2020年1月30日付けでニコンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-16679(P2020-16679A)
- 【公開日】令和2年1月30日(2020.1.30)
- 【発明の名称】光学系、光学機器、光学系の製造方法
- 【出願日】平成30年7月23日(2018.7.23)
- 【出願人】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン- 【課題】合焦領域全体にわたり諸収差、特に色収差の変動を抑えた小型軽量な合焦群を備えた光学系、光学装置及び光学系の製造方法を提供する。
- 第1実施例では両凹負レンズL21が条件式(1)、(2)を満足する特定レンズであり、この特定レンズの硝材は単結晶であるサファイアから構成されており、光学軸が光学系の光軸と同一方向となるように構成されている。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 82.45 82.46 F値 1.97 1.84 半画角 14.5 14.5 像高 21.60 21.60 全長 110.03 110.02 BF 18.06 18.00
現行の「NIKKOR Z 85mm f/1.8 S」とは異なるレンズ構成であり、一部特殊レンズに単結晶サファイアの使用を想定している模様。フォーカスレンズの軽量化を意図しているみたいですね。駆動方式はZ 85mm F1.8 Sと同じマルチフォーカス式。
これが実用化されるのか不明ですが、今後「SRレンズ」に続く新しい特殊レンズを使った小型軽量なNIKKOR Zレンズを検討しているのかもしれません。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン フルサイズ対応「21mm F8」「26mm F8」光学系の特許出願
- SmallRig が LUMIX S1RII 用ケージの販売開始
- キヤノン 樹脂レンズ使用の光学系「28-105mm F4」「24-35mm F2」に関する特許出願
- コシナ ミラーレス向け「50mm F1.4」「50mm F1.5」光学系の特許出願
- 富士フイルム「伸びる50-135mm F2.8」「18-135mm F3.5-5.6」「18-300mm F3.5-6.3」光学系の特許出願
- ニコン 「85-135mm F1.8-2.8」を想定したような光学系の特許出願
- タムロン「200-800mm F6.7」「200-600mm F5.6」を想定したような特許出願
- キヤノン「20mm F1.4」「24mm F1.4」「28mm F1.4」光学系の特許出願
- キヤノン 魚眼レンズと歪曲を抑えるリアコンバージョンレンズに関する特許出願
- キヤノン 電動制御を意識したインナーズーム式の広角レンズ光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。