だ。レンズフードと一体化するため、レンズフードごとキャップを取り外すことが出来る。
  • レンズ本体の外装はプラスチックだ。驚くほど軽量だが、ビルドクオリティは安っぽい感じがしない。ここ最近のDAレンズと同じクオリティだ。唯一指摘する部分があるとすれば、レンズ名のラベルが安っぽく見える。
  • ズームリングの回転量は約90度で程よい抵抗量を持つ。10mmで内筒が少し伸び、17mmでさらに少し伸びる。
  • フォーカスリングの回転量は約90度で期待通りに動作する。クイックシフトフォーカスに対応している。回転角の大部分は0.14?0.5mをカバーしている。
  • レンズは防塵防滴に対応していない。
  • オートフォーカスは従来通りスクリュードライブ方式だ。駆動音は静かと言えないが、古いカメラとの互換性が高い。インナーフォーカス式だが、AF動作時にフォーカスリングが勝手に回転する。
  • フルサイズに装着すると”ほぼ”円周魚眼のイメージサークルとなる。
  • 色とコントラストは豊富で美しい。K-3と組み合わせて露出は正常だ。
  • 光条は予想していたよりも優れている。
  • シャープネス:K-3
    ・10mm:絞り開放から既に良好な中央解像だ。F4まで絞るとさらに改善し、F11まで優れたパフォーマンスを発揮する。F16でも依然として非常に良好だ。F22まで絞っても実用的な画質である。端や四隅は中央ほどでは無いが似たような結果となる。
    ・14mm:絞り開放から十分良好な中央解像だが、F5.6まで絞ると目に見える改善がある。F11で回折の影響を受けるまでそのままだ。端や四隅は決してシャープとは言えず、10mmとは明らかに差がある。F8まで絞ることで最良の結果を得ることが可能だ。
    ・17mm:中央と端/四隅の差は劇的だ。中央はF11まで高解像だが、端で同様の結果を得ることは出来ない。F11まで絞ると最良の結果となる。
    ・中央シャープネスは焦点距離全域で見事な結果だ。四隅や端は焦点距離が長くなる程悪化する。
  • 周辺減光は10mm側で目立つが、歪曲収差が大きいので気が付きにくいはずだ。
  • ボケ量は小さいが、描写は良好だ。後ボケは騒がしく無い。
  • 逆光耐性
    ・中央:完璧では無いが、あまり気にならない影響度合いだ。HDコーティングがいい仕事をしている。ゴーストは小さくコントラストの損失は少ない。
    ・端:中央と同じくフレア・ゴーストはどちらも目立たない。
  • 色収差は広角側で目立ちやすい。絞り値全域でパープルフリンジが目に付く。
  • 歪曲収差は10mmで35%、14mmで16%、17mmで9%だ。

HDコーティングや脱着可能なレンズフードなど有用性が高まったリニューアルモデルだ。光学特性はsmc版と似ているが、コーティングにより逆光耐性が高まっている。レンズフードを取り外すことができるのでフルサイズ用として使うのも良いだろう。

長所:小型軽量・魚眼効果・全域で優れた中央シャープネス・良好なボケ・フルサイズ時にほぼ円周魚眼・高速AF・良好な逆光耐性・色収差なし・良好な光条

短所:大きな周辺減光・絞り値全域でパープルフリンジ・長焦点時の四隅がソフト

PENTAX FORUMS:HD Pentax-DA Fish-eye 10-17mm F3.5-4.5

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