2020年6月18日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。光路を折り返したコンパクトな電子ファインダー用光学系の技術を取り扱っている模様。EOS Mシリーズで導入すると面白そうですねえ。
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- 【公開番号】特開2020-95073(P2020-95073A)
- 【公開日】2020年6月18日
- 【発明の名称】観察光学系及びそれを有する観察装置
- 【出願日】2018年12月10日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】高い光学性能を有しつつ広視野で、全系の薄型化が容易な観察光学系を得ること。
- 【解決手段】画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、観察面側から画像表示面側へ順に、第1の半透過面を含む第1の光学素子、観察面側が凹形状で第2の半透過面を含む第2の光学素子、第3の光学素子、第4の光学素子を有し、前記第2の光学素子より画像表示面側に配置されている少なくとも1つの光学素子は、非球面を有する樹脂レンズより構成されていることを特徴とする。
- 【発明の効果】
本発明によれば、高い光学性能を有しつつ広視野で、全系の薄型化が容易な観察光学系が得られる。
部分的に光路を折り返すことで薄型光学系を実現しつつ、広い視野を確保できるファインダー光学系の特許出願となっているようです。一般的なファインダーと比べてかなりコンパクトな光学系となっているように見えます。ボディサイズが大きいEOS Rシリーズで必須の光学系とは言えませんが、小型軽量なEOS Mシリーズ、特にEOS Kiss Mのようなカメラボディで役に立つ技術と言えるかもしれませんね。実際にこのような光学系を実用化するのかは今のところ不明。(Powershot G5 X Mark IIIのようなコンパクトデジタルカメラ用ファインダーにも活かせそうですね)
話は逸れますが、そろそろEOS Kiss Mの後継モデルに期待したいところですねえ。最新3250万画素センサーやEOS Rで培ったボディ内手ぶれ補正を導入したEOS Mシリーズを見てみたいものです。
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